トニックウォーターはカクテルによく使われる割り材として有名です。 皆さんご存じのジントニックはジンをトニックウォーターで割ったカクテルです。
トニックウォーターの誕生は18世紀イギリスと言われています。当時イギリスは多くの植民地を保有していました、イギリスから遠く離れたその熱帯地方ではマラリアが発生し、その予防( 特効薬 )として目を付けたのが「 キナの樹皮 」でした。そのキナの樹皮を精製した成分をキニーネと呼び、そのキニーネ、香草、レモンやライムなどの果皮のエキス、そして炭酸水に混ぜ合わせました。 こうしてできたのがイギリスで最古の清涼飲料水トニックウォーターです、トニックウォーターの独特の苦みは、このキニーネが元になっています。その後イギリスの将校らが自国のジンとキニーネの予防飲料水を一緒に飲むようになり、ジントニックが誕生したと言われています。
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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
ファンタスティック・レマン ( 日本酒ベース + リキュール ) Recipe no.044
1981年、国際バーテンダー協会が主催の世界カクテルフェスティバル・スイス開催の日本代表カクテルです。 創作者は日本バーテンダーの先駆者でもある「 上田 和男 」さんで、このカクテルで銀賞を受賞しました。スイスの幻想的なの湖「 レマン湖 」をイメージし、グラスの底にブルーのグラデーションをつくり美しいカクテルです。味は、日本酒の癖がなく、スッキリしていて甘さと爽やかさのバランスが絶妙なカクテルです。


ウォッカ・トニック ( ウォッカベース ) Recipe no.076
ウォッカのトニックウォーター割りというとってもシンプルなカクテルです。 ジン・トニックのウォッカ版とでも言います。ただウォッカはジンの様に香りや風味などが少ない製法なため、ライムカットが味の決め手になります。 お好みでレモンに変えるのもいいかもしれません。他にもウォッカをフレーバード・ウォッカに変えると、レモン、オレンジ、ライムといった様々な風味のウォッカを楽しむことができるので、ぜひお試しください。
アマレット・スプモーニ ( リキュールベース + グレープフルーツジュース ) Recipe no.135
通常のスプモーニのベースであるカンパリ( ハーブ系リキュール )を、杏の核を使用し、アーモンドの甘い香りが特徴のアマレットに変更したカクテルです。アマレットの強い甘みは、グレープフルーツジュースの苦みと酸味が和らげ、それらをパンチと爽快感のあるトニックウォーターで割ることにより、甘み、酸味、苦み、爽快感と多くの飲みやすい要素を兼ね備えたカクテルです。
ウィスキー・トニック ( ウィスキーベース ) Recipe no.163
ウィスキーのトニックウォーター割りというシンプルなレシピ。 ウィスキーの芳醇な香りとトニックウォーターほのかな苦み、喉越しがマッチしたカクテル。 日本ではウィスキーをソーダで割るウィスキーハイボールが主流となっていますが、このトニックウォーター割りもソーダにはないほろ苦さの存在がカクテルにパンチを与えてくれますので、かなりおすすめです。
おすすめのトニックウォーター
お家でカクテルをつくるのであれば、栓を強くしても、新しいものと比べて炭酸は多少抜けています。なので、使いきりサイズが断然おすすめです。