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ラム ベース

ラム・クーラー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ソーダ )

今回紹介した「 ラム・クーラー 」とは、サトウキビを原料としたスピリッツのラム酒をベースに、酸味を加えて炭酸で割った クーラースタイル のカクテルです。世界4大スピリッツのひとつであるラム、殆どがカリブ海周辺の国々で生産さているからか、トロピカル・カクテルによく使われています。 そのラムをベースに、柑橘系酸味のライムジュースを加え、炭酸水で割り、アクセントにザクロやベリーなどを使ったグレナデンシロップをアクセントに加えたレシピで、ラムとライムジュースのサッパリとした口当たりの中に、ほのかにグレナデンシロップの甘味が感じられるシンプルで爽やかなカクテルです。

ラムバック( スージーテイラー )|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ラム・レモンジュース・ジンジャーエール )

今回紹介した「 スージー・テイラー 」とは、1861年~1865年に起こったアメリカ南北戦争の最中、アフリカ系アメリカ人初めての看護婦として知られるスージー・キング・テイラーが由来のカクテルです。サトウキビを原料としたスピリッツのラムをベースに、柑橘系酸味のレモンジュースを加え、ジンジャーエールで割ったシンプルなレシピで、ラムの飲みごたえ、ジンジャーエールの辛味と炭酸の爽快感を味わいながら、アクセントのレモンジュースが爽やかさをアップさせ、飲みやすく何杯も飲めてしまうテイストになっている一品です。

ゴールデンゲート|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ダークラム・ドライジン・カカオリキュール・レモンジュース )

カクテル名「 ゴールデン・ゲート 」とは、アメリカ西海岸にあるカリフォルニア州・サンフランシスコ湾と太平洋をつなぐ海峡の名前です。カクテルはサトウキビを使って造られたラムにカラメル着色や熟成などを行い甘味とコクなどを加えたダークラムをベースに、辛口とキレのドライジン、チョコレートの香りがするカカオ・リキュール、柑橘系酸味のレモンジュースを合わせ、カクテルには珍しい生姜汁をアクセントに加えたレシピで、ダークラムとカカオリキュールという甘味があるものを使ってはいますが、ドライジンとレモンジュースの存在が爽やかにしています。重みのある甘味の中に爽やかさと、微かにツンッとくる生姜の香りが印象的なカクテルです。

ラム・オールドファッションド|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ロックスタイル )

「 オールド・ファッションド 」というカクテルがあり、今回紹介したカクテルはそのカクテルから派生したバリエーションです。ベースのバーボン・ウィスキーをラムに変えること以外は全く同じです。 ベースを変えることによりバーボン特有の力強い芳醇さはないものの、ラム特有の香りやフレッシュさがあり、本家よりも爽やかに飲むことができます。

エアメール|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・レモンジュース・蜂蜜 )

名前の由来はそのままエアメールから来ているそうです。カクテル自体は、サトウキビを原料にしたラムをベースに、柑橘系酸味のライムジュース、コクのある甘味の蜂蜜を混ぜ合わせ、それらをスパークリングワインで割ったレシピで、ほのかな甘味と酸味を爽快感あるスパークリングワインで飲むという爽やかさが最大の特徴のカクテルです。 簡単に言うと、甘酸っぱい炭酸カクテルといった一品です。

ジャングルバード|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ダークラム・カンパリ・パインジュース・ライムジュース )

ジャングルバードは、1973年にマレーシアの首都クアランプールにあるヒルトン・ホテルのBARで誕生したと言われています。 はじめはホテルへのお客様の為にウェルカム・ドリンクとして、鳥の形をした磁器のカップで提供していたそうです。カクテルの特徴は、ダークラムの飲みごたえとカラメル風の甘味をベースに、ハーブ香とクセになる苦味が特徴のカンパリと、柑橘系酸味のライムジュースに、甘酸っぱいパインジュースを加えたレシピで、ダークラムの甘味とパインジュースがトロピカルの雰囲気を醸し出し、ライムジュースの酸味が爽やかさを出し、カンパリの苦味と香りがアクセントになって、個性的なカクテルにしています。

カイピリッシマ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ライム )

今回紹介した「 カイピリッシマ 」はカシャッサをラムに変えたカイピリーニャから派生したバリエーション・カクテルです。ただカシャッサはラムと同じようにサトウキビから造り出したお酒のため、あまり違いは感じられません。 今回紹介したレシピではホワイトラムと記載しましたが、これをゴールドラムに変えてみると、まろやかさやコクなどが生まれるので、そちらも試してみることをおすすめします。ラムのクリアな飲みごたえにライムの酸味と砂糖の甘味を加えたレシピで、その甘味を感じる酸味が爽やかさを生み出し、クラッシュ・ド・アイスの冷たさが相まって、暑い日などにはおすすめできるカクテルです。

ティ・パンチ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ライム )

ティパンチとは、西インド諸島周辺の言葉で「 小さなパンチ 」という意味です。 このパンチとは拳で殴るパンチではなく、パンチ・スタイルのことを指しています。本来パンチ・スタイルとはボウルなどに果実やお酒などの材料を混ぜて作るスタイルで、今回のカクテルは「 グラスのような小さな容器のパンチ 」という意味です。ラムの飲みごたえをライムの酸味がサッパリとさせ、シュガーシロップの甘味が全体をまとめて飲みやすくしている爽やかなカクテルです。

ゾンビ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・アプリコットブランデー・オレンジジュース・パインジュース・グレナデンシロップ )

ホワイト、ゴールド、ダークの3種類のラムをベースに使うという珍しいカクテルです。 名前の由来は「 死者もこれを飲めば再び起き上がるほど強いカクテル 」ということからゾンビと名前が付いたそうです。 カクテルは3種類のラムをベースに杏のリキュールであるアプリコット・ブランデー、酸味のレモンジュース、フルーティーな甘味のオレンジジュースとパインジュースを合わせたレシピで、ダーク・ラム、アプリコット・ブランデーの甘味と果実類の甘酸っぱさがフレッシュさを感じさせるため、アルコール度数の高さを感じさせないカクテルになっていますが、飲み過ぎには注意しましょう。

ペインキラー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・オレンジジュース・パインジュース・ココナッツミルク )

カクテルペインキラーとは、英語表記で Painkiller。 日本語にすると「 鎮痛剤 」のことです。 カクテルの歴史を見ると、はじめは薬用で飲まれたものが多いですが、薬の名前がそのままカクテル名になっているのは珍しいです。カラメル風の甘味のダーク・ラム、フルーティーな甘味と甘酸っぱさがあるオレンジジュースとパイナップルジュース、コクと南国の雰囲気を一気に高めるココナッツ・ミルクを使います。 カクテルの特徴は、なんといってもパイナップルジュースとココナッツ・ミルクのトロピカル感。 甘味、酸味、コクがバランスよく混ざり合い、ココナッツとフルーティーな香りを同時に感じながら、飲みごたえもしっかりとあるカクテルです。