ジントニック|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ジンのトニックウォーター割り )

レシピ

材料
  • ジン・・・・・・・・・・・・・・45ml
  • トニックウォーター・・・・・・・Full
  • ライムカット・・・・・・・・・・1個

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスは、コリンズグラス をおすすめします。 他には タンブラーグラス でもO.Kです。

  • Step 1 = グラスに氷を入れ、ライムカットを少し絞りグラスへ入れます。
  • Step 2 = ジン、トニックウォーターを入れ、軽く ビルド します。

アルコール% = 10%前後

歴史・由来・特徴・感想

歴史・由来

17世紀にイギリスとオランダが東アジア(主にインドやインドネシア )の覇権争いを起こしていました。 その時代のインドやインドネシアはマラニアが流行っており、その地に駐在していた兵士がマラニアで命を落とすことが多かったのです。すでにマラニアにはキナという植物を精製したキニーネが有効だと発見されていたため、それを飲むことで犠牲者を減らすことに成功していました。 しかしキニーネは非常に苦く飲みにくいもので、現地では砂糖や炭酸水を加えて飲んでいたそうです。

そこに薬用酒として広く知れ渡っていた「 ジェネヴァ 」を混ぜて飲むと苦みが消え、美味しいということで広く知れ渡るようになりました。 ジェネヴァとは現在のジンの事です、これがジントニックの誕生です。

その後第2次世界大戦後、イギリスを中心に世界に広く知れ渡り、現在ではカクテルの定番として存在しています。

特徴・感想

ジントニックは、シンプルで奥深いカクテルです。 ロングカクテルの中では一番の定番で、一番有名なカクテルです。

サッパリとした爽快感とジン独特の香りが何杯でも飲めてしまうカクテルです。

BARによって様々な飲み方や作り方がありますが、ご自宅でできる一手間は、ライムカットをグラスの縁に滑らせることです。最初の一口目、二口目、と違う味を楽しめます。 ぜひお試しください。

ベースのお酒 ドライ・ジン

ドライ・ジンの歴史

ジンの原型となる「 ジュネヴァ 」は現在のオランダ・ベルギーで誕生しました。 最初薬用酒としてこの世に生まれたジェネヴァは、ジェニパーベリーの良い香りが人気の原因となり、オランダ国民に深く浸透します。 その後イギリスに持ち込まれたジンは、イギリス国内でも人気を博し、18世紀には歴史上最高のジン消費量を記録します。 ジンのおかげで税収も増えますが、それと同時にアルコール中毒や犯罪をも増加させ、一時死亡率が出生率を超えてしまうほどの社会問題に発展してしまいます。後にこの時代を「 狂気のジン時代 」と呼ぶようになります。

19世紀に入ると、連続式蒸留器の開発により、それまでの雑味を砂糖や大量のボタニカルで隠す必要がなくなり、クリーンで上質なジンが製造可能となります。現在のドライ・ジンの製法はこの時に確立します。

そしてジンは海を渡り、アメリカへと伝わると、やはりそこでも人気を得て、それまでとは違いカクテルベースとして使用されるようになり、世界中で飲まれるようになりました。

これらが「 ジンはオランダで生まれ、イギリスが育み、アメリカが輝かせた 」という言葉が生まれた原型です。

※ ドライ・ジンの誕生・歴史は ⇒ コチラ

ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け
  • Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
  • Step 2 = バースプーンを上記写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
  • Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
  • Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
  • Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

※ バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

今回使用するグラス

コリンズグラス

背の高い円柱形の細いグラス。 別名トールグラス・チムニーグラスとも呼ばれます。

カクテル「 ジョン・コリンズ 」が名前の由来で、細長いのは、炭酸を抜けにくくするためにこの形になっている。

容量 270ml ~ 360mlくらいが一般的。

タンブラーグラス

カクテルグラスの中でも最も一般的に使われているグラスです。

タンブラーとは「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜きコップにしたことからこの名前が付いたそうです。

容量は他のグラスよりも種類が多く、180ml~300mlが一般的に使われています。

※ グラス 紹介ページは ⇒ コチラ