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ショート・カクテル

キス・イン・ザ・ダーク|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・ドライベルモット・チェリーブランデー )

由来や誕生の時期などは不明なですが、古くからあるジンベースの定番カクテルです。ネーミングをそのまま訳すると「 暗闇の中でのキス 」という名前で、なんともロマンチックというかセクシーといったネーミングです。辛口とキレのドライジンをベースに、何十種類ものハーブを使ったフレーバー・ド・ワインのドライ・ベルモットという定番の組み合わせに、サクランボとブランデーからつくり出したリキュールのチェリー・ブランデーの甘味を加えたレシピで、全体的にチェリー・ブランデーの甘味と香りを感じながらも、ベルモットの風味がカクテル全体を複雑で絶妙な美味しさに仕上げている一品です。

上 海|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・アニゼット・レモンジュース )

今回紹介した「 上海 」とは中国の5大都市や3大都市に必ず入る都市上海を由来とするカクテルです。サトウキビからつくられるスピリッツのホワイトラムをベースに、アニスの香りと甘味が特徴のリキュール、アニゼットと、柑橘系酸味のレモンジュースを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をアクセントに加えたレシピで、全体的にアニゼットの風味が強く感じられ、東洋のエキゾチックな雰囲気を演出しているそうで、爽やかながらも酸味やハーブ香を感じられる一品です。

カンパリネット|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・カンパリ・スイートベルモット )

キレがあるドライ感が特徴のドライジンをベースに、クセになる苦味を持つリキュールのカンパリと、ニガヨモギを中心に何十種類ものハーブやスパイスを白ワインに漬け込み、甘味を加えてつくられたスイート・ベルモットを合わせたレシピで、ネーミングはイタリアを代表するビター&ハーブ系リキュールの「 カンパリ 」が前面に出てはいますが、ベースのお酒はジンになります。ベースのお酒はジンですが、飲んでみるとカンパリの苦味と香りが前面に出ており、カンパリとの相性が良いスイート・ベルモットの甘味がカンパリを後押ししていて、その全体を文字通りジンが土台となっているカクテルです。

サーフライダー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・スイートベルモット )

他のスピリッツに比べて多い蒸留回数と特殊な濾過方法で、クリアさとガツンとくるアルコール感があるウォッカをベースに、ニガヨモギを中心としたハーブ類やスパイスを何十種類も用い、ワインに漬け込み甘味を加えたスイート・ベルモットを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )と柑橘系酸味のレモンジュースをアクセントに加えたレシピで、爽やかながらハーブの香りと少しの甘味を感じられる一品です。 アクセントのレモンジュースの酸味が全ての材料を整えているのが印象的なカクテルです。

カルーソー|カクテルレシピ・作り方・由来・特徴を解説( ドライジン・グリーンミントリキュール・ドライベルモット )

カクテル「 カルーソー 」の名前は、1800年後半から1900年前半に活躍したオペラ史上で外すことのできないテノール歌手です。 「 千の風になって 」を歌っている「 秋川 雅史 」さんが記憶に新しいテノール歌手です。カクテルの特徴は、ドライジンのキレをベースに、爽快感のグリーンミント・リキュールとハーブの香りとドライ感が特徴のドライ・ベルモットを合わせたレシピで、カルーソーの歌声のように、ミントの突き抜けるような爽快感とどっしりとしたアルコール感が特徴的なカクテルです。

カフェ・ド・パリ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・卵白 )

ドライジンのキレのある飲み口に、卵白のまろやかさを合わせ、少量の生クリームとアニスを使ったリキュールであるアニゼットをアクセントに加えたレシピで、全体的にアニゼットの香りを微かにに感じながら、卵白と少量の生クリームがまろやかさとコクを生んでいるカクテルです。 飲みやすく口当たりも良いですが、殆どの量をドライジンが占めているため、飲みごたえとアルコール度数の高さもあるので、ゆっくりと味わいながら飲みましょう。

ベルモット・キュラソー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライベルモット・オレンジキュラソー )

今回紹介したベルモット・キュラソーはその名前の通り白ワインにニガヨモギを中心とした何種類ものハーブなどを漬け込んでつくられたフレーバー・ド・ワインのベルモットと、オレンジの果皮をスピリッツに漬けこみ、糖分を加えたオレンジキュラソーを合わせたレシピで、使うベルモットはドライなので、辛口さとハーブ香が際立ち、その中でオレンジキュラソーの甘味が生かされているカクテルです。少ない材料でシンプルながらも、はっきりとしたテイストに奥深さも少し感じられる魅力的な一品です。

シャンゼリゼ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・シャルトリューズ・レモンジュース )

今回紹介したカクテルシャンゼリゼとは、フランス・パリにある大通りのことで、幅70m、長さおよそ3kmにおよぶパリ市内で最も美しい通りとされています。ブランデーの芳醇な香りに、ハチミツとハーブの香りが特徴のシャルトリューズ・イエロー、柑橘系酸味のレモンジュースを合わせ、アクセントにアンゴスチュラビターズを加えたレシピで、芳醇でハーブ香を感じながら甘味と酸味のバランスも良い上品で華のあるカクテルです。

ケリーブルー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・ドライベルモット・ブルーキュラソー )

ケリーブルーとはアイルランド・ケリー州産の、アイルランドの正式な国犬指定されている犬種で、正式名を「 ケリーブルー・テリア Kerry blue Terrier 」と呼びます。カクテルの方は、そんなケリーブルー・テリアのブルーな毛色をモチーフに考案されたカクテルと言われており、アイルランド産のウィスキー、アイリッシュ・ウィスキーをベースに、青色のリキュール、ブルーキュラソーを加え、アクセントにハーブを使って造られたフレーバード・ワインのドライベルモットと、オレンジビターを合わせたレシピです。ベースのアイリッシュ・ウィスキーの香りやテイストに、甘味と爽やかさが加わったカクテルです。口当たりが良く、ドライベルモットが全体を飲みやすく変えている一品です。

グラッドアイ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ペルノ・ミントリキュール )

「 グラッドアイ Glad eye 」とは英語表記であり、日本語にすると「 色目を使う 」という意味だそうです。カクテルの内容は、アニスを主軸に様々なハーブ類を使って造られたハーブ系リキュールのペルノをベースに、甘味と爽快感が最大の特徴であるグリーンミント・リキュールを合わせたシンプルなレシピです。 全体的にグリーンミントの突き抜けるような爽快感が強く感じられますが、その中にペルノ特有の香りとスッキリとした味わいが感じられるカクテルです。