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グラスから漂う、温かみのあるアーモンドの香り。しかしそれは、美しい思い違いです。多くのアマレットには、アーモンドはほとんど使われておらず、たまたま同じような香りを持つビターアプリコットの種が主役なのです。
名前にも同じ仕掛けが隠れています。アマレッティ・クッキーが由来だと思われがちですが、実はどちらも別々に、イタリア語で「苦い」を意味する「アマーロ」に行き着きます。種のかすかな苦みを表した名前です。
蒸留ではなく、浸漬とブレンド、そして熟成によって作られるこの苦みこそが、アマレットの本質です。今夜、その甘さの奥に隠れた苦い秘密を、味わってみてください。
アマレット とは?

Photo|イタリアのお菓子 アマレッティ
アマレットは、イタリア原産のリキュールです。アーモンドのような香りがしますが、実はアーモンドのリキュールというわけではなく、多くの銘柄では杏の種(核)が主原料。種子系リキュールに分類されます(銘柄によってはアーモンドも併用されます)。
世界中のほとんどのBARに置いてあるほど定番の存在ですが、そのままロックで飲まれることは少なく、果実ジュースやソーダなどで割るか、カクテルの引き立て役として使われることが多い一本です。
アルコール度数はおよそ21〜28%。名前は写真のお菓子「アマレッティ」の香りに似ているからだと思われがちですが、実際は両方ともイタリア語の「アマーロ(苦い)」から派生した言葉です。バーでお客様に話すと、ちょっとした驚きの顔をされる豆知識のひとつです。
※ IDを指定してください。誕生と歴史

Photo|ベルナルディーノ・ルイーニ作・聖母マリアの結婚
16世紀前半、イタリア北部サローノの教会で、聖母マリアを描いたフレスコ画の制作依頼が出されます。任されたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子筋にあたり、数々の宗教画で知られる画家ベルナルディーノ・ルイーニでした。制作のためサローノに滞在中、ルイーニはある宿に泊まります。
伝説によれば、その宿の女主人はとても美しく、ルイーニは聖母マリア像のモデルとして彼女を起用。制作を通じて二人は親しくなり、絵が完成する頃にはルイーニは彼女に心を寄せていたといいます。
お礼として、女主人は杏の種を果実やハーブと合わせて手作りしたリキュールをルイーニに贈りました。これが後のアマレットの原型になったと広く語られています——ただし、これはあくまで「伝説」として伝わる話であり、史実として確定したものではないことは先に断っておきます。ディサローノ社自身も、この話を「伝説」として紹介しています。
1900年代初頭、この逸話を耳にした人物がレシピを再現。香りがアマレッティ(お菓子)によく似ていたことから「アマレット」と名付け、販売を開始しました。製法は現在までほとんど変わっていないとされています。
現在、アマレットには複数の銘柄がありますが、この誕生秘話と直接結びつくのが「ディサローノ」です。日本ではサントリーが販売元となっています。バーテンダーとしての実感を言えば、真偽はともかく、これほどロマンチックな誕生秘話を持つリキュールは珍しく、お客様に話すと必ず喜ばれる鉄板ネタです。
ルイーニ自身の記録はあまり残っておらず、女主人と結婚したかどうかは分かっていません。ただ、彼には複数の息子がいたことは分かっており、その一人アウレリオ・ルイーニも優れた画家として名を残しています。またルイーニの最期はミラノだったという記録も残っており、この逸話にわずかながら真実味を感じさせる手がかりとなっています。
アマレットの原料

Photo|アーモンド
アマレットの原料には、杏の種、アーモンド、カカオ、バニラビーンズなどが使われます。ただ意外なことに、多くの人が思い浮かべる「アーモンドの香り」は、実はアーモンドそのものからではなく、主原料である杏の核由来であることがほとんどです。
厳密には、使用されるのは苦味のある杏の核です。この苦味は欠点ではなくむしろ狙い通りのもので、実は名前の由来そのものにも表れています。「アマレット」はイタリア語の「アマーロ(苦い)」に由来する言葉です。
この杏の核を何十種類もの果実・ハーブとともに蒸留液に浸し、その後アルコールを加えて熟成させます。
アマレットの製造工程
- 抽出・・・アーモンドや杏の核から風味を引き出します。一般的にはアルコールを使い、時間をかけて香り成分を溶かし出す「浸出法」が用いられます。
- 混合・・・抽出した風味成分を糖分・スピリッツ・ハーブやスパイスと混ぜ合わせ、全体のバランスが整うよう調整します。
- 熟成・・・一部のアマレットは、風味を丸くするために数週間〜数ヶ月熟成されます。この工程により風味が一体化し、滑らかさが増します。
- ろ過・瓶詰め・・・最後に混合液をろ過して不純物を取り除き、瓶詰めして完成です。
エスプレッソマティーニからティラミスまで、私自身いろいろな場面でアマレットを使ってきましたが、この「甘さと苦さ」のバランスこそが、甘く濃厚な素材に負けずに存在感を出せる理由だと断言できます。銘柄によって甘味と苦味のバランスは意外と差があるので、いくつか飲み比べてお気に入りを見つけてみてください。
アマレットのおすすめ銘柄 5選
ブランド比較表

| ブランド/項目 | ディサローノ | トスキ | ルクサルド | ラッツァローニ | ボルス |
| 特 徴 | 高品質で世界的に有名なアマレット | 伝統的な製法を守る老舗ブランド | 老舗メーカーによるクラシックな味わい | 伝統的なビスコッティから作られる | 甘くて滑らか、使いやすいアマレット |
| 味わい | 甘くてスムーズ、バニラやキャラメルの風味 | 甘さが控えめで、ナッツの風味が強い | 甘くてリッチ、フルーティーな風味 | 独特のアーモンドビスケット風味 | アーモンドとカラメルのバランスが良い |
| 主な成分 | アプリコットの核、アーモンドエキス、バニラ | アーモンド、ハーブエキス | アーモンド、スパイス | アーモンドビスコッティ、スパイス | アーモンド、カラメル |
| カクテルへの適用 | プレミアムカクテルやデザートに最適 | さっぱりとしたカクテルやコーヒーに最適 | 濃厚なカクテルやデザートに最適 | ビスケットの風味を活かしたカクテルやデザートに最適 | 様々なカクテルやデザートに最適 |
| 詳 細 | ディサローノ ⇓ | トスキ ⇓ | ルクサルド ⇓ | ラッツァローニ ⇓ | ボルス ⇓ |
ディサローノ Disaronno

味わい・香り・特徴
グラスに注ぐと、マジパンとローストアーモンドの温かな香りに、バニラとほのかなキャラメルが重なります。甘さはしつこくなく、なめらかな口当たりとともにゆっくり広がり、余韻にはやさしいスパイスの香りが続きます。
このアーモンドのような風味の正体は、実はアーモンドそのものではなく杏の核。それでいて人工的な印象は一切なく、エレガントな甘さと奥行きのある味わいを生み出しています。琥珀色の輝きと、どのバーでも一目で分かる四角いボトルも魅力のひとつです。
誕生・歴史

Photo | イタリア・ロンバルディア州 サローノの街並み
ディサローノは、アマレットという名前の生みの親であり、世界で最も古く、最も飲まれているアマレットとされています。物語の舞台はイタリア・ロンバルディア州の小さな町サローノ。16世紀初頭、ある芸術的な出会いとお礼の気持ちから生まれたレシピが起源と伝えられています。
その味は代々受け継がれ、20世紀初頭にレイナ家がディサローノとして商品化。約100年経った今も、同じ門外不出のレシピが守られ続けています。変える必要がないほど、最初から完成されたレシピだったということでしょう。
製法・他のお酒との違い
ディサローノは、杏の核と門外不出のボタニカルをじっくりアルコールに浸し、そこにカラメルを合わせて琥珀色と丸みのある甘さを作り上げます。多くの競合銘柄と違い、アーモンドは一切使用せず、杏の核が持つ自然な香り成分だけでこの風味を実現しているのが特徴です。
ウイスキーやブランデーのような蒸留酒との一番の違いは製法そのもの。蒸留ではなく浸漬とブレンドで作られるため、果実やボタニカルの繊細な香りがそのまま活きるのが魅力です。時間をかけてじっくり仕上げる、まさに手間ひまが味に表れる一本です。
元祖にして、不動のアイコン
トスキ Toschi

味わい・香り・特徴
一口飲むとすぐに違いが分かります。多くのアマレットより甘さが控えめで、ナッツの風味が主役。ローストアーモンドの香ばしさに、ハーブやスパイスが織りなす奥深さが層になって広がります。
この甘さ控えめな設計こそが、トスキの万能さの理由です。単体の食前酒としても、デザートの引き立て役としても、そしてカクテルのベースとしても、他の材料に負けず存在感を発揮します。甘すぎるアマレットが苦手な方にこそ試してほしい一本です。
誕生・歴史

トスキの物語は1945年、イタリア・ヴィニョーラで始まります。ジャンカルロとランフランコのトスキ兄弟が、地元産チェリーをアルコールに漬け込む家庭の伝統を、事業として本格化させたのがきっかけでした。このチェリーリキュールは、後に同社の看板商品「アマレーナ・トスキ」へと成長します。
その後、くるみのリキュール「ノチェロ」をはじめとする幅広いイタリアンリキュールへと事業を拡大し、アマレットもそのラインナップに加わりました。国際的なコンペティションでも評価を重ねてきた実績は、一つのヒット商品に頼らない、堅実なものづくりの証といえます。
製法・他のお酒との違い
トスキ・アマレットは、アーモンドと杏の核をブレンドし、ハーブやスパイスとともに漬け込むことで、この銘柄ならではの奥深さを生み出しています。多くのアマレットが甘さで味を作る中、トスキは原料そのものの個性で勝負しているのが最大の違いです。
ウイスキーやジンのような蒸留酒とは製法が異なり、蒸留ではなく浸漬によってアーモンドやスパイスの自然な風味をそのまま活かしています。甘くて単調になりがちな他のアマレットと比べ、ドライでナッツ感の強いトスキは、バランス重視のバーテンダーや、食事と合わせたい方に特に人気です。
力強くナッティ、これぞトスキの個性
ルクサルド Luxardo

味わい・香り・特徴
グラスに注ぐと、まず濃厚なマジパンの香りが広がり、続いてローストアーモンドとかすかな苦味が甘さを引き締めます。奥にはバニラの香りがそっと漂い、リキュールというより上質なイタリア菓子を思わせる仕上がりです。
この苦味こそがルクサルドの真骨頂。多くのアマレットが杏の核だけに頼る中、本物のビターアーモンドを使うことで、単調な甘さではなく、より洗練された奥行きが生まれています。リッチでありながらくどくない、200年かけて磨き上げてきたバランス感覚が光る一本です。
誕生・歴史

Photo | イタリア・アドリア海に面した街
ルクサルドといえばマラスキーノリキュールの発祥ブランドとして知られ、1821年の創業以来その名声を守り続けています。ただ意外なことに、創業の地はイタリアではありませんでした。当時イタリア領だったダルマチア海岸の街ザラ(現在のクロアチア・ザダル)がその始まりです。
第二次大戦後、ザラの蒸留所を失った一家は、イタリア・ヴェネト州トレーリアへ移住し、事業をゼロから再建しました。6代にわたり家族経営を貫いてきたこの歴史こそ、アマレットを含むすべての商品に説得力を与えている理由だと思います。
製法・他のお酒との違い
ルクサルドのアマレットは、南イタリア・シチリア島産のアヴォラ産アーモンドをペースト状にしたものが核となっており、地中海でも屈指の高品質アーモンドとして知られています。蒸留後はカラマツ材の樽で8ヶ月熟成させるという、他銘柄にはあまり見られない工程を経ています。
多くの銘柄が杏の核で代用する中、本物のシチリア産アーモンドを使い、さらに熟成の手間をかけている点が、ルクサルドのアマレットが他より洗練されてくどくない理由です。時間もコストもかかる分、簡単には真似できない複雑さが生まれています。
シチリアの至宝、200年の熟成
ラッツァローニ Lazzaroni

味わい・香り・特徴
口に含むと、他とは一線を画す個性に気づきます。果実由来のアーモンド風味ではなく、本物のアマレッティクッキーそのものの、温かく香ばしい甘さが広がるのです。この「クッキー感」は最後まで続き、蜂蜜やドライアプリコットのような香りが奥行きを添えます。
真価が発揮されるのは乳製品と合わせたとき。生クリームや牛乳、エスプレッソに加えると、クッキーの風味がふわりと開き、むしろ引き立ちます。これこそ、カクテルの枠を超えてお菓子作りにも愛用される理由。ティラミスやカスタード、アイスクリームにかけるだけでも大活躍する一本です。
誕生・歴史

Photo | イタリアの菓子アマレッティ
ラッツァローニのアマレットは1851年、アマレット発祥の地とされるイタリア・サローノで、パオロ・ラッツァローニによって生み出されました。ただ意外なことに、一族の本当のルーツはさらに古く、1718年にまで遡るクッキー作りの伝統にあります。ある地元の夫婦が、訪れた枢機卿をもてなすために考案したのが始まりという言い伝えです。
このクッキーへの想いは、リキュールにもそのまま息づいています。実際、一族の子孫自身がこのアマレットを「これまでに存在した唯一の”液体クッキー”」と表現しているほど。味わってみれば、その言葉に納得できるはずです。
製法・他のお酒との違い
ラッツァローニが他のアマレットと一線を画すのは、杏の核やアーモンドではなく、自社のクッキー「アマレッティ・ディ・サローノ」そのものを原料にしている点です。このクッキーを砕いてスピリッツに3ヶ月以上漬け込み、じっくりと風味を移してからブレンド・瓶詰めします。
生の核やエッセンスから風味を作る他の多くの銘柄とは、根本的に製法が異なります。その結果、生のアーモンドというよりビスコッティそのものを思わせる味わいに仕上がり、他ブランドには真似のできない、ラッツァローニだけの個性を確立しています。
唯一無二の”液体クッキー”
ボルス Bols

Photo|画像提供 Asahi
味わい・香り・特徴
口に含むと、温かみのあるアーモンドと濃厚なカラメルが絶妙なバランスで広がります。どちらかが突出することなくなめらかにまとまっているため、そのまま飲んでも心地よく、もちろんカクテル用としても扱いやすい一本です。
このカラメル感こそがボルスらしさ。多くのアマレットがアーモンドの甘さ一辺倒になりがちな中、ボルスはトフィーを思わせる深みを加えながらも、後味はすっきりまとまっています。400年以上リキュールを作り続けてきたメーカーだからこそ出せる、絶妙なさじ加減です。
誕生・歴史

Photo | オランダの港町
意外に思われるかもしれませんが、世界屈指の知名度を誇るこのアマレットを作るボルスは、実はイタリアのブランドではありません。1575年にオランダ・アムステルダムで創業した、現存する世界最古の蒸留酒ブランドとされる企業です。
450年以上にわたるその歴史の中で、ボルスは業界でも屈指の幅広いリキュールラインナップを築き上げてきました。その数30種類以上。中でもブルーキュラソーは、今なお世界で最も売れているブルーキュラソーとして知られています。アマレットも、そんな「一貫性と幅広さ」を体現する銘柄の一つです。
製法・他のお酒との違い
ボルスのアマレットは、アーモンドと杏の核から抽出したオイルをアルコールに漬け込み、そこにカラメルを加えて琥珀色と丸みのある甘さを作り出しています。製法自体はシンプルですが、450年かけて甘さ・ナッツ感・コクのバランスを磨き上げてきた蒸留所ならではの完成度です。
ボルスが他の希少銘柄と一線を画すのは、希少性ではなく「安定感」。業界屈指の幅広いラインナップの一角として、ロットごとのブレなくカクテルに使えるよう設計されている点こそ、日々の営業で頼れるボトルを求めるバーテンダーにとって最大の魅力です。
400年の実績が生む、確かな安定感
アマレットの美味しい飲み方 | ロック、割り物、カクテルまで
ロック・ストレートの美味しい飲み方

アマレットは基本的に常温でストレートが向いています。小ぶりなチューリップ型やコーディアルグラスで飲むと、アーモンドとバニラの香りが逃げずに凝縮されて楽しめます。少し冷やしたい場合や氷1〜2個程度のロックも問題ありません。
ただし、氷をたっぷり入れるのはアマレットには不向きです。この酒の風味は繊細な果実の核由来の香り成分が中心のため、薄まりすぎると一番の魅力が失われてしまいます。冷やしたいなら、ボトル自体を冷蔵庫で冷やしておく方が確実です。
炭酸割り(ソーダ・トニック・ジンジャーエール・コーラ)

- ソーダ水 — 定番の「アマレット・ソーダ」。クセがなく、アーモンドとカラメルの風味をそのまま楽しめます。アマレット1:ソーダ3が基本の黄金比です。
- トニックウォーター — 飲めなくはないですが要注意。トニックのキニーネの苦味がアマレットの甘さと喧嘩しやすく、好みが分かれる組み合わせです。
- ジンジャーエール — 個人的にも一押しの組み合わせ。ジンジャーの温かみとスパイス感が、アーモンドやカラメルの風味と見事に調和します。近年人気が高まっている理由も納得です。
- コーラ — 甘さ同士の組み合わせですが、デザート感覚で楽しみたいならアリ。両者のカラメル感が重なり合い、氷を入れるとより一体感が出ます。
どれを選ぶにしても、氷を入れたハイボールグラスにアマレットを注ぎ、最後に割り材を加えるのがコツ。香りがグラスの底に沈まず、しっかり立ち上ってきます。
カクテルで本格的に楽しむ
アマレットには確かなカクテルの歴史があります。ただの甘味付けとして使う前に、まずは定番から試してみてほしいです。
アマレットサワー — アマレット、フレッシュレモンジュース、シンプルシロップをしっかりシェイク(卵白を加えて質感を出すのも定番)。アマレットを代表するカクテルであり、バーテンダーなら誰もが押さえておくべき一杯です。
- アマレットサワーのページは ⇒ コチラ
ゴッドファーザー — アマレットとスコッチウイスキーを同量、大きめの氷でステア。シンプルながら絶妙なバランスで、スモーキーなスコッチと甘いアーモンドはまさに相性抜群です。
- ゴッドファーザーのページは ⇒ コチラ
私自身、アマレットサワーを作るときは必ずフレッシュなレモン果汁を使い、市販のボトル入りジュースは使いません。この一手間だけで、印象に残る一杯になるかどうかが大きく変わります。
料理・デザートでの活用

アマレットの果実由来の甘さは、軽やかでフルーティーなものより、チョコレート系やアーモンド系の濃厚なデザートと好相性です。チョコレートムース、カンノーリ、アマレッティを乗せたパンナコッタなどは定番の組み合わせで、デザート側のアーモンド風味とグラスの中の香りが響き合います。
ペアリングだけでなく、材料としての使い道も豊富。ティラミスやパンナコッタ、ケーキのフロスティングにひとさじ加えるだけで、ぐっと奥行きが出ます。エスプレッソとの組み合わせも定番中の定番で、コーヒーに垂らしても、隣に添えて飲んでも楽しめます。
一つ注意したいのは、アマレット自体がかなり甘いため、合わせるデザートには苦味や酸味のあるもの(ビターチョコレート、ブラックコーヒー、酸味のある果物など)を選ぶこと。甘いデザート同士を重ねると、くどくなりすぎてしまいます。
アマレットの主なカクテル
アマレットは杏の核のみならず様々なハーブや香草を使用し、カラメル着色も行っているため、香りとコクが強いリキュールです。 なのでそのままロックスタイルなどで飲むことも十分美味しく飲めます。
そのままだけではなく、様々なカクテルにも使用され、様々な風味を楽しめます。
ロング カクテル
※ 作り方は画像かカクテル名からジャンプできます
ドマーニ・・・・・・・・・ジンをベースにアマレット、ハーブ系のリキュールのカンパリをオレンジジュースで割るカクテル。

杏仁豆腐のような味わいと甘味に、オレンジジュースのフルーティーさを加えたシンプルなレシピで、甘味は強めではありますが、オレンジジュースのフルーティーさが爽やかに仕立て上げ飲みやすくしているカクテルです。
ローザ・ロッサ・・・・・・赤ワインとアマレットをジンジャエールで割るカクテル。 赤ワインの酸味がアマレットの甘みに変わり、ジンジャエールでさらに飲みやすくしたカクテル。
ショート カクテル
※ 作り方は画像かカクテル名からジャンプできます
コットンフラワー・・・・ウイスキー、アマレットのコンビにオレンジジュースを加え香りと甘味をフルーティーに仕上げた一品。

このカクテルのテイストはアーモンドの香りを持ち、トロリとした濃い甘味が特徴のアマレットが目立ちます、それになめらかさとコクの生クリームを合わせることで、全体的にデザートのような感覚のアーモンドミルクの様な仕上がりになります。
ゴディバイタリアーノ・・チョコレートの名門が生んだチョコレートのリキュールとアマレットとの組み合わせ。 アーモンドチョコレートのような味わい。
フェアリーウィスパー・・ラムをベースに木苺リキュール、卵白、生クリーム、アマレットと甘みとコクが強く、木苺の甘酸っぱさが特徴のカクテル。
ロゼッタストーン・・・・ドライジンをシンプルに飲むカクテルで、アマレットはアクセントとして使用されています。
アマレットのよくあるFAQ 5選

まとめ

甘味が強く、ナッツのような風味があるため、チョコレート、ミルクといったものとの相性は抜群です。 他にもカクテルに少量加え、香り付けであったり、甘味を足すためにも多く使われています。 しっかりした味と香りがあるため、そのままロックスタイルやストレートで飲まれることもあり、他にはお菓子作りにも使われています。
こういったように様々な場面で飲まれたり、使われたりしており、お家に一本購入しておいても問題ないリキュールです。
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