マンハッタン|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ウィスキーとベルモット )

レシピ

材 料
  • ライ・ウィスキー・・・・・・・45ml
  • スイート・ベルモット・・・・・15ml
  • アンゴスチュラ・ビター・・・・1dash
  • マラスキーノチェリー・・・・・1個

技法 = ステア

※ 1dash = ビターボトル一振り、ビターボトル以外は1滴の目安

作り方

グラスは、カクテルグラスシャンパングラスクープ型を使います。

  • Step 1 = ミキシンググラスにバーボン・ウィスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビター、レモンピール、氷の順に入れます。
  • Step 2 = ミキシンググラスに入れた材料を ステア します。
  • Step 3 = カクテルグラスに、ステアした材料を注ぎ、マラスキーノチェリーを飾り完成です。

アルコール度数 = 30% 前後

由来・特徴・感想

由 来

マティーニがカクテルの王様と呼ばれているのに対し、マンハッタンはカクテルの女王と呼ばれています。なぜ、何時からカクテルの女王と呼ばれ出したのかは不明ですが、おそらく味、見た目生まれた経緯からそう呼ばれるようになったのではないかと思います。

生まれた経緯・・・マンハッタン誕生にはいくつかの説がありますが、一番有力なものが、アメリカ第19代大統領選の際に、ニューヨークのマンハッタンクラブで候補者パーティーが行われ、その時にもてなしたカクテルが、スコッチ・ウィスキーとスィート・ベルモットを組み合わせたものであったこと。

そしてそのクラブの名前が、街の名前であるマンハッタンであったからという説です。

ちなみにそのもてなした相手が、後のイギリス首相になるチャーチルの母親であるジェニー・ジェローム でした。( 結婚後は、ランドルフ・チャーチル )となります。

他の説は、マンハッタンの赤く染まる夕日をイメージして考案されたというのもあります。

マンハッタンの定着

マンハッタンが有名になったのは、1959年に公開された映画「 お熱いのがお好き 」で登場したのがキッカケでした。 内容はアメリカの禁酒法時代のお話で、ジャンルはコメディだそうです。 その映画に登場するのが、かの有名なマリリン・モンローで、マフィアの虐殺を目撃してしまったマリリン・モンロー演じる楽団員が汽車で逃亡の最中、マンハッタンを悪戦苦闘しながら作るシーンで有名になりました。

映画に登場したのがキッカケで、世界中に広がったカクテルというのはいくつも存在します。 マンハッタンもその一つで、この映画を観ながら飲んでみてはいかがでしょうか?

特徴・感想

マンハッタンの特徴は、ウィスキーベースでありながらスィート・ベルモットの甘味で飲みやすく上品な味わいになっています。 さらにアンゴスチュラ・ビターの少しのホロ苦さも加わり、見た目、味共に大人のカクテルの代表的存在です。

ステアとは?

直接グラスに入れて混ぜることのできないカクテルグラスを使ったショートカクテル( マティーニ・マンハッタン etc… )を作るときに用いられます。

ミキシンググラス( 上記の写真 )と言われる大きく厚みのあるグラスに、氷と材料を入れてかき混ぜます。 ステアにはもう一つ材料を「 冷やす 」という役目ががあります。 バーなどに行ってみるとお分かりかと思いますが、基本お酒は常温で棚に並んでいます。 なので材料を冷やすためにステア手法を用いるのです。

簡単にまとめますと、グラスに直接材料を入れて混ぜるのがビルド、ミキシンググラスに材料を入れて冷やすと混ぜるの両方するのがステアです。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿ってそこまで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうので注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

  • Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
  • Step 2 = バースプーンを上記写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
  • Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
  • Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
  • Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

※ バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

今回使用するグラス

カクテルグラス

ショートドリンク用の脚付きグラス。

カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。

グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。

「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なもので多く使います。

標準は、60mlが程よく入る90ml。

シャンパングラス

シャンパングラスは主に口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」がある。

クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。 当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにもつかわれたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。

※ グラス 紹介ページは ⇒ コチラ