アメリカーノ のカクテルレシピ・作り方や特徴・由来|カンパリ + ベルモットのソーダ割り

リキュールベースロングカクテルのアメリカーノ

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名前はいかにもアメリカ生まれのようですが、この一杯が誕生したのは1860年代のミラノで、当時は「ミラノ・トリノ」というまったく別の名前で呼ばれていました。「アメリカーノ」と呼ばれるようになったのは、それから何十年も後のことです。

カンパリのハーブの苦みに、スイートベルモットの芳醇な甘さが重なり、ソーダで割ることで、まるでイタリアの夕焼けのような深い赤色に仕上がります。このソーダをジンに置き換えるだけで、直系の子孫であるネグローニになります。

アルコール度数はわずか6%。飲み飽きることのない、貴重な食前酒です。今夜、夕食前の一杯として試してみてください。

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目次

レシピと作り方

材 料

カンパリの紹介ページ
ベルモットのおすすめ銘柄リスト

作り方

アメリカーノの特徴・動画

由来・誕生

イタリア・ミラノの街並み

Photo|イタリア・ミラノの街並み

アメリカーノは1860年代、ミラノの大聖堂広場近くにあったガスパーレ・カンパリの店で誕生した。当初は「ミラノ=トリノ」と呼ばれ、ミラノ産のカンパリとトリノ発祥のベルモットにちなんだ名前だった。

20世紀初頭までに「アメリカーノ」という名前が定着し、当時イタリアを訪れたアメリカ人観光客に人気だったことが由来とされることが多いが、イタリア国内では前述のプリモ・カルネラ説も広く語られている。この飲み物は1920〜30年代にかけて人気を博し、以来世界中でアペリティフ文化の定番となっている。

現在最もよく知られているのは、イアン・フレミングによる1953年の小説『カジノ・ロワイヤル』で、ジェームズ・ボンドが小説内で最初に注文する飲み物としてこのカクテルが登場する点だろう。ボンドファンにはお馴染みのエピソードだ。またアメリカーノは、ソーダをジンに置き換えて作られた「ネグローニ」の直接の前身とされている。

  • ネグローニのレシピページは ⇒ コチラ

特徴・味わい

カクテル・アメリカーノの材料であるカンパリ・スイートベルモット・ソーダ

アメリカーノ最大の魅力は、イタリアを代表する2つのリキュールが生み出す絶妙なバランスにある。カンパリのハーブ由来の苦味とスイートベルモットの香り高い甘みを、ソーダで割ったシンプルな構成だ。グラスに注がれた深紅の液体は、イタリアの夕暮れを思わせる情熱的な輝きを放つ。

一口含むとカンパリの心地よい苦味とベルモットの甘みが絶妙に調和し、ソーダの清涼感が最後の仕上げを加える。複雑なハーブの香りが口の中に広がりながらも、驚くほど飲みやすい。レモンの飾りが柑橘系の爽やかな香りをもう一層添え、全体をまとめ上げている。

軽い甘さを持ちながら、カンパリの苦味とベルモットの香りがソーダで中和され、くどくならずすっきりとした後味に仕上がる。伝統的にはアペリティフとして知られるが、その飲みやすさから幅広いシーンで楽しめる一杯だ。ゆっくりと味わえば、イタリアのカフェ文化が150年以上この一杯を大切にしてきた理由がよく分かるはずだ。

ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

生ハムを巻いたグリッシーニ、角切りのチーズ、雑穀パンのスライスを盛り合わせた皿、フレッシュタイムを添えて

相性の良い食べ物・おつまみ

  1. オリーブとマリネしたアーティチョーク:塩気と旨味がカンパリのハーブ由来の苦味と重なり合い、ソーダのおかげで重くなりすぎないペアリングになる。
  2. 生ハム巻きグリッシーニ:生ハムの塩気とコクがベルモットの甘みとバランスを取る、イタリアのアペリティーヴォの定番の組み合わせ。
  3. 熟成パルメザンチーズ:チーズの旨味とほのかな塩気がカンパリの苦味を引き立て、その凝縮した味わいが全体のハーブ感をまとめてくれる。

作り方のポイント

やりがちな失敗は、カンパリとベルモットをステアする前にソーダを加えてしまうこと。これだと混ざりが不均一になり、一口ごとに苦味の強さがばらついてしまう。先にベースの2つをしっかりステアし、最後にソーダを加えるのが正しい順序だ。


アレンジ

  1. スパークリング・アメリカーノ:ソーダをプロセッコに替えれば、より華やかで祝祭感のある一杯に。
  2. グレープフルーツ・アメリカーノ:レモンに加えてグレープフルーツのくし切りを添えれば、より存在感のあるほろ苦い柑橘感に。
  3. スモーキー・アメリカーノ:メスカルを数滴加えれば、より深みのある複雑な土台に。

私なら友人とのアペリティーヴォタイムにはスパークリング版を勧める。泡が加わることで、このクラシックがより特別な一杯に感じられる。

レシピ動画

  • レシピ動画|テンダリー宮崎 優子 Channel Home

材料リスト

クセになる苦味が、最大の特徴であるハーブ & ビター系のリキュールです。 炭酸類、果実類問わず合い、アクセントにも良く使われている個性ある一品です。

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他銘柄に比べ、苦味を弱く甘味を強めに製造されています。スイートを使うカクテルはハッキリとした甘味を出すものが多いのでマルティーニをおすすめできます。

ネグローニのバリエーション

ジンベースロングカクテルのネグローニ
  • ネグローニ・・・・・・・・本家本元。世界ランキング1位になった人気のカクテル
  • ドライネグローニ・・・・・マティーニにカンパリを沈めたレシピ
  • ネグローニズバリアート・・ドライジンをスプマンテに変えたレシピ
  • ブールバルディエ・・・・・カンパリ+ベルモットにバーボンを加えたレシピ
  • ミラノ・トリノ・・・・・・ネグローニやブールバルディエの原型と言われるシンプルカクテル

世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50

カクテル世界ランキング総合のタイトル画像

イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。

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ー アメリカーノのランキング歴 ー

  • 2025年・20th / 10回目選出・4 down ⇓
  • 2024年・16th / 9回目選出・4 up ⇑
  • 2023年・20th / 8回目選出・4 down ⇓
  • 2022年・16th / 7回目選出・9 up ⇑
  • 2021年・25th / 6回目選出・前年同位
  • 2020年・25th / 5回目選出・2 down ⇓
  • 2019年・23th / 4回目選出・14 up ⇑
  • 2018年・37th / 3回目選出・5 down ⇓
  • 2017年・32th / 2回目選出・7 up ⇑
  • 2016年・39th / 初選出
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