リキュールとは、蒸留酒に果物、ハーブ、スパイス、薬草などを漬け込み、砂糖などを加えたお酒の総称で、お酒の製造種類で言うと「 混成酒 」になります。
古代ギリシャ時代、ワインに薬草を溶かして混ぜたことが始まりです。その後に登場した蒸留酒が本格的に様々なリキュールを生み出すようになります。
大航海時代が始まると、様々な国の果物、スパイスが輸入、輸出されるようになり、更にリキュールは幅広く発展していきました。 リキュールが盛んに使われた時期は中世のヨーロッパで、貴族達が集うパーティーで、貴婦人達が着ている華やかなドレスや宝石などのアクセサリーの色に合わせて作られたカクテルを飲んでいたとされています。
現在でも果実ベース、ハーブやスパイスベースといった様々なリキュールが生まれています。
それでは リキュール果実・種子ベースのショートスタイル・カクテルレシピを一覧で紹介!!

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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
レッドバトラー ( リキュール ) Recipe no.065

- サザンカンフォート・・・・20ml
- オレンジ・キュラソー・・・20ml
- レモンジュース・・・・・・10ml
- ライムジュース・・・・・・10ml
「 レッドバトラー 」とは小説、風と共に去りぬに登場するメインキャラクターの名前です。ベースとなるお酒の「 サザンカンフォート 」は、ピーチやレモンなどの果実を中心とし、スパイスなどを加えたリキュールです。 そのフルーティーなお酒にオレンジの皮から作り出したリキュール、「 オレンジキュラソー 」加え、サッパリとした酸味(レモンジュース & ライムジュース )を加えることで、フルーティーかつサッパリとしたかなり飲みやすカクテルに仕上がっています。
アプリコット・カクテル ( オレンジジュース ) Recipe no.115
- アプリコット・ブランデー・・30ml
- オレンジジュース・・・・・・15ml
- レモンジュース・・・・・・・15ml
- ドライ・ジン・・・・・・・・1tsp

アプリコットブランデーを代表するカクテルで、飲みやすさ、重すぎない甘みが特徴です。 その飲みやすい甘みのアプリコットブランデーをベースに、酸味と甘みのフルーティーなオレンジジュース、酸味が強めなレモンジュース、隠し味的存在のドライジンを少し加えたレシピで、ショートカクテルの中ではアルコール度数も高くなく、とても飲みやすいカクテルです。
アフロディーテ ( ワインベース ) Recipe no.121

- ロゼ・ワイン・・・・・・・・・30ml
- クレーム・ド・フランポワーズ・15ml
- ホワイト・キュラソー・・・・・15ml
- ライムジュース・・・・・・・・2tsp
アフロディーテとはギリシャ神話に登場する、愛・美・性を司る女神です。1986年全日本バーテンダー協会主催のカクテルコンペが行われ、その時の優勝作品で、考案者は「 高山 裕仁 」氏。ロゼ・ワインをベースに甘酸っぱさが特徴の木苺のリキュール、クレーム・ド・フランポワーズ、そしてキュラソーの代表格ホワイト・キュラソーを加え、ライムジュースの酸味を隠し味で加えたレシピです。 飲んでみると口の中でフランポワーズの甘酸っぱさを少し感じ、全体的にまろやかさが特徴のカクテルです。



アフター・ディナー ( リキュール ) Recipe no.136
- アプリコット・・・・・・25ml
- オレンジ・キュラソー・・25ml
- ライムジュース・・・・・10ml

その名前の通り食後( ディジェスティフ Digestif )にピッタリなカクテル。アプリコットのサッパリ目の甘みに、オレンジの果皮から作られたオレンジ・キュラソーに酸味のライムジュースを加えたレシピで、食後の口直しにも近い味ではないかと思います。 アルコール度数は決して低いわけではないので、軽く飲む感じがおすすめ。
アポロ ( パインジュース・ミルク & クリーム ) Recipe no.162
日本のお菓子メーカー「 明治製菓 」が長く売り続けているチョコレートのお菓子「 アポロ 」をイメージしたカクテルです。ミルクチョコレートのリキュールと、ストロベリーリキュールを使い再現しています。 さらにパイナップルジュースを加えることでフルーティーさとミルクのコクが加わり、飲みやすくなっているカクテルです。
オリンピック ( ブランデーベース ) Recipe no.166

- ブランデー・・・・・・・・20ml
- オレンジ・キュラソー・・・20ml
- オレンジジュース・・・・・20ml
1924年パリ・オリンピック開催を記念してつくられた由緒あるカクテル。ブランデーの香り、オレンジ・キュラソーの独特のほろ苦さ、オレンジジュースのフルーティーさがマッチしたレシピです。 フレッシュなオレンジジュースが爽やかさを出し、甘味を引き締め、ブランデーのコクを更に深めているカクテルです。
春 雪 ( 日本酒 & 焼酎ベース ) Recipe no.220
北国の積もった雪ではなく、雪は残っているが温かみも感じられ、春が訪れはじめた頃をイメージして考案されたカクテル。日本を代表するバーテンダー「 上田 和男 」氏が考案しました。焼酎の風味にグリーンティー・リキュールの甘さとお茶の香りに甘酸っぱいカルピスを加え、まろやかながら爽やかさもあり、見た目も含め名前の通りのカクテルです。
カクテルで使うリキュール