リキュールベース ショートスタイル カクテルリスト|レシピを簡単リストで紹介

リキュールとは、蒸留酒に果物、ハーブ、スパイス、薬草などを漬け込み、砂糖などを加えたお酒の総称で、お酒の製造種類で言うと「 混成酒 」になります。

古代ギリシャ時代、ワインに薬草を溶かして混ぜたことが始まりです。その後に登場した蒸留酒が本格的に様々なリキュールを生み出すようになります。
大航海時代が始まると、様々な国の果物、スパイスが輸入、輸出されるようになり、更にリキュールは幅広く発展していきました。 リキュールが盛んに使われた時期は中世のヨーロッパで、貴族達が集うパーティーで、貴婦人達が着ている華やかなドレスや宝石などのアクセサリーの色に合わせて作られたカクテルを飲んでいたとされています。
現在でも果実ベース、ハーブやスパイスベースといった様々なリキュールが生まれています。

それでは リキュール果実・種子ベースのショートスタイル・カクテルレシピを一覧で紹介!!

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〚 他のカクテル レシピリスト 〛

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レッド・バトラーリキュール )   Recipe no.065
  • サザンカンフォート・・・・20ml
  • オレンジ・キュラソー・・・20ml
  • レモンジュース・・・・・・10ml
  • ライムジュース・・・・・・10ml

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・23%

「 レッド・バトラー 」とは小説、風と共に去りぬに登場するメインキャラクターの名前です。ベースとなるお酒の「 サザンカンフォート 」は、ピーチやレモンなどの果実を中心とし、スパイスなどを加えたリキュールです。 そのフルーティーなお酒にオレンジの皮から作り出したリキュール、「 オレンジキュラソー 」加え、サッパリとした酸味(レモンジュース & ライムジュース )を加えることで、フルーティーかつサッパリとしたかなり飲みやすカクテルに仕上がっています。

アプリコット・カクテルオレンジジュース )   Recipe no.115
  • アプリコット・ブランデー・・30ml
  • オレンジジュース・・・・・・15ml
  • レモンジュース・・・・・・・15ml
  • ドライ・ジン・・・・・・・・1tsp

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・17%

アプリコット・ブランデーを代表するカクテルで、飲みやすさ、重すぎない甘みが特徴です。 その飲みやすい甘みのアプリコット・ブランデーをベースに、酸味と甘みのフルーティーなオレンジジュース、酸味が強めなレモンジュース、隠し味的存在のドライ・ジンを少し加えたレシピで、ショートカクテルの中ではアルコール度数も高くなく、飲みやすいカクテルです。

アフター・ディナーリキュール )   Recipe no.136

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・28%

その名前の通り食後( ディジェスティフ Digestif )にピッタリなカクテル。アプリコットのサッパリ目の甘みに、オレンジの果皮から作られたオレンジ・キュラソーに酸味のライムジュースを加えたレシピで、食後の口直しにも近い味ではないかと思います。 アルコール度数は決して低いわけではないので、軽く飲む感じがおすすめ。

アースクエイクジンウィスキー )   Recipe no.148
  • ドライ・ジン・・・・・・・20ml
  • ウィスキー・・・・・・・・20ml
  • アブサン・・・・・・・・・20ml

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・44%

「 アースクエイク Earthquake 」とは地震を意味する単語で、このカクテルに地震という名前が付いた理由はそのアルコール度数の高さからきています。 そのアルコール度数が高いこのカクテルを飲むと、体がグラグラと揺れてしまうということです。ドライ・ジンのキレと辛口に、アブサンのハーブの香りと甘み、ウィスキーの芳醇な香りと滑らかな口当たりを混ぜ合わせたカクテルで、一口飲むとガツンとくるアルコールと、口の中でウィスキーとアブサンの香りが広がるのが特徴的です。

アポロパインジュースミルク & クリーム )   Recipe no.162
  • チョコレートリキュール・・20ml
  • ストロベリーリキュール・・20ml
  • パイナップルジュース・・・10ml
  • ミルク・・・・・・・・・・10ml

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・10%

日本のお菓子メーカー「 明治製菓 」が長く売り続けているチョコレートのお菓子「 アポロ 」をイメージしたカクテルです。ミルクチョコレートのリキュールと、ストロベリーリキュールを使い再現しています。 さらにパイナップルジュースを加えることでフルーティーさとミルクのコクが加わり、飲みやすくなっているカクテルです。

アフィニティウィスキー )   Recipe no.164

技法・・・・・ステア
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・21%

「 アフィニティ Affinity 」とは「 親和性・親しい間柄・親密な関係 」という意味です。スコットランドのスコッチ・ウィスキー、フランスのドライ・ベルモット、イタリアのスイート・ベルモットという3か国間の友好を表しているカクテルと言われています。スコッチ・ウィスキーの芳醇な香りと、サッパリとした辛みのドライベルモット、甘みとコクがあるスイート・ベルモットが調和し、アンゴスチュラ・ビターズがそれぞれのつなぎ役のアクセントとして使われています。 やや辛口の複雑で深みのある味わいが特徴のカクテルです。

イエロー・パロットリキュール )   Recipe no.187
  • アプリコット・ブランデー・・20ml
  • シャルトリューズイエロー・・20ml
  • アブサン・・・・・・・・・・20ml

技法・・・・・シェーク
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・44%

「 イエロー・パロット 」とは直訳すると「 黄色いオウム 」という意味です。シャルトリューズ・イエローという蜂蜜とハーブから作られたハーブ系リキュールと、ニガヨモギという苦みのあるハーブを使い、アルコール度数約70%くらいのアルコール度数の高さが特徴のアブサン、杏から作られた果実系リキュールのアプリコットの香りが合わさったカクテルです。

イースト・インディアンワイン )   Recipe no.193

技法・・・・・ステア
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・13%

「 イースト・インディアン 」のインディアンとはアメリカ先住民に対して、のことを指していますが、本来は「 インド人 」のことを意味します。 初めてアメリカ大陸に上陸したコロンブスが原住民を見て、インド人と勘違いしたことから由来しているそうです。ドライ・シェリーとドライ・ベルモットという辛口とサッパリが特徴の2つを合わせ、オレンジビターズでアクセントを加えたレシピです。 爽やかな香りと、スッキリとした飲み口が特徴のカクテルです。

イタリアン・スタリオンウィスキー )   Recipe no.211

技法・・・・・ステア
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・21%

スイート・ベルモットの甘みとカンパリのハーブ独特の香りと苦みに、バーボン・ウィスキーの風味を混ぜ合わせたレシピです。
飲むとハーブとウィスキーの香りを感じながら、甘み、苦みを楽しめるお酒好きにぴったりの大人のカクテルです。

コロネーションワイン )   Recipe no.217
  • ドライ・シェリー・・・・30ml
  • ドライ・ベルモット・・・30ml
  • オレンジビターズ・・・・2dash
  • マラスキーノ・・・・・・1dash

技法・・・・・ステア
グラス・・・・カクテルグラス
アルコール・・15%

「 コロネーション 」とは「 戴冠式 」という意味で、王位を継承する際に振舞われるカクテルです。
辛口のドライ・シェリーにこれも辛みのドライ・ベルモットをベースとして合わせているので、必然的に辛めでサッパリとした味わいのカクテルになります。 アクセントとしてオレンジビターズとマラスキーノを微量入っていることから、味に深みが表れています。