オーガズム|カクテルレシピ・作り方・特徴|コーヒーリキュール + アマレット + ベイリーズ + ミルク&クリーム

リキュールベースショートカクテルのオーガズム
目次
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レシピと作り方

オーガズムの材料

Recipe no.352

  • コーヒーリキュール・・・・・・20ml
  • ベイリーズ・・・・・・・・・・20ml
  • アマレット・・・・・・・・・・15ml
  • ミルク・・・・・・・・・・・・15ml
  • 生クリーム・・・・・・・・・・15ml
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = シェーク

  • コーヒーリキュールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ

オーガズムの作り方

グラスは大きめの カクテルグラスシャンパングラスのクープ型 を使いましょう。

STEP
材料を合わせる

シェーカーにコーヒーリキュール、ベイリーズ、アマレット、ミルク、生クリーム、氷を入れます。

STEP
シェークする

しっかりとシェークを行い、グラスヘ注げば完成です。
( ミルクやクリームは混ざりにくいので、振る回数を増やしましょう )


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 11% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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オーガズムの特徴・感想

カクテル・オーガズムの材料であるコーヒーリキュール、アマレット、ベイリーズ

Photo|左からアマレット、カルーア、ベイリーズ

今回紹介したカクテル・オーガズムは、遊びのような感覚で一気に飲み干し、その強い甘味とアルコールを一気に味わう「 シュータースタイル 」として生まれた説があり、ネーミングはカクテルの雰囲気からこの名前になったと言われています。

コーヒーから生まれたコーヒーリキュールと、アーモンドの香りを持つアマレット、ウイスキーをベースにしたクリーム系のリキュールであるベイリーズ、そしてミルクと生クリームという甘味とコクが強いカクテルで、かなりの甘党にしか飲むことはできないでしょう。

香りはアマレットの杏仁豆腐とアーモンドの香りと、かすかにコーヒーとカラメルのような香りがあり、飲むとまろやかな口当たりに、コクと強い甘味を感じることが最大の特徴です。

デザート感覚・・・甘くて濃厚な風味が、食後のデザートや夜のリラックスタイムにぴったりです。

バランスの取れた味わい・・・アマレットのアーモンド風味、コーヒーリキュールのビターな甘さ、アイリッシュクリームの滑らかさが絶妙に調和しています。

飲みやすさ・・・アルコール度数がそれほど高くなく、甘さとクリーミーさが強調されているため、アルコールに慣れていない人でも楽しめます。

このカクテルは冷えているうちは飲みやすいですが、ぬるくなると極端に飲みづらくなるので注意しましょう。 男性が女性にすすめる「 レディーキラー・カクテル 」としても有名な一品です。その名前と味わいのインパクトから、パーティーやバーでのオーダーが多く、一度試したら忘れられない印象を与えます。

「 オーガズム 」は甘くてクリーミーなデザート感覚のカクテルです。アマレット、コーヒーリキュール、アイリッシュクリームリキュール、生クリームを使用し、そのリッチな風味と滑らかなテクスチャが魅力です。1980年代にアメリカで人気となり、現在でも多くの人に愛されています。初心者でも簡単に作れて楽しめるカクテルなので、ぜひ試してみてください。

オーガズムの材料

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ベースのお酒・コーヒーリキュール

コーヒー豆を背景としたコーヒーリキュールカルーア

その名前のとおりコーヒーを使ってつくられた混成酒( リキュール )のことです。ラムアイリッシュウイスキー、ブランデーなどのスピリッツにコーヒー豆を浸して香りや苦味などのコーヒー成分を移し、糖分を加えた混成酒です。

ただ一言コーヒーリキュールと言ってもブランドによって様々な個性を持っており、カラメルやバニラなど甘味や香りを加えたり、抽出方法にこだわりを持ったり、コーヒー豆の厳選であったり、コーヒーではなくエスプレッソを使い、甘味を抑えたものまで存在しています。

コーヒーリキュールの歴史

コーヒーリキュールのカルーアをグラスヘ注ぐ

コーヒーリキュールの誕生は不明な点が多く、どの時代に生まれたのかはわかっておりません。

しかし1930年代にカルーアは存在していたらしく、1933年のアメリカ禁酒法解禁以降アメリカに輸入されています。

サンフランシスコの業者によって輸入されたボトルがカリフォルニア州・パサデナで発見されました。おそらくこのボトルが最古のボトルであると言われています。

1950年代に入ると、アメリカでカクテルベースとして使われることが多くなり、カルーア以外にもティア・マリアなどの銘柄も登場するようになりました。

  • コーヒーリキュールの歴史は ⇒ コチラ

コーヒーリキュールの主なブランド

ブランド比較表

項目 / ブランドカルーアティアマリアミスターブラックボルス
原産国メキシコジャマイカオーストラリアオランダ
アルコール度数20 %20 %25 %24 %
特 徴世界的に有名、滑らかな甘さと濃厚なコーヒー風味バニラとラムの風味が特徴コーヒー豆からの強いコーヒー風味、甘さ控えめ伝統的な製法、コーヒーの風味がしっかり
味わい甘くて濃厚、バニラのニュアンス甘さ控えめで香ばしい苦味が強く、本格的なコーヒー風味甘さと苦味のバランスが良い
主な成分コーヒー、バニラ、砂糖、ラムコーヒー、バニラ、ラムコーヒー豆、砂糖、スピリッツコーヒー、砂糖、スピリッツ
カクテルへの適用ホワイトルシアンやエスプレッソマティーニに最適ブラックルシアンやコーヒーカクテルに最適クラフトカクテルやストレートに最適多用途に使える、様々なカクテルに適している
価格帯¥ 1,600 台¥ 1,800 台¥ 4,300 台¥ 1,500 台

ー カルーア Kahlua ー

コーヒーリキュールのカルーア

カルーアは1936年、メキシコで誕生しました。 おそらくコーヒーリキュールの中で最初のブランドです。ネーミングはアラビア語でコーヒーを表す俗語「 カワ Qahwah 」が由来です。

1955年~1977年の間で「 ブラックルシアン 」や「 ホワイトルシアン 」というカクテルを皮切りに、コーヒーリキュールを使ったカクテルがアメリカやカナダなどで人気が出始めると、その後は欧州でも広がりました。

カルーアをミルクで割った「 カルーアミルク 」で、瞬く間にアメリカ中で流行すると、カルーアは世界中で飲まれるようになります。 日本にもこの頃から定着し始めました。

主原料であるコーヒー豆は、メキシコ国内で世界でも有数の高品質なコーヒー豆の産地として知られている「 ベラクルス州 」産で、標高 900m ~ 1,400m の山間部で伝統的なシェードグロウンコーヒー( 日陰栽培法 )で栽培されたスペシャルなものを使用しています。他にも厳選されたバニラやカラメルを使用し、カルーアの飲みやすい甘味をつくり出しています。

原産国 = メキシコ
Photo|画像提供 SUNTORY


ー ティア・マリア Tia Maria ー

ティア・マリアの意味は「 マリアおばさん 」です。 そのマリアおばさんとは1650年前後に実在したとされる人物で、当時スペインからジャマイカに移住していたある貴族の従者です。

そしてそのレシピが表に出るまで約300年かかりました。1940年代にジャマイカに住んでいた学者である「 ケネス・リー・エヴァンス 」がそのレシピを発見します。ただそのレシピは経年劣化によって解読不能とされ、秘伝のリキュールを作ることはできませんでした。 しかしその話に感銘を受けたエヴァンスは、別のコーヒーリキュールをつくり、ティア・マリアという名前のみを継承し、ティア・マリアは世界に広がりました。

コーヒーリキュールのティア・マリア

コーヒーリキュールの中では甘さ控えめで、スッキリとした味わいがあるのがティア・マリアの最大の特徴です。

原産国 = イタリア


ー ミスター・ブラック Mr.Black ー

コーヒーリキュールのミスターブラック

2013年オーストラリアでミスター・ブラックは誕生しました。 発案者はオーストラリアを代表する蒸留技術者「 フィリップ・ムーア 」とコーヒーが大好きなデザイナーの「 トム・ベイカー 」

原料はアラビカ種( コロンビア産、ケニヤ産、パプアニューギニア産、エルサルバドル産、タンザニア産 )のコーヒーを100%使用、コーヒー豆の香りは産地のみではなく季節によっても変化します。

その変化をなくして安定させるため季節により産地の比率を変え、別々に焙煎してブレンドしています。

ミスター・ブラックは、こだわりを持った原料、製法により、淹れたてエスプレッソの様な深みのある香り、ダークチョコレート、ビター感ある味わいが最大の特徴です。 上品なコーヒーリキュールを一度お試しください。

原産国 = オーストラリア


ー ボルス Bols ー

ボルスを発展させたルーカス・ボルスは、世界中から持ち込まれるハーブや薬草、果実を使い試行錯誤し、数多くのリキュールを生み出します。

はじめてリキュールを製造した当時から「 自然の風味を損なわずに、完璧な味わいを引き出す 」という心情を現在も守り続けています。ボルスはリキュールメーカーとしては最古の歴史を持ち、これまで様々な種類のリキュールを世に送り出してきました。

コーヒーリキュールのボルス

そのボルスが製造しているコーヒーリキュールであるボルスコーヒーの濃いブラウンカラーは、コーヒー豆をじっくりと時間をかけてしっかりとした味わいを抽出した証です。 チョコレートとバニラの味わいもほのかに香ります。

原産国 = オランダ
Photo|画像提供 Asahi

  • コーヒーリキュールの主なブランドは ⇒ コチラ

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今回紹介したカクテルの材料

アマレット Amaretto ー

種子系リキュールアマレットのルクサルド

誕生・由来・・・誕生は16世紀中頃イタリア・ミラノで、ある一人の画家が宿泊していた宿の、美しい女主人に恋をしたそうです。 そしてその女主人をモデルにしたところ、女主人はお礼に、杏の核を原料に果実、ハーブを使ったリキュールを画家に送りました。 この時お礼に渡したリキュールが後のアマレットの原型と言われています。

1800年の始めの頃に、この話を知った人物がレシピを復元し、アマレッティの香りに近かったため「 アマレット 」と名付けて販売を開始しました。


製造・原料・・・アマレットの原料は、杏の種のさらに中にある核、アーモンド、カカオ、バニラビーンズなどを使用しています。主原料は杏の核ですが、香りはアーモンドの香りが強く感じられます。

その杏の核を何十種類もの果実、ハーブを蒸留液に浸します。 その後でアルコールを配合し、熟成されて造られています。

アマレットは、その独特の風味と香りから、多くのカクテルやデザートに使用される人気のリキュールです。ブランドごとの風味の違いを楽しみながら、お気に入りの使い方を見つけてみてください。


味わい・香り・・・主にアーモンドの風味が特徴的で、甘く豊かなアーモンドの味わいと香りが広がりますが、苦味やスパイシーさも感じられることがあり、シナモンやバニラ、オレンジピールなどの香りが感じられることがあります。また、甘すぎず、かといって苦すぎることもなく、まろやかでバランスの取れた味わいが楽しめます。

アマレットはアーモンドの豊かな味わいと、複雑なハーブやスパイスのニュアンスが特徴であり、その独特の風味と香りが多くの人々に愛されています。

  • アマレットの歴史・製法・主なブランドは ⇒ コチラ

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シェーカーの使い方

シェーカーを振る女性バーテンダー

シェーカーの利用目的は・・・

  • 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
  • 材料を素早く冷却する
  • アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )

といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。

スリーピースシェーカー

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

スリーピースシェーカーの各部位名称
  1. ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
  2. ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
  3. トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )

〚 Step 2 = 持ち方 〛

スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。

右利き用( 左利きの方は逆 )

  • 左手 親指   = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
  • 左手 人差し指 = ボディ
  • 左手 中指   = ボディ底を押さえるように
  • 左手 薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
  • 右手 親指   = トップを押さえるように
  • 右手 人差し指 = ボディ
  • 右手 中指   = ボディ
  • 右手 薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )

特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。

〚 Step 3 = 振り方 〛

シェーカーの振り方

まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。

  1. 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
  2. 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
  3. この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )

混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。

シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。

〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛

シェークしたカクテルをグラスに注ぐ女性バーテンダー
  1. シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
  2. ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
  3. ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。

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ツーピース( ボストンシェーカー )

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

ツーピース・ボストンシェーカーの部位名称

まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。

小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )

ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )

ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。

ボストンシェーカーでつくったカクテルをステアするバーテンダー

〚 Step 2 = 持ち方 〛

ツーピース・ボストンシェーカー

ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。

写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。

〚 Step 3 = 振り方 〛

スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。

振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。

笑顔でカクテルをシェークする男性バーテンダー

〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛

シェークしたカクテルをメッシュストレーナーを使ってグラスに注いでいる女性バーテンダー
  • まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
  • 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
  • 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )
シェーク後にカクテルをグラスヘ注ぐ

写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。

フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )

  • シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オール・デイ・カクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

ディジェスティフ Digestif

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。

特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。

アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。

女性が食後のコーヒーを飲んでいる

刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。

香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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オーガズムにおすすめのグラス

カクテルグラス Cocktail glass

カクテルグラス・ショートグラス

逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。

脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。

カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。

一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。

容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。

使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。

シャンパングラス Champagne glass

シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。 

クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。

当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

シャンパングラスのフルート型とクープ型

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。

始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。

オーガズムで使う道具

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