ジンやウィスキー、ワインなどのお酒類のブランド価値などを調査するイギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」、「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をしてランキング化しています。 そしてこのランキングはウィスキーやワイン以外にもカクテル部門があり、毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
今回は 2015年のベスト50のランキングを紹介いたします。
世界で最も売れている
クラシックカクテル人気ランキング
ベスト 50
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[ Page 1 = 50th ~ 41th ]
ロングアイランド・アイスティー ( + コーラ ) Recipe no.432
- 49th place

- ドライ・ジン・・・・・・・・・15ml
- ウォッカ・・・・・・・・・・・15ml
- ホワイト・ラム・・・・・・・・15ml
- テキーラ・・・・・・・・・・・15ml
- ホワイト・キュラソー・・・・・15ml
- レモンジュース・・・・・・・・30ml
- シュガーシロップ・・・・・・・20ml
- コーラ・・・・・・・・・・・・Full
- クラッシュ・ド・アイス
技法・・・・・ビルド / グラス・・・・コリンズグラス / アルコール・・17%
「 ロングアイランド・アイスティー 」は1970年~1980年頃に、アメリカのバーテンダー「 ロバート・バッツ 」氏が考案しました。カクテル自体はジン、ウォッカ、ラム、テキーラという世界4大スピリッツを全て使っており、そのスピリッツをレモンジュースの酸味とコーラの甘味と爽快感で割ったレシピで、レモンジュースとコーラが飲みやすくしてはいますが、アルコール度数は高めなので、飲み過ぎには注意が必要です。
ブラッド・ハウンド ( ジンベース + ワイン ) Recipe no.433
- 48th place

- ドライ・ジン・・・・・・・30ml
- ドライ・ベルモット・・・・15ml
- スイート・ベルモット・・・15ml
- イチゴ・・・・・・・・・・2個
- クラッシュ・ド・アイス
技法・・・・・ブレンド
グラス・・・・ロックグラス
アルコール・・18%
「 ブラッドハウンド Bloodhound 」とはベルギー、フランス、イギリス原産の犬種で、警察犬や狩猟などで活躍しています。カクテル自体は辛味と飲みごたえのドライ・ジンをベースに、ハーブの香りと辛味が特徴のドライ・ベルモット、カラメル風の甘味とハーブの香りのスイート・ベルモット、そしてイチゴをフローズン・スタイルでのむカクテルです。



ブリンカー ( ウィスキーベース + グレープフルーツジュース ) Recipe no.424
- 47th place
ブリンカーとは、競走馬用マスクの目の部分に取り付けているカバーです。ライ・ウィスキーの芳醇な香りに、フルーティーな甘酸っぱさを持つグレープフルーツジュース、フルーティーな甘味のザクロシロップ( グレナデンシロップ )を合わせたレシピで、爽やかな甘味と酸味が特徴的かつウィスキーの奥深い味わいが魅力的なカクテルです。
プランターズ・パンチ ( ラムベース + ライムジュース ) Recipe no.465
- 46th place
プランターズとは「 プランテーション Plantation 」のことで、熱帯や亜熱帯地域の広大な土地を農地にして世界的に需要のある作物を大量に栽培農園のことです。 カクテルは、カラメル風味が特徴のダークラムをベースに、酸味のライムジュース、少しの甘味を加えたシンプルなレシピで、ライムジュースの酸味とダークラムの甘味と風味がそのまま楽しめるカクテルです。
シンガポールスリング ( ジンベース + ソーダ ) Recipe no.269
- 45th place
「 シンガポール・スリング 」の名前の由来は、その名の通り「 シンガポール 」で誕生したのが由来です。ドライジンの辛みと飲みごたえに、レモンジュースの酸味を加え、爽快感と喉越しのソーダで割り、チェリーの甘みと香りが特徴のチェリー・ブランデーを沈めたレシピで、見た目はネーミングの通り美しい2層になっていて、爽やかさと程よい甘みを感じられます。
スコーピオン ( ラムベース + トロピカル ) Recipe no.391
- 44th place

- ホワイト・ラム・・・・・・20ml
- ブランデー・・・・・・・・15ml
- オレンジジュース・・・・・20ml
- レモンジュース・・・・・・20ml
- ライムジュース・・・・・・15ml
- シュガーシロップ・・・・・1tsp
- クラッシュ・ド・アイス
技法・・・・・シェーク / グラス・・・・ゴブレット / アルコール・・13%
1930年代のアメリカ・ハワイ州・ホノルルの小さなBARで誕生しました。カクテル自体は、ラムのクリアさとアルコール感とブランデー香りをベースに、レモンジュースの柑橘系酸味とオレンジジュースのフルーティーな甘味が加わり、しっかりとした飲みごたえに果実感がとても強く感じられるトロピカルな一品です。 他のトロピカル・カクテルよりもレモンジュースが多めなので、しっかりとした酸味も感じられ、サッパリと飲むことができます。
サイドカー ( ブランデーベース + リキュール ) Recipe no.380
- 42th place

- ブランデー・・・・・・・・30ml
- ホワイト・キュラソー・・・15ml
- レモンジュース・・・・・・15ml
サイドカーの誕生には説があり、確定しているものはありません。有力なものが、カクテルの歴史には必ず出てくる人物でもあるハリー・マッケルホーン氏が1933年に考案した説。ブランデーベースを代表するカクテルで、ブランデーの芳醇な香りとコクをベースに、ホワイトキュラソーの甘味、レモンジュースの柑橘系酸味を加えたレシピで、香りの良さ、程よい甘味、酸味のバランスが良いことが最大の特徴で、ブランデーの特徴を爽やかに生かした一品です。
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