テキーラ・サンライズ|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( テキーラ・オレンジジュース・グレナデンシロップ )

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レシピ

材 料

Recipe no.015

  • テキーラ・・・・・・・・・・・・45ml
  • オレンジジュース・・・・・・・・Full
  • グレナデンシロップ・・・・・・・10ml
  • マラスキーノチェリー
  • マドラー
  • グレナデンシロップは底へ沈める
  • このカクテルで使う材料と道具はコチラ ⇒ 材 料道 具

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスは タンブラーグラス がおすすめです。 ゴブレットワイングラス でもO.Kです。

  • アルコール度数 = 9% ~ 10% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 熱烈な恋 」
  • カクテル誕生日 = 「 3月4日 」

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歴史・由来・特徴・感想

歴史・由来

メキシコ生まれのこのカクテルは、メキシコ国内でマイナーなカクテルでした。

世界的に有名になったきっかけは、1972年ロックバンドグループ「 ローリングストーンズ 」のボーカル 「 ミック・ジャガー」氏がメキシコ公演の際にこのカクテルを大変気に入り、滞在中にこのカクテルをたくさん飲んだことがキッカケです。

他にも1989年に、「 メル・ギブソン 」主演映画のタイトルが「 テキーラ・サンライズ 」でした。

この映画のあらすじは凄腕の麻薬の運び屋を引退しようと考えていた主人公( メル・ギブソン )と麻薬取締官という正反対の職業でありながらも主人公とは高校時代の友人、その二人が取り合う美人女性、さらに主人公は金づるなので引退させたくない組織の存在という異様な関係性の映画です。

カクテルに話を戻しますと、説明した2つの要因がテキーラサンライズを世界でも知れ渡るきっかけになった大きなキッカケです。

テキーラ・サンライズの「 サンライズ( Sunrise )」は、「 日の出 」という意味です。 オレンジジュースを朝焼けの空に、グラスの底に沈んだグレナデンシロップを太陽に見立てています。

特徴・感想

テキーラの独特な風味を、オレンジジュースのフルーティーな甘味で割り、グレナデンシロップの甘味をアクセントに加えています。

テキーラのアルコールを感じさせない飲みやすいカクテルです。

テキーラベースのカクテルをこれから飲み始めるという人は、このカクテルから飲み始めることをお勧めします。

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このカクテルに使う材料

ベースのお酒・テキーラ

世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジンウォッカラム程の生産量はありません。

その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )。

これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。

テキーラの誕生

テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。

15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町がり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。

焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。

そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。

テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。

その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。

テキーラの定着

テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。

そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。

その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。

こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。

テキーラの製法

テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。

さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。

収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。

加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )

  • テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ

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テキーラの種類

テキーラの種類は、まず原料のであるアガヴェの使用パーセントによって大きく2つに分けられます。

  • アガヴェを51%以上使用したテキーラ。 日本はこちらのタイプが大半を占めています。 爽やかさと、独特な甘みが特徴です。
  • アガヴェを100%使用したテキーラ。 別名「 プレミアムテキーラ 」と呼ばれたりもします。 見分けるのは瓶にのラベルに「 100% DE AGAVE 」等の記載があります。香りとアガヴェの特有の風味が51%以上のものと大きく違います。

他にもテキーラは熟成期間によってカテゴリー分けもされています。

〚 ブランコ Blanco 〛

色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記がされています。

熟成を行わないので( もしくは短い期間の熟成 )爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。 カクテルに使用しているテキーラは、ほとんどがこのブランコを使っています。

Photo = エラドゥーラ・プラタ Herradura

  • おすすめのテキーラ・ブランコ ⇒ コチラ

〚 レポサド Reposado 〛

Reposado = 「 安らかな、平静な 」という意味で、短い期間休ませるという意味があります。

名前の通り 2か月~1年未満熟成させたテキーラです。 色は無色透明にほんの少しゴールドが入った色合いです。

樽の香りとコクがブランコに少し加わり、ほのかな甘味が味わい深くなっていて、甘味と辛味のバランスがとれた味わいが特徴です。

Photo = オルメカ Olmeca

  • おすすめのテキーラ・レポサド ⇒ コチラ

〚 アネホ Anejo 〛

Anejo = 「年、熟成 」の意味です。 その名の通り1年~3年以上しっかりと熟成させたテキーラで、色もウィスキーに近い色になっています。

アネホから樽にも規制があり、600ml以上の樽を使用しないとアネホとして認められません。

バニラやキャラメルのような樽の風味が強く、アガヴェに強い香りを付けたテキーラで、ウィスキーに近い存在になっています。 別名 「 プレミアム・テキーラ 」とも呼ばれます。

Photo = ドン・フリオ Don julio( 画像はレポサド )

  • おすすめのテキーラ・アネホ ⇒ コチラ

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今回紹介したカクテルの材料

グレナデンシロップ

グレナデンシロップとは、ザクロの果汁に砂糖を加えてつくったノンアルコールのシロップ。 現在ではザクロのみではなく、木イチゴカシスエルダーフラワーなど様々なベリーなどを使って製造されています。

カクテルでの使用は、色を付けるために使われたり、風味を加えるためや、甘味を足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。

グレナデンシロップのグレナデンとは、フランス語で「 グルナディンヌ grenadine 」が少し変わってグレナデンとなりました。 意味は直訳すると「 ザクロから生まれたもの 」になり、グレナデンのみではシロップの意味はありません。

日本やフランスなどではグレナデンシロップとザクロのシロップは同じものという考えがありますが、アメリカやイギリスなどの英語圏では数種類のベリーをまぜたシロップという認識が一般的です。
ちなみにオルスデローエ・グレナデンというリキュールが存在していますが、これはザクロのリキュールであって、製法もグレナデンシロップとは違いますし、アルコールが入っていますので別物という認識が必要です。

  • グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ

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ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

材料の沈め方 & 浮かし方

カクテルの中に 2色になったものが多数あります。(中には何層にもなったカクテルもあり、有名なもので写真のプース・カフェがあります)

これらの層になっているカクテルは、材料比重の重い物から入れて作っています。 そのままグラスに材料を入れてしまうとできませんが、混ざらないようにゆっくり入れるとできます。 その際に使うのがバースプーンです。

  • Step 1 = まず沈める材料をメジャーカップや、小さなグラスなどに必要な分量を入れておきます。( 瓶からそのまま入れる場合もありますが、瓶が重く、多く出てしまう可能性があるので初心者の方は特におすすめできません )
  • Step 2 =バースプーンの先を下に向けます。(スプーンの背中が上になるようにする)
  • Step 3 = 次に下に向けたバースプーンの先端をグラスの内側の上の方のに当てます。
  • Step 4 = 用意した沈める材料をバースプーンの背中にゆっくりと流します。

これで比重の重い材料は底へ、軽いものは上へ浮かび、層があるカクテルができます。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルを飲むタイミング用語 TPO

オールデイカクテル All day

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。

ディジェスティフ Digestif

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。

特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。

アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。

香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンク以外で使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。

歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。

ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。

基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。

このカクテルに使う道具

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