テキーラ シルバー( ブランコ・プラタ )の おすすめ銘柄・ブランド 4選|カクテルのお酒・スピリッツ編

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テキーラとテキーラ ブランコについて

世界4大スピリッツの一つテキーラのご紹介。

テキーラはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく、原産地呼称が認められているお酒です。

つまりテキーラ地域で生産されなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。

しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラサンライズ 」や「 マルガリータ 」が特に有名であり、人気の高いカクテルです。

テキーラは熟成期間によってカテゴリー分けをされています。

今回ピックアップするテキーラは、色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記を用います。

熟成を行わないので( もしくは短い期間の熟成 )、爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。カクテルに使用しているテキーラはほとんどがこのブランコです。

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テキーラ ブランコの比較表

項目 / 銘柄クエルボサウザエラドゥーラパトロン
製 法釜蒸留 & 塔蒸留釜蒸留 & 塔蒸留釜蒸留釜蒸留
熟成期間な しな しな しな し
アルコール40 %40 %40 %40 %
香 りフレッシュな柑橘類、アガベ、ハーブ柑橘類、青草、ホワイトペッパーグレープフルーツ、ライム、ミントシトラス、アガベ、バニラ
味わい軽快で爽快軽快で爽快爽快でスパイシー芳醇でスムース
特 徴世界中で愛される定番爽快な柑橘類の香り複雑な香り高級感のある味わい
おすすめロック、カクテルロック、カクテルロック、カクテルストレート、ロック、カクテル
価格帯2,000円台1,000円台3,000円台6,000円台

クエルボ・シルバー Cuervo

クエルボの歴史

クエルボの創業・・・クエルボの歴史は、1758年スペイン統治時代に遡ります。その年、ホセ・アントニオ・デ・クエルボが、当時のスペイン王からメキシコのハリスコ州の土地を譲り受け、テキーラの生産を始めました。

王室の特許状・・・1795年、スペイン国王がクエルボに特許状を与え、彼らのテキーラ製造を認めました。これにより、クエルボは公式に認定されたメキシコのテキーラ製造者となり、クエルボは最も古いテキーラブランドの1つとして知られるようになりました。

世界的な展開・・・19世紀後半にアメリカに輸出され始めました。特に、プロヒビション時代にはアメリカ市場での需要が高まり、クエルボの人気は急速に広まりました。

ブランドの成長・・・時代とともにブランドを成長させ、世界的に有名なテキーラのブランドとして確立されました。彼らの製品ラインには、シルバーテキーラ、レポサド、アネホなどが含まれています。

クエルボはその歴史の中でさまざまな出来事を経験しました。例えば、メキシコ革命中には生産が一時的に中断されましたが、その後もブランドは成長し続けました。

現在のクエルボ・・・現在、クエルボは世界中で愛されるテキーラのブランドとして知られています。彼らの製品は、高品質なテキーラとして評価され、多くのバーとレストランで提供されています。

クエルボは、メキシコのテキーラ産業の歴史において重要な役割を果たし、そのブランドは世界中で広く認知されています。

日本では現在アサヒ飲料が販売権を取得し、日本国内でも多く使われている一品です。


名前の由来

「 クエルボ 」とはスペイン語で「 カラス 」の意味です。

創始者のホセ・アントニオ・クエルボの遠い祖先が、強盗の放った銃弾がカラスの存在で助かったという話があり、その後「クエルボ」と名乗るようになったということです。

そして、クエルボのテキーラはもちろん、蒸溜所や自社畑を守るファミリーシンボルとして掲げられているのが“カラス”のマーク。

実はロゴマークを作った理由はもう一つあり、当時文字の読めない人が多くいたため、カラスのマークを入れて、文字の読めない人にも覚えてもらおうという企業努力も含んでいます。


クエルボシルバーの特徴

味わい・・・クエルボシルバーは、ライトからミディアムボディで、口当たりが滑らかです。甘味と辛味のバランスがよく、穏やかな口当たりを持ちながらも、テキーラ特有の苦味も感じられます。フルーティーで爽やかな風味があり、柑橘類やアガヴェの特徴的な味わいが感じられます。

香り・・・ライムやレモンなどの柑橘類の香りが感じられ、アガヴェのプラントから発生する特有のフローラルで甘い香りがあります。その特有のフローラルさが、穏やかでフレッシュ、そして爽やかな印象を与えます。

クエルボシルバーはライトボディでスムーズな口当たりを持ち、柑橘類の香りとアガベのフローラルな香りが特徴的です。その穏やかな味わいと清涼感が、さまざまなカクテルに活用されています。

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サウザ・シルバー Sauza

Photo = 画像提供 SUNTORY

サウザの歴史

サウザの創業・・・1873年にメキシコ・ハリスコ州に、若干15歳の若者が蒸留所を取得し、アガヴェを栽培しました。 その若者がサウザ創設者である「 ドン・セノビオ・サウザ 」です。

テキーラの革新・・・当時テキーラは「 メスカル 」というアガヴェから作られるお酒の中の一種という認識でしたが、それまでとは違う高品質なテキーラを造り、初めてラベルに 「 テキーラ 」という記載を行って販売しました。

国際的な展開・・・サウザは高品質なテキーラ製造を完成させると、国外への輸出に力を入れ始め、アメリカの輸出を成功させます。さらに1903年、2代目サウザの「 ドン・エラディオ・サウザ 」はヨーロッパ輸出を成功させます。

模倣品問題・・・テキーラが世界に広まっていくと、次は模倣品が多く広まるという問題が発生します。テキーラの先駆者であるサウザはこのことに危機感を覚え、この問題解決に動いたのが、1946年に社長就任した3代目サウザである「 ドン・フランシスコ・ハビエル・サウザ 」です。結果メキシコ政府に原産地呼称が義務付けられることになりました。 3代目は問題解決のみではなく、販売拠点を拡大することにも力を注ぎ、現在のテキーラ地位を確立しています。

創設者が土台を築き、2代目が世界に広め、3代目が問題を解決するといった歴史がサウザの強みではないでしょうか。


サウザの鶏

テキーラ「 サウザ 」のラベルに描かれている は、メキシコの文化と伝統を象徴する重要な意味を持っています。

メキシコのシンボル・・・鶏は、メキシコの古代文明から神聖な動物として崇められてきました。

アステカ文明・・・アステカ文明では太陽神ウィツィロポチトリの化身とされ、マヤ文明 では、豊穣と繁栄の象徴とされていました。

そのため、鶏はメキシコの国民的な動物であり、サウザ社のラベルに描かれることで、メキシコの文化と伝統への誇りを表しています。

強さと勇気の象徴・・・鶏は、闘争心旺盛で勇敢な動物として知られています。サウザ社のラベルに描かれている鶏は、力強く誇らしげな姿で描かれており、サウザ社のブランドイメージである 「 力強さ 」「 自信 」「 挑戦 」 を体現しています。


サウザの特徴

味わい・・・サウザシルバーは、ライトボディでありながら、さわやかな口当たりを特徴としています。重くなく、飲みやすいテキーラです。フルーティーで爽やかな風味が感じられます。特に柑橘類の爽やかな味わいが特徴的です。

香り・・・サウザシルバーには、柑橘類の香りやアガベの風味が豊かに感じられます。特にライムやレモンの香りが強調されることがあります。香りは軽やかで爽やかであり、飲み物のクリアさやフレッシュさを表現しています。

テキーラブランコの特徴はやはりすっきりした味わいが特徴で、カクテルに使うテキーラを迷った際には、サウザを使う事をおすすめします。

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エラドゥーラ・プラタ Herradura

エラドゥーラの歴史

エラドゥーラの創業・・・19世紀にメキシコのハリスコ州で創業されました。具体的な創業年は不明ですが、メキシコのテキーラ産業が発展し始めた時期にさかのぼります。

伝統的な製法・・・エラドゥーラは、伝統的なテキーラの製法を守りながら、品質の高いテキーラを生産してきました。アガベを原料とし、蒸留や熟成などの工程を丁寧に行うことで、独自の味わいを生み出しています。創業以来一貫して高品質のテキーラを提供してきました。その品質は、数々の賞や評価を受けるなど、多くのファンや専門家から高く評価されています。

ブランドの成長・・・エラドゥーラは、創業以来着実に成長し、メキシコ国内だけでなく国際市場でも人気を博しています。その優れた品質と伝統的な製法が、世界中のテキーラ愛好家に支持されています。

現在のエラドゥーラ・・・現在、エラドゥーラはメキシコの代表的なテキーラブランドの1つとして知られています。その製品ラインには、シルバー、レポサド、アネホなどのさまざまなバリエーションが含まれており、多くの人々に愛されています。

日本では現在アサヒ飲料が販売権を取得し、日本国内でも評価の高い一品です。


シンボルマーク

エラドゥーラの蒸留所ができる前は牧場でした。

牧場の幸運のシンボルである蹄鉄を、たまたまアガヴェ畑で見つけたことからロゴマークをそのまま蹄鉄( Herradura )を使用するようになりました。


アシエンダとは

エラドゥーラ蒸留所は世界でも唯一の「 アシエンダ 」で登記されている蒸留所です。

アシエンダとは、スペイン統治時代に地主が大農園を支配し、従業員を自分の土地に住まわせている経営システムで、広大な敷地には地主の大家族の屋敷と従業員の家があり、小さな村の様になっています。

キアヌ・リーブス主演 「 雲の中で散歩 」という映画があり、アシエンダを舞台とした恋愛ストーリーになっています。

この映画のストーリーは、反町隆史さんと和久井映見さん主演のドラマ「 バージンロード 」とほぼ同じストーリーになっていて、雲の中で散歩は1995年公開で、バージンロードはその2年後に放送されていることから、雲の中で散歩をモデルにしたドラマなのかなと思います。

どちらも見ごたえがある作品なので、おすすめです。 そしてこの映画を観ればアシエンダがどういったものなのか理解できますし、僕のオススメ映画でもあります。


エラドゥーラの特徴

味わい・・・フルーティーで穏やかな味わいを持ちます。その口当たりは柔らかく、飲みやすい特徴があります。またライトボディのテキーラであり、口に含んだときに重たい感じがなく、すっきりとした飲み心地が楽しめます。

香り・・・柑橘類の香りやアガベの風味が豊かに感じられます。特にライムやレモンの香りが強調されることがあります。軽やかで爽やかな香り: 香りは軽やかで爽やかであり、飲み物のクリアさやフレッシュさを表現しています。

10年育成したアガヴェを使用し、口当たりが良い上品なテキーラです。 他と違う点はホワイトオーク樽を使用していることです。 ホワイトオーク樽を使用することで、シナモンやフルーティな香りが入り、とても飲みやすい一品です。

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パトロン・シルバー Patron

パトロンの歴史

パトロンの創業・・・1989年にジョン・ポール・デジョリアとマーティン・クロウリーによって設立された比較的新しいテキーラブランドです。

ジョン・ポール・デジョリアは、ホームレスから世界的な億万長者に変身した感動ヒストリーで有名な人物です。

また博愛主義者、動物保護活動家としても知られています。

パトロンを設立する以前、デジョリアはヘアケア製品会社で大成功を収めていました。一方、クロウリーはテキーラ業界で豊富な経験を持つ人物でした。

二人は、最高品質のテキーラを世界に紹介するという共通の目標を持ち、パトロンを設立しました。

こだわり・・・とにかく最高品質のテキーラを作ることに強いこだわりを持っています。使用するアガヴェは、100%ブルーアガヴェのみ。そして、伝統的な製法と最新技術を組み合わせることで、他にはない滑らかで芳醇な味わいのテキーラを生み出しています。

成功・現在・・・パトロンは、発売後すぐに世界中で人気を博し、現在ではプレミアムテキーラ市場を牽引するブランドの一つとなっています。


名前の由来

テキーラ「 パトロン 」の名前の由来は、スペイン語で守護聖人を意味する「 パトロン 」という言葉です。

創業者であるジョン・ポール・デジョリアは、テキーラを造る過程で、多くの人々に助けられたと感じ、その感謝の気持ちを込めて、守護聖人という意味の「 パトロン 」という名前を付けたそうです。

また、パトロンという名前には、テキーラを飲む人々に幸運をもたらすという意味も込められています。


パトロン・シルバーの特徴

味わい・・・パトロンシルバーは、口に含んだときに柔らかく、スムーズな口当たりが特徴です。そのなめらかさは、初心者から経験豊富なテキーラ愛好家まで幅広く楽しむことができます。また、軽やかさ、爽やかさ、そしてフルーティーさなどの味わいも特徴として挙げられます。特に柑橘類の風味が際立ち、レモンやライムの爽やかなニュアンスが感じられます。

香り・・・パトロンシルバーには、柑橘類の爽やかな香りやアガベの風味が豊かに感じられます。特にライムやレモンの香りが際立つことがあります。 香りは軽やかで爽やかであり、フレッシュな柑橘類の香りが心地よく広がります。

まとめますと、パトロンシルバーは軽やかで爽やかな味わいと香りが特徴であり、そのクリアな外観とフルーティーな風味が人気を集めるテキーラです。

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感想・まとめ

テキーラ独特の風味を感じつつ、フルーツジュースなどの他の材料とも相性が良いことから、そのまま飲む( ストレートやロック )よりはカクテルに使われることが多いテキーラ・ブランコ。

テキーラをこれから飲む人、またはテキーラカクテルを作ってみようかと考えている人は、まずブランコからお試しください。

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テキーラの製法・原料・歴史

世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジンウォッカラム程の生産量はありません。

その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )

これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。

しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラサンライズ 」や「 マルガリータ 」が有名です。


テキーラの誕生

テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。

15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町があり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。

焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。

そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。

テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。

その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。

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テキーラの定着

テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。

そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。

その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。

こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。


テキーラの製法・原料

テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。

さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。

収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。

加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )

  • テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ

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