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レシピ
材 料
Recipe no.443
- テキーラ・・・・・・・・・・・30ml
- ミドリ・・・・・・・・・・・・15ml
- レモンジュース・・・・・・・・15ml
- 塩スノースタイル
技法 = シェーク
※ スノースタイル = グラスの縁をレモンなどで濡らし、塩または砂糖を付着させること
作り方
グラスは シャンパングラスのクープ型 か カクテルグラス を使います。
- Step 1 = グラスの縁をレモンなどで濡らし、塩を付けてスノースタイルにします。
- Step 2 = シェーカーにテキーラ、ミドリ、レモンジュース、氷を入れます。
- Step 3 = しっかりと シェーク します。
- Step 4 = シェークした材料をグラスヘ注ぎ完成です。
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特徴・感想
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/07/ミドリマルガリータ・イメージ.jpg)
今回紹介した「 ミドリ・マルガリータ 」とはテキーラベースの中でも最も認知度と人気が高く、毎年行われている世界クラシックカクテル・セールスベスト50に必ずと言っていいほど上位に入るカクテル「 マルガリータ 」から派生したバリエーション・カクテルです。
ミドリ・マルガリータの「 ミドリ 」とは、日本が世界に誇るメロンのリキュールのことで、商品名もその美しい緑色から「 ミドリ 」となっているリキュールです。 現在メロン・リキュール = ミドリとなるぐらいスタンダードなリキュールで、世界中で使われている一品です。
その美しい緑色とフルーティーな香りと甘味を持つミドリをホワイト・キュラソーの代わりに使い、アガヴェの独特な風味が特徴的なテキーラ、柑橘系酸味のレモンジュースを混ぜ合わせたレシピで、ホワイトキュラソーがミドリに変わったことで、甘味とフルーティーさがアップされていて飲みやすさが増しているカクテルです。
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関連カクテルレシピ リスト・一覧
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/テキーラ・レシピ一覧・アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/リキュール果実・種子・レシピ一覧・アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/12/レシピリスト|マルガリータ|アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2024/01/レシピリスト|定番・人気|アイキャッチ.jpg)
※ 画像をクリックすると、レシピ リスト・一覧ページへジャンプします。
〚 他のカクテル レシピリスト 〛
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マルガリータの誕生・バリエーション
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81.jpg)
マルガリータの誕生
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E6%81%8B%E4%BA%BA.jpg)
1949年アメリカで開催されたナショナル・カクテル・コンペティションで、3位を受賞した作品。 考案者は「 ジャン・デュレッサー 」。その後マルガリータは世界中に有名になると共に、これまであまり使われることのなかったテキーラも一緒に世界中に広がりました。マルガリータの名前の由来はとても有名です。
1970年、ジャン・デュレッサーがイギリス・バーテンダー協会からインタビューを受け、その時にマルガリータの名前の由来を話していました。 1926年、恋人と狩猟に出かけた際に、誰かが誤って撃った流れ弾に当たってしまいマルガリータは亡くなってしまいました。デュレッサーはその彼女を偲んでこのカクテルを創作したという悲話があるのです。
実はカクテル・マルガリータには、誕生したのは他にも説があります。 メキシコにあるホテルのバーテンダーが、何のお酒にも塩を舐めてから飲む彼女の名前を取って創作したという説もありますが、デュレッサーが有力と言われています。
マルガリータのバリエーション
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- マルガリータ・・・・・・・・・本家本元のカクテル。
- トミーズ・マルガリータ・・・・ホワイトキュラソーをアガヴェシロップに変えたレシピ。
- ブルー・マルガリータ・・・・・ホワイト・キュラソーをブルー・キュラソーに変更したカクテル。
- ゴールデン・マルガリータ・・・ホワイトキュラソーとライムジュースをオレンジキュラソーとレモンジュースに変えたレシピ。
- メスカル・マルガリータ・・・・ベースとホワイトキュラソーをメスカルとアガヴェシロップに変えたレシピ。
- チョコレート・マルガリータ・・チョコレートリキュールを加えたデザート・カクテル。
- フローズン・マルガリータ・・・フローズンスタイルにしたマルガリータ。
- ロング・マルガリータ・・・・・マルガリータをトニック割りにしたカクテル。
- ロング・ブルーマルガリータ・・ブルー・マルガリータをトニックで割り、ロングスタイルにしたカクテル。
このカクテルに使う材料
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ベースのお酒・テキーラ
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A9-%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81.jpg)
世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジン・ウォッカ・ラム程の生産量はありません。
その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )。
これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。
しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラ・サンライズ 」・「 マルガリータ 」が有名です。
テキーラの誕生
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テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )を発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。
15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町がり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。
焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。
そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。
テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。
その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。
テキーラの定着
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF.jpg)
テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。
そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。
その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。
こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。
テキーラの製法
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テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。
さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。
収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。
加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )
- テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ
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テキーラの種類
テキーラの種類は、まず原料のであるアガヴェの使用パーセントによって大きく2つに分けられます。
- アガヴェを51%以上使用したテキーラ。 日本はこちらのタイプが大半を占めています。 爽やかさと、独特な甘みが特徴です。
- アガヴェを100%使用したテキーラ。 別名「 プレミアムテキーラ 」と呼ばれたりもします。 見分けるのは瓶にのラベルに「 100% DE AGAVE 」等の記載があります。香りとアガヴェの特有の風味が51%以上のものと大きく違います。
他にもテキーラは熟成期間によってカテゴリー分けもされています。
〚 ブランコ Blanco 〛
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色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記がされています。
熟成を行わないので( もしくは短い期間の熟成 )爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。 カクテルに使用しているテキーラは、ほとんどがこのブランコを使っています。
Photo = エラドゥーラ・プラタ Herradura
- おすすめのテキーラ・ブランコ ⇒ コチラ
〚 レポサド Reposado 〛
Reposado = 「 安らかな、平静な 」という意味で、短い期間休ませるという意味があります。
名前の通り 2か月~1年未満熟成させたテキーラです。 色は無色透明にほんの少しゴールドが入った色合いです。
樽の香りとコクがブランコに少し加わり、ほのかな甘味が味わい深くなっていて、甘味と辛味のバランスがとれた味わいが特徴です。
Photo = オルメカ Olmeca
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/09/テキーラ・レポサド・オルメカ-02.jpg)
- おすすめのテキーラ・レポサド ⇒ コチラ
〚 アネホ Anejo 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AA-2.jpg)
- おすすめのテキーラ・アネホ ⇒ コチラ
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シェーカーの使い方
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81.jpg)
シェーカーの利用目的は・・・
- 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
- 材料を素早く冷却する
- アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )
といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。
スリーピースシェーカー
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E9%83%A8%E4%BD%8D%E5%90%8D%E7%A7%B0.jpg)
- ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
- ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
- トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )
〚 Step 2 = 持ち方 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E6%8C%81%E3%81%A1%E6%96%B9%E5%B7%A6%E6%89%8B.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E6%8C%81%E3%81%A1%E6%96%B9%E5%8F%B3%E6%89%8B.jpg)
スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。
右利き用( 左利きの方は逆 )
- 左手 ・親指 = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
- 左手 ・人差し指 = ボディ
- 左手 ・中指 = ボディ底を押さえるように
- 左手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
- 右手 ・親指 = トップを押さえるように
- 右手 ・人差し指 = ボディ
- 右手 ・中指 = ボディ
- 右手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。
〚 Step 3 = 振り方 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E5%A5%B3%E6%80%A7.jpg)
まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。
- 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
- 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
- この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )
混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。
シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。
〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%B3%A8%E3%81%90.jpg)
- シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
- ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
- ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。
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ツーピース・シェーカー( ボストン・シェーカー )
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E9%83%A8%E4%BD%8D%E5%90%8D%E7%A7%B0.jpg)
まずはツーピースシェーカー( ボストン・シェーカー )の部位名称です。
小さい方が金属であれば「 ショート・ティン 」、ガラス製であれば「 パイント・グラス 」です。 ショート・ティン( パイント・グラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )
ショート・ティン( パイント・グラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショート・ティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショート・ティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショート・ティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 上記写真の様に立てると曲がったようになります )
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-4.jpg)
ショート・ティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。
〚 Step 2 = 持ち方 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-1.jpg)
ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。
上記写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショート・ティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。
〚 Step 3 = 振り方 〛
スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。
振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/06/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-%E6%8C%AF%E3%82%8A%E6%96%B9-2.jpg)
〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-5.jpg)
- まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショート・ティンが上に来るように持ちます )
- 左手の中指と人差し指で、ショート・ティンを右へ押すように持ちます。
- 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショート・ティンが外れない場合は2回叩きましょう )
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E8%A8%80%E8%91%89.jpg)
左の写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。
フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )
- シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ
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カクテルを飲むタイミング用語 TPO
オールデイカクテル All day
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC.jpg)
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。
ディジェスティフ Digestif
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/10/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E9%A3%9F%E5%BE%8C.jpg)
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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このカクテルのおすすめ グラス
シャンパングラス Champagne glass
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2021/11/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88.jpg)
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。 先に誕生したのはクープ型です。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。
カクテルグラス Cocktail glass
逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。なので飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2021/11/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9.jpg)
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルに使う道具
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