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定番カクテル「 マルガリータ 」が、日本生まれのリキュール“ミドリ”と出会って、爽やかでポップな一杯に進化しました。
「 フローズンミドリマルガリータ 」は、テキーラの力強さとメロンの甘味、ライムの酸味が絶妙に調和した、夏にぴったりのフローズンカクテル。シャーベット状の口当たりと塩スノースタイルのアクセントで、見た目も味も楽しめる涼感たっぷりの一杯です。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.708
- テキーラ・・・・・・・・・・・30ml
- ミドリ・・・・・・・・・・・・15ml
- レモンジュース・・・・・・・・15ml
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- クラッシュアイス
- 塩スノースタイル
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと
技法 = ブレンド
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作り方
グラスは大型の カクテルグラス か シャンパングラスクープ型 を使います。

グラスの縁をレモンカットやライムカットなどで軽く濡らし、塩を付着させます。
( 小皿などに塩を広げ、レモンなどで軽く濡らしたグラスを逆さにしてグラスを横に回して塩を付けます )
ブレンダーに テキーラ、ミドリ、レモンジュース、シュガーシロップ を入れます。
クラッシュアイスをつくり、1/2カップほどブレンダーに入れてしっかりとブレンドします。
フローズン状になった材料をグラスヘバースプーンを使って入れ、短く切ったストロー挿し、お好みでミントの葉などを飾り完成です。
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フローズンミドリマルガリータの特徴と動画
特 徴

テキーラを世界に定着させた「 マルガリータ 」のバリエーションカクテルです。内容はマルガリータに使われるホワイトキュラソーを日本生まれのリキュール「 ミドリ 」に変え、フローズンスタイルにしたカクテルです。
フローズンミドリマルガリータは、テキーラとメロンリキュールが織りなす爽やかな味わいが魅力のフローズンカクテルです。氷と一緒にブレンドすることで、シャーベット状の軽やかな口当たりになり、暑い季節にぴったりの一杯に仕上がります。
たとえば、テキーラの力強さにライムの酸味、ミドリの甘く華やかな香りが加わることで、バランスのとれた飲みやすい味わいが生まれます。塩スノースタイルをすればグラスの縁が味にアクセントを加え、見た目の鮮やかさも楽しめるカクテルです。
動 画
引用 = こむぎ かふか / kafuka komugi https://www.youtube.com/@kafuka_komugi/shorts 」
「材料リスト






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マルガリータの誕生・バリエーション
マルガリータの誕生

1949年アメリカで開催されたナショナル・カクテル・コンペティションで、3位を受賞したカクテルです。
考案者は「 ジャン・デュレッサー 」氏。 その後マルガリータは世界中に有名になると共に、これまであまり使われることのなかったテキーラも一緒に世界中に広がりました。ジャンはメキシコに住む友人に、テキーラ、オレンジキュラソー、ライムジュースのカクテルを教えてもらい、それを改良したものが「 マルガリータ 」となったそうです。
マルガリータのバリエーション

- マルガリータ・・・・・・・・本家本元のカクテル
- ゴールデンマルガリータ・・・ホワイトキュラソーをオレンジキュラソーに変えたレシピ
- トミーズマルガリータ・・・・ホワイトキュラソーをアガヴェシロップに変えたレシピ
- ブルーマルガリータ・・・・・ホワイトキュラソーをブルーキュラソーに変更したカクテル
- ミドリマルガリータ・・・・・ホワイトキュラソーをメロンリキュールに変更したカクテル
- メスカルマルガリータ・・・・ベースとホワイトキュラソーをメスカルとアガヴェシロップに変えたレシピ
- チョコレートマルガリータ・・チョコレートリキュールを加えたデザートカクテル
- ロングマルガリータ・・・・・マルガリータをトニック割りにしたカクテル
- ロングブルーマルガリータ・・ブルーマルガリータをトニックで割り、ロングスタイルにしたカクテル
関連のカクテルレシピ リスト




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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
ベースのお酒・テキーラ
世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジン・ウォッカ・ラム程の生産量はありません。
その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )
これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。
しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラサンライズ 」や「 マルガリータ 」が有名です。
テキーラの誕生

テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )を発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。
15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町があり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。
焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。
そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。
テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。
その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。
テキーラの定着

テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。
そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。
その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。
こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。
テキーラの製法

テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。
さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。
収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。
加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )
- テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ
テキーラの種類
テキーラの種類は、まず原料であるアガヴェの使用パーセントによって大きく2つに分けられます。
- アガヴェ使用51%以上テキーラ = 日本はこちらのタイプが大半を占めています。 爽やかさと、独特な甘味が特徴です。
- アガヴェ使用100%テキーラ = 見分けるのは瓶にのラベルに「 100% DE AGAVE 」等の記載があります。香りとアガヴェ特有の風味が51%以上のものと大きく違います。
他にもテキーラは熟成期間によってカテゴリー分けもされています。
ー ブランコ Blanco ー

色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記を用います。
熟成を行わないので( 短い期間熟成する場合もある )爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。
カクテルに使用しているテキーラのほとんどがブランコです。
Photo|エラドゥーラ・プラタ Herradura
- おすすめのテキーラ・ブランコ ⇒ コチラ
ー レポサド Reposado ー
Reposado = 「 安らかな、平静な 」という意味で、短い期間休ませるという意味があります。
名前の通り 2か月~1年未満熟成させたテキーラです。 色は無色透明にほんの少しゴールドが入った色合いです。
樽の香りとコクがブランコに少し加わり、ほのかな甘みが味わい深くなっていて、甘味と辛味のバランスがとれた味わいです。
Photo|オルメカ Olmeca

- おすすめのテキーラ・レポサド ⇒ コチラ
ー アネホ Anejo ー

- おすすめのテキーラ・アネホ ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オール・デイ・カクテル All day cocktail

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
ディジェスティフ Digestif
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。

刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
おすすめのグラス
カクテルグラス Cocktail glass

逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
道具リスト








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