ヴェスパー・マティーニのカクテルレシピ・作り方・特徴・由来｜ジン + ウォッカ + リレブラン

※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。

007ジェームズ・ボンドが愛したヴェスパー・マティーニ。ジンとウォッカの力強さに、リレ・ブランの優雅な甘みが調和した洗練された味わいです。一度知ったら忘れられない、特別な一杯をぜひお楽しみください。

[ スポンサーリンク ]

レシピと作り方

材料

Recipe no.434

ドライジン・・・・・・・・・・45ml
ウォッカ・・・・・・・・・・・15ml
リレ・ブラン・・・・・・・・・5ml
レモンピール + レモンの皮

※ ピール = 果実皮をカクテルに絞って香り付けをする

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

ドライジンのおすすめ銘柄リスト
 ウォッカのおすすめ銘柄リスト

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにドライジン、ウォッカ、リレ・ブラン、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークをし、シェークした材料をグラスヘ注ぎます。

シェーカーの使い方 ➡

Step

仕上げ

レモンピールを行い、使ったレモンの皮をグラスの中へ入れて完成です。

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 34% ～ 35% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「いつも美しく」
カクテル誕生日 = 「不明」

ヴェスパー・マティーニの詳細・動画

由来・誕生

Photo｜ヴェスパー・リンド役のエヴァ・グリーン｜画像引用 Wikipedia

ヴェスパー・マティーニは、1953年に出版された小説「007 カジノ・ロワイヤル」で誕生した、ジェームズ・ボンドゆかりのカクテルです。考案者はバーテンダーではなく、作者のイアン・フレミング自身。作品に登場するボンドガール「ヴェスパー・リンド」の名前がそのまま使われており、ボンドが彼女への想いを込めて名付けたとされています。別名「ボンド・マティーニ」とも呼ばれ、2006年の映画化によって世界中で人気が再燃しました。

ドライジンのボタニカルな香りとキリッとした辛味に、ウォッカのクリアでスムーズな飲み口が加わります。そこにリレ・ブランというフランス産のアペリティフワインが、オレンジなどの果実の香りとほのかな甘みを添え、レモンピールの爽やかな香りが全体を引き締めるのです。一般的なマティーニがオリーブを飾るのに対し、このカクテルはレモンの皮を使う点が特徴的です。

グラスに注がれた透明な液体は、まるで宝石のように輝き、レモンの皮が浮かぶ様子がエレガントに映ります。一口含めば、ジンとウォッカの力強い味わいとリレ・ブランの複雑な甘みが調和し、レモンの香りが鼻を抜けていきます。喉を通る瞬間はドライで洗練され、余韻には上品な苦味とフルーティな香りが残ります。アルコール度数は34〜35%と高めですが、一度この味を知ったら他のものが飲めなくなるという、ボンドの言葉を体験できる特別な一杯です。

特徴・味わい

Photo｜画像提供 Pernod Ricard Japan

ヴェスパー・マティーニの最大の魅力は、ジンとウォッカの力強さにリレ・ブランの優雅な甘みが調和した、複雑で洗練された味わいです。ドライジンのボタニカルな香りとウォッカのクリアでスムーズな飲み口が一体となり、リレ・ブランのオレンジなどの果実の香りとほのかな甘み、そしてレモンピールの爽やかな香りが全体を引き締めます。

グラスに注がれた透明な液体は、まるで宝石のように輝き、浮かぶレモンの皮がエレガントな雰囲気を演出します。一口含めば、ジンとウォッカの強い味わいがまず口の中に広がり、続いてリレ・ブランのフルーティな甘みが舌を包み込むのです。喉を通る瞬間はドライで力強く、余韻には上品な苦味とレモンの爽やかな香りが心地よく残ります。アルコール度数は34〜35%前後と非常に高めですが、リレ・ブランの存在が全体をまろやかにまとめ上げ、飲みやすさを生み出しています。ジェームズ・ボンドが愛した、一度知ったら忘れられない特別な味わいをぜひ体験してみてください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・オリーブやナッツ、スモークサーモン、キャビアなど、シンプルで上品なおつまみが最適です。
作り方のポイント・・・原作ではシェイクで作りますが、レモンピールは丁寧に行い、香りをしっかり引き出してからグラスに入れましょう。
飲み方の注意・・・アルコール度数が非常に高いため、ゆっくりと時間をかけて味わいながら楽しむのがおすすめです。
材料の選び方・・・原作ではゴードンズのジンとロシア産またはポーランド産の穀物ウォッカを推奨しており、品質の良い材料を選ぶことで本格的な味わいが楽しめます。