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このカクテルの名前は、女王本人ではなく、ある豪華客船に由来します。約40年にわたりキュナード・ラインの旗艦を務めたQE2号で、船の艦長自らが船上でこの一杯を生み出したと伝えられています。
ジンのすっきりとした鋭さに、カンパリの苦みとグレナデンの甘みが重なり、オレンジジュースが全体をなめらかにまとめます。最後に加えるソーダが、重すぎない軽やかな仕上がりへと引き上げます。グラスに広がる深い赤色は、きちんとしたバーが持つ、あの上品な佇まいを思わせます。
今夜、とうに航海を終えたその船に、乾杯してみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.075
- ドライジン・・・・・・・・・・45ml
- カンパリ・・・・・・・・・・・2tsp
- グレナデンシロップ・・・・・・2tsp
- オレンジジュース・・・・・・・15ml
- ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
ジンのおすすめ銘柄リスト
カンパリの紹介ページ
グレナデンシロップのおすすめ銘柄リス
作り方

シェーカーにドライジン、カンパリ、グレナデンシロップ、オレンジジュース、氷を入れます。
しっかりとシェークし、グラスヘ入れ、氷もグラスへ入れます。
泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1~2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。
- 技法 = シェーク & ステア
- グラス = コリンズグラス / タンブラー
- アルコール度数 = 9% ~ 10% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 素敵な笑顔 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
クイーンエリザベス 2世の詳細と動画
由来・誕生

クイーン・エリザベス2世号、通称QE2は、約40年にわたりキュナード社のフラッグシップ(旗艦)を務めた客船。1969年にサウサンプトン〜ニューヨーク間で処女航海を果たし、大西洋定期航路を担う最後の大型客船の一つとして活躍したのち、2008年に退役した。
このカクテルは同船の船長が考案したと伝えられており、船と同じ名前が現在も受け継がれている。QE2が史上屈指の格式を誇った客船だったことを踏まえると、このカクテルにもその品格がそのまま宿っていると言い切っていい。船上バーならではの、洗練さと親しみやすさの両方を兼ね備えた一杯だ。
長年大西洋を横断してきた客船の船上バー文化からすれば、このような一杯が生まれるのは自然な流れだったのだろう。航海の終盤、乗客が旅の終わりと余韻を分かち合う夜に振る舞われていたであろう情景が目に浮かぶ。
特徴・味わい

「クイーンエリザベス2世」は、優雅さと爽快感を兼ね備えたバランスの良い一杯。アルコール感をしっかり残しながらも、フルーティーで飲みやすい。
ジンのキレに、カンパリのビターなアクセントとグレナデンの甘みが重なり、オレンジジュースが全体をまろやかにまとめる。最後に加えるソーダが仕上げの一手となり、飲み飽きしない軽快な後味に整える。
暑い季節や前菜との相性が良く、深みのある赤色はパーティーシーンにも映える。ポイントはグラスをしっかり冷やし、ジンとリキュール類を事前にシェイクしておくこと。ソーダは最後に静かに注ぐことで、炭酸の爽やかさを損なわずに楽しめる。
気軽に作れる一方で、どこか格式を感じさせる一杯。特別な技術がなくても“特別感”を出したいときにおすすめしたい。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

相性の良い食べ物・おつまみ
- 生ハムメロン:メロンの甘みがカンパリの苦味と好対照をなし、生ハムの塩気がカクテルの果実味とバランスを取ってくれる。
- スモークサーモンのカナッペ:サーモンのコクとジンのキレが正面から絡み合い、柑橘の香りが脂っぽさをすっきり洗い流す。
- ダークチョコレートトリュフ:ビターなカカオがカンパリの苦味と重なり合い、喧嘩せず層になって楽しめる組み合わせに。
作り方のポイント
やりがちな失敗は、ソーダを勢いよく注いでしまうこと。これだと炭酸が一瞬で抜けてしまう。グラスの内側に沿ってゆっくり注ぎ、ステアは1〜2回転に留めるのが正解だ。
アレンジ
- スパークリング・クイーンエリザベス2:ソーダをプロセッコに替えれば、華やかなディナー向けの一杯に。
- スモーキー・クイーンエリザベス2:ジンをメスカルとのブレンドに替えれば、より複雑で燻香のある土台に。
- ブラッドオレンジ・クイーンエリザベス2:オレンジジュースをブラッドオレンジジュースに替えれば、色味が深まり酸味も少し際立つ。
私なら乾杯にふさわしい席にはスパークリング版を選ぶ。上品さを保ちながら、より華やかな高揚感が加わる。
レシピ動画
- 参考動画|GOJO GIROCCO Channel Home
材料リスト
シトラスの爽快感とクランベリーのほろ苦さが絶妙に調和。多層的な香りが織りなす、深く複雑で個性豊かな極上の味わいです
クセになる苦味が、最大の特徴であるハーブ & ビター系のリキュールです。 炭酸類、果実類問わず合い、アクセントにも良く使われている個性ある一品です。
最高のフルーツを厳選して使用し、果肉の風味を生かした昔ながらのホームメイド作法で造っています。保存料を一切使わずにナチュラルさにこだわり、その高品質さが最大の特徴です。
ひとつひとつ丁寧に手摘みを行い、収穫後は素早く製造工程に入り、添加物を一切使用せず低温搾汁と、素材・加工・輸送にこだわり抜いたオレンジジュースです。
水と炭酸だけでつくられた混じりけの無い刺激的な強炭酸水。 炭酸類は一度開けてしまうと、保存用のフタをしても炭酸は抜けていきます。 カクテルで使う場合は、使いきりのものをおすすめします。
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