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マンハッタンは19世紀のニューヨークで生まれ、“カクテルの女王”と呼ばれるほど愛されてきたクラシックです。ライウイスキーのスパイシーな深みとスイートベルモットの甘やかさがとろりと重なり、ビターズが全体をきりりと引き締めます。チェリーの赤とレモンピールの香りが彩りを添える一杯は、都会の夜を映すように気品に満ちています。今夜はぜひ、その歴史と奥行きをグラスの中で味わってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.066
- ライウイスキー・・・・・・・・45ml
- スイートベルモット・・・・・・15ml
- アンゴスチュラ・ビター・・・・1dash
- マラスキーノチェリー
- レモンピール
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
※ ピール = 果実皮をカクテルに絞って香り付けをする
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ライウイスキーのおすすめ銘柄リスト
ベルモットのおすすめ銘柄リスト
作り方

ミキシンググラスに氷を7割~8割ほど入れて、ステアで冷やし、余分に出た水分を捨てます。マラスキーノチェリーを軽く水で洗い、水気を取っておきましょう。
ライウイスキー、スイートベルモット、アンゴスチュラ・ビターズをミキシンググラスに入れます。
しっかりとステアをして、ストレーナーを取り付けグラスヘ注ぎます。
マラスキーノチェリーにカクテルピンを刺し、グラスに入れます。最後にレモンピールをして完成です。
- 技法 = ステア
- グラス = カクテルグラス
- アルコール度数 = 31% ~ 32% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食後
- カクテル言葉 = 「 切ない恋心 」
- カクテル誕生日 = 「 1月6日 」「 9月25日 」
マンハッタンの詳細・動画
由 来

Photo|ランドルフ・チャーチル
マティーニがカクテルの王様と呼ばれているのに対し、マンハッタンはカクテルの女王と呼ばれています。なぜ、いつからカクテルの女王と呼ばれ出したのかは不明ですが、おそらく味、見た目や生まれた経緯からそう呼ばれるようになったのではないかと思います。
マンハッタン誕生にはいくつかの説がありますが、一番有力なものが、アメリカ第19代大統領選の際に、ニューヨークのマンハッタンクラブで候補者パーティーが行われ、その時にもてなしたカクテルが、スコッチウイスキーとスイートベルモットを組み合わせたものであったこと。
そしてそのクラブの名前が、街の名前であるマンハッタンであったからという説です。
ちなみにそのもてなした相手が、後のイギリス首相になるチャーチルの母親であるジェニー・ジェローム でした。( 結婚後は、ランドルフ・チャーチル )となります。
マンハッタンの定着

マンハッタンが有名になったのは、1959年に公開された映画「 お熱いのがお好き 」で登場したのがキッカケでした。
内容はアメリカの禁酒法時代のお話で、ジャンルはコメディです。その映画に登場するのが、歴史に残る大女優マリリン・モンローで、マフィアの虐殺を目撃してしまったマリリン・モンロー演じる楽団員が汽車で逃亡の最中、マンハッタンを悪戦苦闘しながら作るシーンで有名になりました。
映画に登場したのがキッカケで、世界中に広がったカクテルというのはいくつも存在します。 マンハッタンもその一つで、この映画を観ながら飲んでみてはいかがでしょうか?
特徴・魅力

マンハッタンは、ウイスキーの深みのある風味と、ベルモットの甘味が絶妙に調和しています。ビターズが加わることで、ほのかな苦味がアクセントとなり、全体のバランスが完璧に保たれており、これにより濃厚で複雑な味わいが楽しめます。
材料はシンプルですが、その組み合わせによって生まれる奥深い味わいは、他のカクテルにはない魅力です。初心者でも比較的簡単に作れるため、自宅でもプロの味を楽しむことができます。
これらの要素が組み合わさった、非常に魅力的なカクテルです。初めて飲む人にも、ぜひその豊かな味わいと歴史を楽しんでいただきたいと思います。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- ミキシンググラスとサービス用グラスはしっかり冷却。澄んだ口当たりに。
- ステアは氷を静かに大きく回して、とろりとなめらかな質感を引き出す。
- チェリーは軽くすすいで水気を切り、最後にレモンピールをひねって香りをふわり。
- ベルモットは冷蔵保管で鮮度をキープ。
- 相性の良いおつまみ:ダークチョコ、ドライチェリー、ローストナッツ、熟成チーズ。
レシピ動画
- レシピ動画|「 ジャパンバーテンダースクール 」Channel Home
材料リスト
フルーティーとシトラスの香り、ドライな口当たりでクセが少なくマイルドなのが特徴。 ライウイスキーのスパイシー感と穀物の甘味も感じられる一品です。
他銘柄に比べ、苦味を弱く甘味を強めに製造されています。スイートを使うカクテルはハッキリとした甘味を出すものが多いのでマルティーニをおすすめできます。
1820年代にベネズエラの軍医が、胃の治療薬として開発したことに始まります。ラム酒をベースにりんどうから採る苦味材を主とする数種の植物性香料を配合させた苦味酒です。
形の整った粒を厳選していることで、カクテルの飾りにピッタリ。たね抜きチェリーの歯ごたえがしっかりしている商品です。
世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
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ー マンハッタンのランキング歴 ー
- 2025年・10th / 11回目選出・2 up ⇑
- 2024年・12th / 10回目選出・4 down ⇓
- 2023年・08th / 9回目選出・前年同位
- 2022年・08th / 8回目選出・前年同位
- 2021年・08th / 7回目選出・前年同位
- 2020年・08th / 6回目選出・3 down ⇓
- 2019年・05th / 5回目選出・2 up ⇑
- 2018年・07th / 4回目選出・3 down ⇓
- 2017年・04th / 3回目選出・1 down ⇓
- 2016年・03th / 2回目選出・1 up ⇑
- 2015年・04th / 初選出
- 西暦をクリックで年代別ページへジャンプします。
マンハッタンのバリエーション

- スイートマンハッタン・・・マンハッタンにオレンジキュラソーを加え、フルーティーさをプラスした一品
- マンハッタンドライ・・・・スイートベルモットをドライベルモットに変えたレシピ
- ロブ・ロイ・・・・・・・・ライウイスキーをスコッチウイスキーに変えたレシピ
- ブルックリン・・・・・・・スイートベルモットをドライベルモットに変えたレシピ
- テキーラマンハッタン・・・ライウイスキーをテキーラに変えたレシピ
- キャロル・・・・・・・・・ベースをブランデーに変え、ロックスタイルにしたレシピ
関連のカクテルレシピ リスト








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