ペル・メル のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + ドライベルモット + スイートベルモット

ジンベースショートカクテルのペル・メル

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ロンドンの名門通りにちなんだ「ペル・メル」は、ジンとベルモット、ミントが織りなす複雑で洗練された味わいが魅力のクラシックカクテルです。淡いピンク色に輝く一杯は、甘さとほろ苦さ、爽やかさが絶妙に調和した大人の味わい。ゆっくりと時間をかけて楽しみたい特別な一杯をぜひ体験してください。

目次
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レシピと作り方

材 料

ジンのおすすめ銘柄リスト
ベルモットのおすすめ銘柄リスト
ミントリキュールのおすすめ銘柄リスト

作り方

ペル・メルの詳細・動画

由来・歴史

イギリス・ロンドン・ペル・メル

Photo|現在のペル・メル

ペル・メルは、1920年代から1930年代のカクテル黄金期に誕生したクラシックカクテルです。この時代は禁酒法時代のアメリカや、ヨーロッパの洗練されたバー文化が交わり、複雑で創造的なカクテルが次々と生まれた華やかな時代でした。

カクテル名の由来は、ロンドン中心部にある「ペル・メル通り」から来ています。この通りは17世紀に流行した球技「ペル・メル」にちなんで名付けられ、18世紀には上流階級のショッピング街や高級住宅街として栄え、19世紀から20世紀にかけては紳士クラブが建ち並ぶ芸術と社交の中心地となりました。作家や芸術家たちが集い、文化が花開いたこの優雅な通りの名を冠したカクテルは、まさに当時の洗練された社交文化を象徴する一杯といえるでしょう。

ロンドンの気品ある雰囲気を液体に閉じ込めたようなこのカクテルを、ぜひ特別な夜に味わってみてください。

特徴・味わい

ドライジンとドライベルモットとスイートベルモット

ペル・メルは、ドライジンドライベルモット、スイートベルモット、ホワイトミントリキュール、オレンジビターという5つの材料が織りなす、複雑で洗練された味わいが魅力のカクテルです。

ベースとなるドライジンは、ジュニパーベリーを中心としたボタニカルな香りが特徴。これにドライベルモットの爽やかなハーブの風味と、スイートベルモットのカラメルのような甘みが加わり、さらにホワイトミントリキュールが清涼感を、オレンジビターが柑橘の奥行きをプラスしています。

グラスに注がれた液体は、淡いピンク色に輝き、まるで夕暮れのロンドンの空を映し出したかのよう。一口含むと、ジンのボタニカルな香りが鼻をくすぐり、続いて甘さとほろ苦さが絶妙に調和しながら舌の上を滑っていきます。ミントの爽やかさが喉を通る瞬間に心地よい清涼感をもたらし、余韻には複雑なハーブとスパイスの香りが静かに残るのです。

ゆっくりと時間をかけて味わいたい、大人のための一杯をぜひ体験してみてください。


Point|バーテンダーからのおすすめ

  • 相性の良い食べ物・おつまみ・・・スモークサーモンやカナッペといった軽めの前菜と好相性。チーズやナッツ類も、複雑な味わいを引き立てます。
  • 作り方のポイント・・・ミキシンググラスと氷をしっかり冷やし、ステアは丁寧にゆっくりと。材料の繊細なバランスを保つため、混ぜすぎないよう注意しましょう。
  • 飲み方の注意・・・アルコール度数は22~23度とやや高め。複雑な風味をじっくり味わうため、少しずつゆっくり飲むのがおすすめです。

レシピ動画

材料リスト

銅の蒸留器で雑味を排除し、世界中から厳選された10種類のボタニカルで、早くから世間からの評価は高い。キレが良く、ジュニパーベリーの香りが強いのが特徴。

他ブランドに比べてハーブ香が強く、甘味と酸味は中レベルに製造されていて、全体的にバランスが良くカクテルに使うには最適なドライベルモットです。

他銘柄に比べ、苦味を弱く甘味を強めに製造されています。スイートを使うカクテルはハッキリとした甘味を出すものが多いのでマルティーニをおすすめできます。

世界No.1シェアのミントリキュールです。 原材料のミントは世界中の高品質なものを集め、程よい甘さと突き抜けるようなミントの爽快感を実現させています。

オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。

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