ブランブルのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ドライジン + レモンジュース + クレームドミュール or カシスリキュール

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グラスの中で紫のグラデーションが美しく輝く「ブランブル」は、1984年にロンドンで誕生したモダン・クラシックカクテルです。ジンの爽やかさとブラックベリーの甘酸っぱさが織りなす瑞々しい味わいは、まるで野生のベリー畑を訪れたかのよう。世界中で愛されるこの華やかな一杯を、ぜひ体験してみてください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.460

ドライジン・・・・・・・・・・45ml
レモンジュース・・・・・・・・20ml
シュガーシロップ・・・・・・・10ml
クレーム・ド・ミュール・・・・15ml
クラッシュアイス

※ クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと

※ クレーム・ド・ミュールが無ければ、クレーム・ド・カシスを使いましょう。

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

準備する

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。

Step

材料を合わせる

シェーカーにドライジン、レモンジュース、シュガーシロップ、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後に、シェークした材料をグラスに入れ、クラッシュアイスを詰めます。

シェーカーの使い方 ➡

Step

仕上げ

クラッシュアイスの上からクレーム・ド・ミュール（クレーム・ド・カシス）をかけ、ストローを入れれば完成です。

Point = クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。

技法 = シェーク
グラス = オールドファッションド
アルコール度数 = 19% ～ 20% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前

ブランブルの特徴・動画

誕生・歴史

ブランブルは1984年、イギリス・ロンドンのソーホー地区にあるバー「フレッズクラブ」で、バーテンダーのディック・ブラッドセル氏によって考案されました。幼い頃にワイト島でブラックベリーを摘んだ記憶からインスピレーションを得て生まれたこのカクテルは、当初オランダのジンとラズベリーシロップを使っていましたが、ロンドン・ドライジンとベリーリキュールに変更したことでイギリス国内で人気に火がつきます。

「ブランブル」という名は、ブラックベリーやラズベリーなど棘のある低木の茂みを意味し、まさにブラックベリーが育つ野生の茂みを表現しています。ドライジンはジュニパーベリーの爽やかな香りとキレのある辛味が特徴で、透明な液体が清涼感を演出。レモンジュースは柑橘の鮮やかな酸味と香りを、クレーム・ド・ミュールは深い紫色とブラックベリーの甘酸っぱい風味をもたらします。クラッシュアイスの上から注がれるリキュールが、まるで茨の茂みに実る果実のように美しいグラデーションを描くのです。

特徴・味わい

グラスの中で織りなす紫のグラデーションが、まるで野生のベリー畑を思わせる美しさ。ドライジンはジュニパーベリーの清涼感ある香りと、キレのある辛味が特徴で、透明な液体が凛とした印象を与えます。レモンジュースは柑橘の爽やかな酸味と鮮やかな香りを、シュガーシロップは優しい甘さをもたらし、クレーム・ド・ミュールは深い紫色とブラックベリーの甘酸っぱい風味が魅力です。

これらが組み合わさると、最初にジンのボタニカルな香りとレモンの爽やかな酸味が舌を刺激し、次第にブラックベリーの甘美な果実感が口いっぱいに広がります。クラッシュアイスの冷たさと相まって、夏の茂みで摘んだばかりのベリーをほおばるような瑞々しさを感じられるのです。喉を通る瞬間には、ジンの力強さとベリーの優しい甘さが調和し、爽やかでありながら満足感のある余韻が残ります。鮮やかなパープルとクリアな層が生み出す視覚的な美しさも、このカクテルの大きな魅力。モダン・クラシックとして世界中で愛される、この華やかな一杯をぜひ体験してください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・ベリーの風味には、生ハムやサーモンのカルパッチョなど、塩気と酸味のあるおつまみがよく合います。ブルーチーズやカマンベールなどクリーミーなチーズとも相性抜群。軽めのフィンガーフードと一緒に楽しむのがおすすめです。
作り方のポイント・・・シェークする際は、レモンジュースとジンがしっかり混ざるよう力強く振ることが大切。クラッシュアイスは細かく砕きすぎず、適度な粒感を残すのがポイント。クレーム・ド・ミュールは氷の上からゆっくり注ぎ、美しいグラデーションを作りましょう。
飲み方の注意・・・クラッシュアイスが溶けやすいため、作りたてをすぐに飲むのがベスト。アルコール度数は19～20%とやや高めなので、ゆっくりと味わいながら楽しみましょう。ストローを使って底から混ぜながら飲むと、味の変化をより楽しめます。
おすすめのシーン・・・夏の夕暮れや、友人との集まりにぴったりの華やかな一杯。見た目が美しいので、インスタ映えも抜群です。バーで注文すれば、バーテンダーが作る美しいグラデーションに魅了されるはず。カジュアルながら洗練された雰囲気を演出してくれます。