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ヴューカレは、1930年代にニューオーリンズで誕生したIBA公認のクラシックカクテル。コニャックとライウイスキーという2つのスピリッツに、ベルモットとハーブリキュールが織りなす複雑で奥深い味わいが魅力です。「古い広場」を意味する名前の通り、歴史と文化が交差する芳醇な一杯。アルコール度数は高めながら、バランスの取れた大人の味わいを、ぜひ体験してみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.479
- ブランデー・・・・・・・・・・20ml
- ライウィスキー・・・・・・・・20ml
- スイートベルモット・・・・・・20ml
- ベネディクティン・・・・・・・1tsp
- アンゴスチュラビターズ・・・・3dash
- ペイショーズ・ビター・・・・・3dash
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
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ライウイスキーのおすすめ銘柄リスト
ベルモットのおすすめ銘柄リスト
作り方

グラスに氷を入れ、氷を回してグラスを冷やし、余分に出た水分を捨てます。
グラスにブランデー、ライウイスキー、スイートベルモット、ベネディクティン、アンゴラスチュラビターズ、ペイショーズビターズ を入れます。
しっかりとステアをして完成です。
- 技法 = ステア
- グラス = オールドファッションド
- アルコール度数 = 30% ~ 31% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食後
- カクテル言葉 = 「 古き広場 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
ビューカレの詳細・動画
由来・誕生

Photo|アメリカ・ニューオーリンズ・フレンチクォーター
ヴューカレは、1930年代にアメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズのホテル・モンテレオーネで誕生したIBA公認カクテル。バーテンダーのウォルター・バージェロン氏によって考案されました。その名前「Vieux Carré(ヴューカレ)」はフランス語で「古い広場」を意味し、ニューオーリンズのフレンチ・クォーター地区の別名に由来しています。
この土地はかつてフランス植民地であり、当時の街並みが色濃く残っていることから名付けられたもの。フランス生まれのコニャック(ブランデー)とアメリカ生まれのライウイスキーが共に使われているのは、こうした歴史背景を反映しているのかもしれません。サゼラックやラモス・ジンフィズなど、多くの定番アメリカン・カクテルを生み出したニューオーリンズならではの、複雑で奥深い味わいが特徴です。
マンハッタンやサゼラックと並ぶアメリカ南部の誇るクラシックカクテルとして、IBAでは「忘れられないカクテル」の一つに分類されています。歴史と文化が交差するこの一杯を、ぜひ味わってみてください。
特徴・味わい

ヴューカレは、コニャック(ブランデー)とライウイスキーという2つの力強いスピリッツをベースに、スイートベルモットのハーブやスパイスが織りなす複雑な甘味と苦味、ベネディクティンのハチミツのような芳醇な香り、そしてアンゴスチュラビターズとペイショーズ・ビターズが加える深みのあるスパイス感が重なり合ったショートカクテル。
グラスに注がれた深い琥珀色は、まるで夕暮れの古い街並みを映したような落ち着いた美しさ。口に含むと、コニャックのまろやかな甘味とライウイスキーのスパイシーな風味が絶妙に調和し、ベルモットとベネディクティンが奥行きを与えます。スムーズな口当たりでありながら、複雑で芳醇な香りが層をなして広がり、余韻には2種類のビターズが織りなすスパイシーさが心地よく残る仕上がり。アルコール度数は高めながらも、バランスの取れた味わいが魅力で、まさに「大人のためのカクテル」。時間をかけてじっくりと味わいたい、ニューオーリンズの歴史を感じさせる一杯です。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良いおつまみ・・・ブルーチーズやナッツ、ダークチョコレートなど、濃厚で深みのある味わいが最適。複雑な風味が引き立ちます。
- 作り方のポイント・・・材料が多いため、しっかりとステアして均一に混ぜ合わせることが大切。冷やしすぎず、適度な温度で提供を。
- 飲み方の注意・・・アルコール度数が高いため、ゆっくりと少しずつ味わうのがおすすめ。空腹時は避け、食事の後に楽しみましょう。
- アレンジ提案・・・レモンピールやオレンジピールを絞って香りを加えると、より華やかな印象に。好みでチェリーを飾るのもおすすめです。
レシピ動画
- レシピ動画|「 The Educated Barfly 」Channel Home
材料リスト
熟成感のある豊かな香りと、マイルドなコク、すっきりとしたボディー、洗練されたアフターテイストが特徴です。ストレートやロック以外にもトニックで割ると、すっきりとした味わいも楽しめます。

フルーティーとシトラスの香り、ドライな口当たりでクセが少なくマイルドなのが特徴。 ライウイスキーのスパイシー感と穀物の甘味も感じられる一品です。
他銘柄に比べ、苦味を弱く甘味を強めに製造されています。スイートを使うカクテルはハッキリとした甘味を出すものが多いのでマルティーニをおすすめできます。
27種類ものハーブとスパイスを独自にブレンドしているフランスの薬草系リキュール。にオーク樽で熟成した後に蜂蜜とサフランをブレンドし、再び蒸留という複雑な製造工程を経ている。
1820年代にベネズエラの軍医が、胃の治療薬として開発したことに始まります。ラム酒をベースにりんどうから採る苦味材を主とする数種の植物性香料を配合させた苦味酒です。
ニューオーリンズの薬剤師ペイショーが調合した伝統のビターズ。コニャックに独特の風味を加え、世界中のグルメレシピで認められる一品。カクテルに深みを与える名脇役です。
世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
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ー ビューカレのランキング歴 ー
- 2024年・44th / 09回連続選出・05 down ⇓
- 2023年・39th / 08回連続選出・12 down ⇓
- 2022年・27th / 07回連続選出・03 down ⇓
- 2021年・24th / 06回連続選出・10 up ⇑
- 2020年・34th / 05回連続選出・06 down ⇓
- 2019年・28th / 04回連続選出・11 down ⇓
- 2018年・17th / 03回連続選出・11 up ⇑
- 2017年・28th / 02回連続選出・06 down ⇓
- 2016年・26th / 初選出
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