ブランブル|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + レモンジュース + クレームドミュール or カシスリキュール

ジンベースロングカクテルのブランブル
目次
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レシピと作り方

ブランブルの材料

Recipe no.460

  • ドライジン・・・・・・・・・・45ml
  • レモンジュース・・・・・・・・20ml
  • シュガーシロップ・・・・・・・10ml
  • クレーム・ド・ミュール・・・・15ml
  • クラッシュアイス

※ クレーム・ド・ミュールが無ければ、クレーム・ド・カシスを使いましょう。

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = シェーク

クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと

ブランブルの作り方

グラスは オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使います。

STEP
準備する

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。

STEP
材料を合わせる

シェーカーにドライジン、レモンジュース、シュガーシロップ、氷を入れます。

STEP
シェークする

しっかりとシェークした後に、シェークした材料をグラスに入れ、クラッシュアイスを詰めます。

STEP
仕上げ

クラッシュアイスの上からクレーム・ド・ミュール( クレーム・ド・カシス )をかけ、ストローを入れれば完成です。

Point = クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 19% ~ 20% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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ブランブルの特徴・感想

お酒を準備するバーテンダー

今回紹介したブランブルは、1984年イギリス・ロンドンにあるBAR「 フレッドクラブ 」のバーテンダー「 リチャード・ディック・ブラッドセル 」氏によって考案されました。

元々はオランダのジン( ジュネヴァ )を使い、クレーム・ド・ミュール( ブラックベリー・リキュール )とラズベリーシロップを使っていたそうで、オランダジンをロンドン・ドライジンに変え、シロップをベリーリキュールに変えたことがキッカケで、イギリス国内で人気が高まりました。

そのまま世界に人気が広まり、 この時に「 ブランブル 」という名前が付いたそうです。 現在では、毎年世界クラシックカクテル・セールスランキング50に選出されるほど定着しているジンベースの定番カクテルです。


ブラックベリー

ネーミングの「 ブランブル Bramble 」とはブラックベリー、ラズベリーや木苺などのトゲと実がある低木の総称で、これはクレーム・ド・ミュール( もしくはクレーム・ド・カシス )のブラックベリーが茂る「 ブランブルブッシュ 」( 茨の茂み )に由来しています。

ブラックベリーのリキュールを使うことで、その名前にちなんだ味わいと見た目を実現しています。

ドライジンの辛味、キレに柑橘系酸味のレモンジュースを加え、爽やかな酸味と滑らかな甘味が特徴のクレーム・ド・ミュールをかき氷のシロップのようにかけたレシピで、酸味と甘味を爽やかに楽しむことができながら、お酒の飲みごたえもしっかりあり、ブランブルの魅力は、その見た目の美しさと、味わいのバランスです。鮮やかなパープルとクリアなジンの層が美しく、ブラックベリーの甘さとレモンジュースの酸味が絶妙に調和します。フルーティでありながら爽やかな後味が特徴で、特に夏にぴったりのカクテルです。

ブランブルの材料

  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具

世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50

カクテル世界ランキング総合のタイトル画像

イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。

  • 画像をクリックでランキング総合ページへジャンプします。

ー ブランブルのランキング歴 ー

  • 2024年36th / 09回目選出・05 up ⇑
  • 2023年41th / 08回目選出・12 down ⇓
  • 2021年29th / 07回連続選出・03 down ⇓
  • 2020年26th / 06回連続選出・11 up ⇑
  • 2019年37th / 05回連続選出・04 up ⇑
  • 2018年41th / 04回連続選出・04 down ⇓
  • 2017年37th / 03回連続選出・前年同位
  • 2016年37th / 02回連続選出・03 down ⇓
  • 2015年34th / 初選出
  • 西暦をクリックで年代別ページへジャンプします。

関連のカクテルレシピ リスト

⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ

〚 他のカクテル レシピリスト 〛

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ベースのお酒・ジン

ボンベイジンをモデルにしたジンのタイトル

ジンとは世界4大スピリッツの一つで、その中でもカクテルレシピは一番多いと思われます。

誕生はオランダですが、オランダをはじめイギリス、ドイツと各国が独自に成長、発展をしていったスピリッツで、現在ではロンドン・ドライジンが世界で主流となっています。

ジンの歴史

イギリスのジン狂気時代の販売店

ジンの原型となる「 ジュネヴァ 」は現在のオランダ・ベルギーで誕生しました。

最初薬用酒としてこの世に生まれたジュネヴァは、ジェニパーベリーの良い香りが人気の原因となり、オランダ国民に深く浸透します。

その後イギリスに持ち込まれたジュネヴァは、イギリス国内でも人気を博し、ジンと名前を変え、18世紀には歴史上最高のジン消費量を記録します。

ジンのおかげで税収も増えますが、それと同時にアルコール中毒や犯罪をも増加させ、一時死亡率が出生率を超えてしまうほどの社会問題に発展してしまいます。

後にこの時代を「 狂気のジン時代 」と呼ぶようになります。

19世紀に入ると連続式蒸留機の発明により、それまでの雑味を砂糖や大量のボタニカルで隠す必要がなくなり、クリーンで上質なジンが製造可能となります。

そしてジンは海を渡りアメリカへと伝わると、やはりそこでも人気を得て、それまでとは違いカクテルベースとして使用されるようになり、世界中で飲まれるようになりました。

これらが「 ジンはオランダで生まれ、イギリスが育み、アメリカが輝かせた 」という言葉が生まれた原型です。

ジンの原料・製法

未熟な緑色の球果と成熟した紫色の球果が同じ植物体上で成長している杜松果

Photo|ジュニパーベリー

まず麦などの穀物を酵素と水と一緒に糖化させます。その後糖化した材料をアルコール発酵させ、連続式蒸留機でアルコール度95%以上のニュートラル・スピリッツをつくります。

出来上がったニュートラル・スピリッツにジュニパーベリーをメインとした様々なボタニカルを漬け込み、約1日間おきます。 使うボタニカルは、シトラスコリアンダーカルダモンキャラウェイなど様々です。

これらに決まりはなく、各蒸留所が決めた素材を使い、その蒸留所の個性としてつくられます。 日本は日本ならではの玉露柚子山椒などが使われています。

漬け込みを終えると再度蒸留し、加水してアルコール度数40%前後( 定義は37.5%以上 )に調整しボトリングして完成です。

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ジンの種類

 ドライ ジン 

ボンベイサファイヤドライジン

辛口とキレが最大の特徴で、カクテルレシピの数も他のスピリッツに対して圧倒的な数があり、カクテルの王様と呼ばれる「 マティーニ 」や、薬用酒として生まれた「 ジントニック 」、「 ギムレット 」もジンベースです。

ドライジンの定義に「 ジュニパーベリーを香りの主とする 」という決まりがあるため、その香りは共通しています。

ただそれ以外の定義は自由度が高いので、各蒸留所の土地や文化によって様々な個性を出しています。

Photo|ボンベイサファイア Bombay sapphire

  • ドライジンの主なブランド ⇒ コチラ

 ジュネヴァ 

ジンの誕生はこのジュネヴァが最初でした。 ジュネヴァは順調に輸出量を増やしていき、世界で最も飲まれているジンになりましたが、アメリカの禁酒法をキッカケにドライジンが世界の主流となりました。

現在は大量生産にこだわらず、職人の手作りによって、丁寧な製法で世界に流通しています。

ドライジンよりも甘味が感じられ、樽熟成を行うものも多くあります、そのため琥珀色をしたジュネヴァは、飲むと口当たりが柔らかく飲みやすいのが特徴です。

オランダ産ジン・ノールドオールドジュネヴァ

Photo|ノールド・オールド・ジュネヴァ Noord’s

  • ジュネヴァの主なブランドは ⇒ コチラ

 シュタインヘーガー 

ドイツ産ジン・シュリヒテシュタインヘーガー

ジュネヴァ、ドライジンとは別の道を辿り、独自に発展を遂げてきました。

国から守られ、地域限定の生産をしているシュタインヘーガーは、ジュネヴァ同様大量生産にこだわらず、丁寧な職人の手作り製法によって現在も飲まれ続けています。

カクテルに使われることはあまりなく、ストレートやオンザロックで飲まれることが多いです。

日本酒を普段飲まれている方には、このシュタインヘーガーをお勧めします。

Photo|シンケンヘーガー Schinken hager

  • シュタインヘーガーの主なブランドは ⇒ コチラ

 クラフト ジン 

2015年辺りから急成長している新しいジャンルです。

クラフトジンには定義はなく、全体的にコンセプトがあることが特徴です。バラときゅうりという異色の素材を使ったり、オリエンタルなスパイスやハーブであったりと様々です。

2016年に京都で日本初のジンが蒸留されると、一気に他の蒸留所や大手飲料企業もクラフトジンを生産。

日本ならではの玉露山椒柚子などをつかったものが生産されています。各銘柄にそれぞれの個性が強く出ていて、色々な甘味や香りを楽しめます。

ボタニストクラフトドライジン

Photo|ザ・ボタニスト The botanist

  • クラフト・ジンの主なブランド ⇒ コチラ

 オールド・トム・ジン 

ヘイマンズオールドトムジン

18世紀のロンドンで、税金から逃れるため、密売を行う際に猫の看板を設置し、口にお金を入れ、猫の手足に繋がっている管からジンが出てくる仕掛けを作りました。

その猫の名前が「 オールド・トムキャット 」と呼ばれ、このジンの名前の由来となりました。

通常のドライジンに加糖したもののことを指し、シトラスなどのフレーバーを追加されているものもあり、口当たりはまろやかなものが多いのが特徴です。

Photo|ヘイマンズ Hayman’s

  • オールド・トム・ジンの主なブランド ⇒ コチラ

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今回紹介したカクテルの材料

カシスリキュール Cassis liqueur ー

バーの背景とクレームドカシスのボトル

Photo|画像提供 SUNTORY

誕生・由来・・・1841年フランス・ブルゴーニュ地方のディジョン市にあるラグート社が発売したのが最初です。このラグート社は1836年に設立し、ブルゴーニュ地方に繁茂しているクロスグリ( カシス )の実に着目します。 そして5年間で開発し発売しました。

1858年には娘婿のルイ・ルジェと協力し、社名をルジェ・ラグート社に変え、販売に力を入れます。 その後もフランボワーズなど様々なリキュールを発売し、有名ブランドとして現在も販売しています。


製造・原料・・・カシスリキュールは、ワインと同じように醸造します。 カシスの実は収穫後すぐに傷み始めてしまうため、収穫してから24時間以内に製造に持ち込まれます。収穫後すぐにマイナス30度で保存され、中性スピリッツの中で5cmくらいの小ささまで砕かれ、今度はマイナス5度ほどで1カ月以上保存します。後は砂糖を加えて甘味、酸味、香りなどのバランスをとり、濾過して完了です。


味わい・香り・・・カシスベリーの自然な甘さが特徴であり、口に含むとフルーティーで甘い味わいが広がります。カシスベリーの酸味も感じられ、甘さとのバランスが取れています。

香りは、カシスベリーの強い香りが特徴であり、リキュールを注いだ時には鼻に抜けることがあります。カクテル以外にも、デザートの材料やソースなどに使われることもあり、幅広く活躍しているのも特徴のひとつです。

  • カシスリキュールの歴史・製造・主なブランドは ⇒ コチラ

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シェーカーの使い方

シェーカーを振る女性バーテンダー

シェーカーの利用目的は・・・

  • 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
  • 材料を素早く冷却する
  • アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )

といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。

スリーピースシェーカー

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

スリーピースシェーカーの各部位名称
  1. ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
  2. ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
  3. トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )

〚 Step 2 = 持ち方 〛

スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。

右利き用( 左利きの方は逆 )

  • 左手 親指   = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
  • 左手 人差し指 = ボディ
  • 左手 中指   = ボディ底を押さえるように
  • 左手 薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
  • 右手 親指   = トップを押さえるように
  • 右手 人差し指 = ボディ
  • 右手 中指   = ボディ
  • 右手 薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )

特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。

〚 Step 3 = 振り方 〛

シェーカーの振り方

まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。

  1. 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
  2. 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
  3. この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )

混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。

シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。

〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛

シェークしたカクテルをグラスに注ぐ女性バーテンダー
  1. シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
  2. ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
  3. ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。

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ツーピース( ボストンシェーカー )

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

ツーピース・ボストンシェーカーの部位名称

まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。

小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )

ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )

ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。

ボストンシェーカーでつくったカクテルをステアするバーテンダー

〚 Step 2 = 持ち方 〛

ツーピース・ボストンシェーカー

ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。

写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。

〚 Step 3 = 振り方 〛

スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。

振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。

笑顔でカクテルをシェークする男性バーテンダー

〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛

シェークしたカクテルをメッシュストレーナーを使ってグラスに注いでいる女性バーテンダー
  • まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
  • 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
  • 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )
シェーク後にカクテルをグラスヘ注ぐ

写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。

フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )

  • シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

プレディナー Pre dinner cocktail

プレディナーカクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。

胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。

プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。

プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。

食前酒が並んでいる

テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

ブランブルにおすすめのグラス

オールドファッションドグラス Old fashioned glass ー

オールドファッションどグラス・ロックグラス

カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。

タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。

正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。

古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

ブランブルで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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