カサブランカのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ラム + パインジュース + トロピカルシャーベットカクテル

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名画「カサブランカ」の舞台となったモロッコの都市名を冠したカクテル。ピンク色に輝くフローズンスタイルで、パイナップルの甘酸っぱさとラムの風味が絶妙に調和します。まるで南国のビーチにいるような爽快感を味わえる、ロマンティックな一杯をぜひお試しください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.077

ホワイトラム・・・・・・・・・・40ml
パインジュース・・・・・・・・・60ml
グレナデンシロップ・・・・・・・2dash
アンゴスチュラ・ビター・・・・・1dash
クラッシュアイス

※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
※ クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと

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作り方

Step

準備する

氷をアイスクラッシャーで細かく砕いておきます。

Step

材料を合わせる

ブレンダーにホワイトラム、パインジュース、グレナデンシロップ、アンゴスチュラ・ビター、氷（氷はブレンダーの3/2を目安に）を入れブレンドします。

Step

仕上げ

フローズンになった材料をバースプーンなどを使ってグラスヘ入れます。
ストローを入れて完成です。

※ クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。

技法 = ブレンド
グラス = ワイングラス / シャンパン・クーペ
アルコール度数 = 13% 前後
最適なTPO = 日中 / 食後
カクテル言葉 = 「甘く切ない思い出」
カクテル誕生日 = 「 8月30日」

カサブランカの詳細

誕生・由来

Photo｜カサブランカの街

「カサブランカ」という名前は、モロッコ最大の都市の名前から取られています。この都市名は「白い家」を意味するスペイン語で、1515年にポルトガル人によって再建された際に名付けられました。紀元前10世紀から人々が定住し、様々な国の支配を経て発展してきた歴史ある都市で、現在では世界最大級の観光地として知られています。

このカクテルが特に有名になったのは、1942年に公開された不朽の名作恋愛映画「カサブランカ」がきっかけ。「君の瞳に乾杯」という有名なセリフの元ネタとなったこの映画は、第二次世界大戦下のモロッコ・カサブランカを舞台に、世界情勢に翻弄される恋人たちを描いた物語です。カクテルの詳しい誕生経緯は不明ですが、この映画の影響で世界中に広まったと考えられています。

カクテル・カサブランカは、クリアな味わいのホワイトラムをベースに、トロピカルな甘味と酸味を持つパイナップルジュース、ザクロの華やかな風味のグレナデンシロップ、そして奥深さを与えるアンゴスチュラビターを組み合わせたフローズンスタイルの一杯。大西洋に面した地中海の風を感じさせる、ロマンティックなトロピカルカクテルをぜひ体験してみてください。

特徴・味わい

Photo｜映画カサブランカのポスター

カサブランカの最大の魅力は、フローズンスタイルで楽しむトロピカルな味わいにあります。グラスに盛られた美しいピンク色のシャーベット状のカクテルは、まるで地中海のサンセットを思わせる優雅な色合い。視覚的にも涼しげで、暑い季節にぴったりの一杯です。

一口含むと、パイナップルジュースのフルーティーな甘味と爽やかな酸味が口いっぱいに広がり、グレナデンシロップの華やかな甘さが全体をまろやかに包み込みます。ホワイトラムのしっかりとした風味が味わいに奥行きを与え、隠し味として加えられたアンゴスチュラビターが絶妙なアクセントとなって、甘さの中に複雑な奥深さを生み出しています。シャーベット状の冷たい食感が喉を通る際の心地よさは格別で、まるで南国のビーチで過ごしているかのような爽快感。フルーティーですっきりとした味わいながら、ラムの存在感もしっかりと感じられるバランスの良さが印象的。映画「カサブランカ」のロマンティックな世界観を感じながら、特別な時間を演出してくれる一杯をぜひ味わってみてください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・トロピカルフルーツやシーフード料理と好相性。エビのカクテルやフルーツの盛り合わせなど、さっぱりとしたおつまみとよく合います。
作り方のポイント・・・ブレンダーの2/3を目安に氷を入れ、しっかりとブレンドすること。滑らかなシャーベット状に仕上げることで、より美味しく楽しめます。
飲み方の楽しみ方・・・フローズンスタイルなので、溶ける前にゆっくりと味わうのがおすすめ。ストローで少しずつ楽しみながら、トロピカルな気分に浸ってください。
おすすめのシーン・・・暑い日のリフレッシュや、パーティーシーンにぴったり。デートや特別な日にも、ロマンティックな雰囲気を演出してくれる華やかなカクテルです。