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クリーミーで爽やかな味わい、そして美しい泡がグラスから立ちのぼる——ラモスジンフィズは、まさに五感で楽しむカクテルです。1888年に誕生し、今なお世界中で愛されるこの一杯は、ジンの香りとシトラスの酸味、生クリームのまろやかさが絶妙に調和。特別なひとときを演出する、贅沢なカクテル体験をご紹介します。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.488
- ドライジン・・・・・・・・・・40ml
- レモンジュース・・・・・・・・10ml
- ライムジュース・・・・・・・・10ml
- シュガーシロップ・・・・・・・10ml
- 生クリーム・・・・・・・・・・20ml
- 卵白・・・・・・・・・・・・・1個
- オレンジビターズ・・・・・・・2dash
- ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
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作り方

ブレンダー( ミキサー )にドライジン、レモンジュース、ライムジュース、シュガーシロップ、オレンジビターズ、生クリーム、卵白を入れブレンドします。
ブレンドした材料と氷をシェーカーに入れ、しっかりとシェークします。
シェークしたらグラスヘ注ぎ氷を入れます。
泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1回転~2回転 ステアし、バースプーンで氷をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりと下ろせば混ざります。
- 技法 = ブレンド & シェーク & ステア
- グラス = タンブラー / コリンズ
- スタイル = フィズ
- アルコール度数 = 8% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 感謝 」
- カクテル誕生日 = 「 9月24日 」
ラモスジンフィズの詳細とレシピ動画
由来・誕生

Photo|ヘンリー・チャールズ・カール・ラモス
ラモスジンフィズは、1888年にアメリカ・ニューオーリンズで誕生した、歴史と技術が息づく特別なカクテルです。このカクテルを考案したのは「 インペリアル・キャビネット・サロン 」のバーテンダー、ヘンリー・C・ラモス。彼のレシピは当初極秘とされており、1920年の禁酒法施行まで公表されませんでした。
その手間のかかる製法にあり、かつては30人のバーテンダーがリレー方式で12分間ものシェイクを行っていたという逸話も残るほど。
また「 ジンフィズ 」の原型ともされており、その複雑な味わいと技術を要する工程から、バーテンダーにとってはまさに“腕の見せどころ”とされる一杯です。クラシックでありながら、今なお世界中のファンに愛され続けています。
- ジンフィズのページは ⇒ コチラ
特徴・味わい

味わいは非常にバランスが取れており、ジンのボタニカルな風味、生クリームの濃厚さ、シトラスの爽やかさが一体となっています。ソーダ水が全体を軽やかにし、後味にはオレンジフラワーの香りがほんのりと残ります。これにより、リッチでありながらも爽快な飲み心地が楽しめます。
特徴はクリーミーでフローラルな味わいが極めてなめらかな口当たりのカクテル。その理由は、生クリームと卵白を使った泡立ちのあるテクスチャーに加え、レモンとライムの酸味、ジンの香りが絶妙に調和しているからです。
最初に広がるのはミルキーなコク。その後に爽やかな柑橘の風味が顔を出し、最後はオレンジビターズの香りがほのかに残ります。アルコールの刺激は控えめで、口当たりは驚くほどやさしく、まるで乳酸菌飲料のような印象すらあります。
泡がグラスからふんわりと立ち上がるビジュアルも魅力のひとつ。味わいと見た目の両方で楽しめる、まさに特別な一杯です。
現代ではブレンダーやマジックシェークボールの登場で、もっと簡単に作ることができるようになっています。 もしお家で作ってみようかと思った方は、ブレンド( ミキサー )をおすすめします。 一番良いのは、ブレンド後にマジックシェイクボールを使ってシェークすると、よく冷えてよく混ざっています。ご興味がある方はお試しください。
Point|バーテンダーからのおすすめ
・卵白と生クリームをしっかり混ぜるために、最初は「 ドライシェイク(氷なし) 」を行うのがコツ
・その後に氷を加えて本シェイクすると、泡立ちがきめ細かくなります
・手作業が大変な場合は、ミキサーで全体をブレンドしたあと、軽くシェイクしてもOK
・オレンジフラワーウォーターがない場合は、オレンジビターズ2ダッシュで代用可能
レシピ動画
- レシピ動画|「 バーテンダー 新井洋史 」https://www.youtube.com/@hirohitoarai
材料リスト
世界で初めてボタニカルにオレンジピールを使用したドライジン。 風味などのバランスも良く、レモンが強調されているカクテルには特におすすめの一本です。
イタリア産有機栽培されたフェミネロ種を搾ったストレート果汁100%のレモンジュース。濃縮還元とは違う爽やかでフルーティーな生レモンのテイストを味わえ、甘味と酸味のバランスが良い。
圧搾のみで搾り出した100%ジュース。濃縮還元していないため、ビタミンC、クエン酸などが損なわれておらず、有機生ライム成分がそのまま楽しめてカクテルにも最適な一品です。
創業1885年の日本の老舗で、明治時代には洋食文化が次々と輸入される中、食品界の時代の最先端を走ってきたブランドです。糖度が高いので伸びがよく、ほのかに漂うバニラの香りが特徴です。
プロのシェフやパティシエに選ばれている北海道産の高品質なフレッシュクリーム。45%という高い乳脂肪ならではのコクがあり、カクテルを濃厚でなめらかにしてくれます。
卵特有の臭みが全く無く、卵本来の味を楽しめる点です。 卵の生臭さ、甘味、コク この3点に特に注目し、飼料や飼育環境を作り上げています。
オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。
キリンの無糖・強炭酸水、飲みきりサイズで便利です。炭酸類は一度フタを開けてしまうと、保存用のフタをしても炭酸は抜けていきます。 カクテルで使う場合は、使いきりのものをおすすめします。

世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
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ー ラモスジンフィズのランキング歴 ー
- 2025年・46th / 7回目選出・8 down ⇓
- 2022年・38th / 6回目選出・5 up ⇑
- 2020年・43th / 5回目選出・5 down ⇓
- 2019年・38th / 4回目選出・2 down ⇓
- 2018年・36th / 3回目選出・9 down ⇓
- 2017年・27th / 2回目選出・11 up ⇑
- 2016年・38th / 初選出
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