レシピと作り方
マルガリータの材料
Recipe no.062
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技法 = シェーク
※ スノースタイル = グラスの縁をレモンなどで濡らし、塩または砂糖を付着させること
マルガリータの作り方
グラスは カクテルグラス や シャンパングラス・クープ型 がオススメです。
グラスの縁にライムカットを滑らし、小皿に盛った塩にグラスの縁を軽く当て回して塩を付けます。
しっかりとシェークします。
グラスの縁に付けた塩に当てないようにシェークした材料を注ぎ完成です。
- このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
- アルコール度数 = 25% ~ 26% 前後
- 最適なTPO = 日中
- カクテル言葉 = 「 悲恋 」
- カクテル誕生日 = 「 1月19日 」
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マルガリータの由来・特徴・感想
マルガリータの由来
1949年アメリカで開催されたナショナル・カクテル・コンペティションで、3位を受賞したカクテルです。
考案者は「 ジャン・デュレッサー 」氏。 その後マルガリータは世界中に有名になると共に、これまであまり使われることのなかったテキーラも一緒に世界中に広がりました。ジャンはメキシコに住む友人に、テキーラ、オレンジキュラソー、ライムジュースのカクテルを教えてもらい、それを改良したものが「 マルガリータ 」となったそうです。
そしてこのマルガリータという名前の由来はとても有名で、1970年ジャン・デュレッサーがイギリス・バーテンダー協会からインタビューを受け、その時にマルガリータの名前の由来を話していました。
マルガリータという名前は、ジャンが愛していた恋人の名前だったそうで、1926年に恋人のマルガリータと一緒に狩猟に出かけた際に、誰かが誤って撃った流れ弾に当たってしまい、マルガリータは亡くなってしまいました。
若き日に失ってしまった恋人の名前をこのカクテルに付けたのです。 そしてその恋人マルガリータは、お酒を飲む際に塩を舐めてから飲むことが大好きだったため、カクテル・マルガリータは塩スノースタイルになったそうです。
マルガリータの特徴・感想
Photo|スノースタイル
テキーラの独特な風味、ホワイトキュラソーの甘味と香り、ライムジュースの柑橘系の酸味が合わさり、塩というアクセントと一緒に飲むサッパリとしたカクテルです。
テキーラの独特のアガベの香りと風味が、カクテル全体に深みを与え、トリプルセックのオレンジの風味が甘さを加え、全体のバランスを取り、新鮮なライムジュースが全体に爽やかでシャープな酸味を与えています。そしてグラスの縁の塩味が他の味を引き立て、さらに飲みやすくなります。
甘味や酸味のバランスが良く、そのバランスにテキーラの風味を爽やかに感じられる完成度の高い一品です。
1949年、ジャン・デュレッサーがカクテル・コンペティションで3位を獲得した当時のマルガリータのレシピと、現在のレシピは大きく違いがあり、どこで変わっていったのかは不明です。
〚 3位獲得時のレシピ 〛
- テキーラ・・・・・・・・・・・45ml
- ライムジュース・・・・・・・・30ml
- レモンジュース・・・・・・・・30ml
- ホワイトキュラソー・・・・・・7ml
グラスは120mlタイプのシャンパングラス・クープ型に食塩のスノースタイルを使用していました。
興味がある方、マルガリータやテキーラがお好きな方はぜひお試しください。
マルガリータの材料
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マルガリータのバリエーション
- トミーズマルガリータ・・・・ホワイトキュラソーをアガヴェシロップに変えたレシピ。
- ブルーマルガリータ・・・・・ホワイトキュラソーをブルーキュラソーに変更したカクテル。
- ゴールデンマルガリータ・・・ホワイトキュラソーをオレンジキュラソーに変えたレシピ。
- ミドリマルガリータ・・・・・ホワイトキュラソーをメロンリキュールに変更したカクテル。
- メスカルマルガリータ・・・・ベースとホワイトキュラソーをメスカルとアガヴェシロップに変えたレシピ。
- チョコレートマルガリータ・・チョコレートリキュールを加えたデザート・カクテル。
- フローズンマルガリータ・・・フローズンスタイルにしたマルガリータ。
- ロングマルガリータ・・・・・マルガリータをトニック割りにしたカクテル。
- ロングブルーマルガリータ・・ブルーマルガリータをトニックで割り、ロングスタイルにしたカクテル。
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世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
- 画像をクリックでランキング総合ページへジャンプします。
ー マルガリータのランキング歴 ー
- 2024年・03th / 10回連続選出・前年同位
- 2023年・03th / 09回連続選出・01 up ⇑
- 2022年・04th / 08回連続選出・01 up ⇑
- 2021年・05th / 07回連続選出・02 up ⇑
- 2020年・07th / 06回連続選出・01 up ⇑
- 2019年・08th / 05回連続選出・02 down ⇓
- 2018年・06th / 04回連続選出・01 up ⇑
- 2017年・07th / 03回連続選出・前年同位
- 2016年・07th / 02回連続選出・前年同位
- 2015年・07th / 初選出
- 西暦をクリックで年代別ページへジャンプします。
関連のカクテルレシピ リスト
⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ
〚 他のカクテル レシピリスト 〛
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ベースのお酒・テキーラ
世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジン・ウォッカ・ラム程の生産量はありません。
その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )
これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。
しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラサンライズ 」や「 マルガリータ 」が有名です。
テキーラの誕生
テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )を発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。
15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町があり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。
焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。
そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。
テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。
その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。
テキーラの定着
テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。
そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。
その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。
こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。
テキーラの製法
テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。
さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。
収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。
加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )
- テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ
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テキーラの種類
テキーラの種類は、まず原料であるアガヴェの使用パーセントによって大きく2つに分けられます。
- アガヴェ使用51%以上テキーラ = 日本はこちらのタイプが大半を占めています。 爽やかさと、独特な甘味が特徴です。
- アガヴェ使用100%テキーラ = 見分けるのは瓶にのラベルに「 100% DE AGAVE 」等の記載があります。香りとアガヴェ特有の風味が51%以上のものと大きく違います。
他にもテキーラは熟成期間によってカテゴリー分けもされています。
ー ブランコ Blanco ー
色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記を用います。
熟成を行わないので( 短い期間熟成する場合もある )爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。
カクテルに使用しているテキーラのほとんどがブランコです。
Photo|エラドゥーラ・プラタ Herradura
- おすすめのテキーラ・ブランコ ⇒ コチラ
ー レポサド Reposado ー
Reposado = 「 安らかな、平静な 」という意味で、短い期間休ませるという意味があります。
名前の通り 2か月~1年未満熟成させたテキーラです。 色は無色透明にほんの少しゴールドが入った色合いです。
樽の香りとコクがブランコに少し加わり、ほのかな甘みが味わい深くなっていて、甘味と辛味のバランスがとれた味わいです。
Photo|オルメカ Olmeca
- おすすめのテキーラ・レポサド ⇒ コチラ
ー アネホ Anejo ー
- おすすめのテキーラ・アネホ ⇒ コチラ
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今回紹介したカクテルの材料
ー ホワイトキュラソー White curacao ー
誕生・由来・・・キュラソーとは、南米のベネズエラの北海にあり、現在はオランダ領となっている島です。
1634年にオランダ艦隊がキュラソー島に居たスペイン人を追い出し、砦を建設。 その後港を建設するとトウモロコシや落花生、塩などの生産し、さらに貿易の拠点に相応しい位置に島が存在していたことから貿易なども相まって栄えるようになりました。
17世紀後半に、キュラソー島内で採れるオレンジをオランダ人が本国へ持ち帰り、アルコールに浸してオレンジリキュールが作られました。 そして現在ではオレンジリキュールのみではなく、ホワイト、オレンジ、ブルー、グリーン、レッドと様々な着色を行ったキュラソーシリーズが定着をしています。
製造・原料・・・ブランデーや他のスピリッツをベースにオレンジの果皮を漬け込んで、風味づけをした果実系リキュールの一つです。
原酒のスピリッツに乾燥させたオレンジの果皮と、生のオレンジの果皮を浸漬して蒸留、その後甜菜糖と呼ばれる砂糖を加えます。甜菜糖とは体に優しいとされるオリゴ糖が入り、メロンに匹敵する15度以上という糖度を持っている砂糖です。 その砂糖を加えアルコール度数を純粋で調整し、約40度のアルコール度数まで上げます。
味わい・香り・・・オレンジの甘味や酸味が感じられますが、通常のキュラソーよりも甘さが控えめです。さまざまなボタニカルやスパイスが使用されており、複雑な味わいが感じられます。甘さと苦味、さまざまな香りがバランスよく調和しています。
香りは、オレンジの皮から作られているため、強いオレンジの香りがします。リキュールを注いだ時にも、爽やかなオレンジの香りが広がります。
- ホワイト・キュラソーの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ
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シェーカーの使い方
シェーカーの利用目的は・・・
- 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
- 材料を素早く冷却する
- アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )
といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。
スリーピースシェーカー
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
- ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
- ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
- トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )
〚 Step 2 = 持ち方 〛
スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。
右利き用( 左利きの方は逆 )
- 左手 ・親指 = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
- 左手 ・人差し指 = ボディ
- 左手 ・中指 = ボディ底を押さえるように
- 左手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
- 右手 ・親指 = トップを押さえるように
- 右手 ・人差し指 = ボディ
- 右手 ・中指 = ボディ
- 右手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。
〚 Step 3 = 振り方 〛
まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。
- 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
- 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
- この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )
混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。
シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。
〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛
- シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
- ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
- ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。
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ツーピース( ボストンシェーカー )
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。
小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )
ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )
ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。
〚 Step 2 = 持ち方 〛
ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。
上記写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。
〚 Step 3 = 振り方 〛
スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。
振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。
〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛
- まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
- 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
- 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )
写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。
フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )
- シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
ー オールデイカクテル All day ー
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
マルガリータにおすすめのグラス
カクテルグラス Cocktail glass
逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
マルガリータで使う道具
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