ペインキラーのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ラム + オレンジジュース + パインジュース + ココナッツミルク

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ペインキラーは、1970年代にカリブ海のバージン諸島で誕生したトロピカルカクテル。「鎮痛剤」を意味する名の通り、ストレスを和らげるリラックス効果が魅力です。ダークラムにパイナップル、オレンジ、ココナッツミルクが織りなす濃厚でクリーミーな味わいは、まさにリゾート気分。ビーチサイドで飲むのにぴったりの贅沢な一杯を、ぜひ体験してみてください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.494

ダークラム・・・・・・・・・・30ml
パインジュース・・・・・・・・60ml
オレンジジュース・・・・・・・15ml
ココナッツ・ミルク・・・・・・15ml

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

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作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにダークラム、オレンジジュース、パインジュース、ココナッツミルク、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れると完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = ハリケーングラス
アルコール度数 = 9% ～ 10% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「もう少しパンチのある甘味があってもいいかなぁ」
カクテル誕生日 = 「不明」

ペインキラーの詳細・動画

誕生・由来

Photo｜ビーチバー・イメージ

ペインキラーは、1970年代にカリブ海のイギリス領バージン諸島、ヨースト・ヴァン・ダイク島にあるソギー・ダラー・バーで誕生したトロピカルカクテル。考案者はダフネ・ヘンダーソン氏、もしくはこのバーの前の所有者であったジョージ・ミリックとマリー・ミリックだと言われています。

その名前「Painkiller(ペインキラー)」は日本語で「鎮痛剤」を意味し、カクテルを飲むことで疲れやストレスが和らぎ、リラックスできるというイメージから付けられました。カクテルの歴史を見ると、はじめは薬用で飲まれたものが多いですが、薬の名前がそのままカクテル名になっているのは珍しいケース。他に代表的なもので「ペニシリン」が有名です。

このカクテルはすぐに観光客に広まり、カリブ海のビーチリゾートで定番の飲み物として親しまれるようになりました。1989年にはパッサーズ・ラム社が米国で商標登録を出願し、現在でもカリブ海を代表するカクテルとして多くの人に愛されています。日常のストレスを忘れさせてくれる、リゾート気分を味わえる一杯をぜひ体験してみてください。

カクテル・ペニシリンのページは ⇒ コチラ

特徴・味わい

ペインキラーは、ダークラムのカラメル風の甘味をベースに、パイナップルジュースとオレンジジュースのフルーティーな甘酸っぱさ、ココナッツミルクのクリーミーなコクが織りなす、濃厚でリッチなトロピカルカクテル。グラスに注がれた淡いクリーム色は、まるでカリブ海のビーチを思わせるような優しい色合いです。

口に含むと、最初にパイナップルとココナッツの甘い香りがふわりと広がり、次にラムの深みとスパイシーな風味が追いかけてきます。ココナッツミルクのクリーミーさが舌の上をなめらかに滑り、オレンジジュースの酸味が全体を爽やかに引き締める仕上がり。仕上げに振りかけるナツメグのほのかなスパイシーさが、甘さを引き締めて飲み飽きない味わいに。

甘味、酸味、コクがバランスよく混ざり合い、ココナッツとフルーティーな香りを同時に感じながら、飲みごたえもしっかりとある一杯。非常にリッチながら、爽やかなフルーツの風味がバランスを取っており、ビーチやプールサイドで飲むのにぴったり。日常のストレスを忘れさせてくれる、カリブ海のリゾート気分をぜひ味わってみてください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良いおつまみ・・・トロピカルフルーツやココナッツを使ったデザート、シーフード料理など、南国の雰囲気を引き立てる料理が最適です。
作り方のポイント・・・しっかりとシェークして、ココナッツミルクとフルーツジュースをよく混ぜ合わせること。仕上げにナツメグを振りかけると、香りが一層引き立ちます。
飲み方の注意・・・非常にリッチで甘いため、ゆっくりと味わいながら飲むのがおすすめ。食後のデザートカクテルとしても楽しめます。
アレンジ提案・・・ラムの量を増やすと、よりパンチの効いた味わいに。グラスの縁にパイナップルやオレンジのスライスを飾ると、見た目も華やかになります。