キール のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来|白ワイン + カシスリキュール

ワインベースロングカクテルのキール

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白ワインとカシスが織りなす、優雅で親しみやすいフランス生まれのカクテル「キール」。美しいルビー色のグラスに広がる華やかなベリーの香りと、程よい甘さが魅力の一杯です。ワイン初心者でも飲みやすく、食前酒として楽しめるこのカクテルは、バーデビューにもぴったり。特別な日の乾杯や、リラックスしたい夜にぜひ味わってみてください。

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目次

レシピと作り方

材 料

カシスリキュールのおすすめ銘柄リスト

作り方

Point = 通常氷は入れませんが、白ワインが冷えてなかったり、お好みで氷を2個~3個入れましょう。

  • 技法 = ステア
  • グラス = ワイングラス
  • アルコール度数 = 12% ~ 13% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 最高のめぐり逢い 」「 陶酔 」
  • カクテル誕生日 = 「 6月11日 」「 12月4日 」「 12月13日 」

キールの詳細・動画

誕生・フェリックス・キール

フランス・ディジョン市市長キール氏の銅像

Photo|フェリックス・キール(1876年~1968年)

このカクテルの名は、フランス・ディジョン市の市長を務めたフェリックス・キール氏(1876〜1968年)に由来する。フランス・プロイセン戦争後にブルゴーニュへ移住したアルザス系の家系に生まれ、1901年に司祭として叙階され、後に第二次世界大戦中のレジスタンス活動でも知られる人物となった。ディジョン近郊の収容所から約5,000人の捕虜を脱走させる手助けをしたという功績もある。

しかし、このカクテル自体はキール氏が関わる以前から存在していた。地元では「ブラン・カシス」または「ヴァン・ブラン・カシス」と呼ばれ、1904年頃にはすでにディジョンで親しまれていたとされる。誕生の経緯には諸説あり、カフェのウェイターが考案したという説、単なる注ぎ間違いだったという説、地元の女性議員の提案だったという説などが併存しており、どれが正確なのかは確定していない。確かなのは、1945年から死去する1968年まで市長を務めたキール氏が、戦後この地元の白ワインとカシスの組み合わせをあらゆる公式レセプションで振る舞い、地域の2つの特産品を売り込んだという点だ。

1951年、この飲み物の人気が高まる中、地域最大のクレーム・ド・カシスメーカー「ルジェイ=ラグート社」の経営者ロジェ・ダミドが、キール氏に自身の名前を商業利用する許可を求めた。キール氏はこれを承諾し、翌年ルジェイ=ラグート社が「キール」という名称を商標登録した。この一つの決断こそが、この飲み物が単なる地方の珍しい一杯「ブラン・カシス」のままではなく、世界中で「キール」の名で親しまれるようになった理由だと言っていいだろう。

特徴・味わい

グラスに入った白ワインとカシスの実

キールは、ブルゴーニュ地方が誇る辛口の白ワインと、同じく地域の誇りであるクレーム・ド・カシスを組み合わせた一杯。ワインの爽やかな酸味とカシスの濃厚な果実の甘みが重なり、深い紫がかった赤色が生まれる。

グラスに注がれた色合いは、夕暮れ時の空を思わせる。一口含むとまずカシスの華やかなベリーの香りが広がり、続いてワインの軽やかな酸味がバランスよく調和する。甘すぎず辛口すぎない絶妙な味わいは、ワインが苦手な人でも飲みやすい。

喉を通る瞬間はなめらかで、後味にはほのかなフルーティーさが余韻として残る。食前酒として生まれたこのカクテルは、これから始まる食事への期待を高めてくれる一杯。優しさと上品さを兼ね備えた、バーデビューにもぴったりの名作カクテルだ。

ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

スモークサーモン、チーズ、ミニトマト、イチジクをのせた各種イタリアンクロスティーニが木製ボードに並び、オリーブとチーズスライスが添えられている

相性の良い食べ物・おつまみ

  1. ヤギチーズのクロスティーニ:チーズの酸味を帯びたクリーミーさがワインの酸味と重なり、カシスの甘みが尖った風味を丸くしてくれる。
  2. ダークチョコレートトリュフ:カシスとダークチョコレートはベリー×カカオの定番の組み合わせで、ワインの爽やかさが重さを和らげる。
  3. イチジクジャム添えのシャルキュトリー:生ハムやサラミの塩気がカクテルの甘みとバランスを取り、イチジクがカシスの黒系果実感と呼応する。

作り方のポイント

やりがちな失敗は、先にワインを注いでしまうこと。これだとカシスの適量が判断しにくくなる。先にグラスへカシスを入れ、後からワインを注げば、色や甘さの調整がしやすくなる。


アレンジ

  1. キール・ロワイヤル:白ワインをシャンパンに替えれば、より華やかで祝祭感のある一杯に。
  2. キール・ブルトン:ワインを辛口シードルに替えれば、ブルターニュ地方らしい軽やかなリンゴの風味に。
  3. キール・アンペリアル:カシスをラズベリーリキュールに替えれば、より鮮やかで酸味の効いた赤系果実の味わいに。

私なら乾杯にふさわしい席にはキール・ロワイヤルを選ぶ。泡が加わることで、このシンプルなアペリティフが特別な一杯に変わる。

レシピ動画

材料リスト

ステンレスタンクの新鮮な果実味と樽熟成のまろやかさが調和。桃や洋ナシ、白い花の香りにヴァニラが重なる、心地よい酸味と美しい余韻

ブルゴーニュ産のカシス中でも厳選された良質なものを選び、保存料・添加物を一切加えず、カシス本来のフルーティーな香りと味わいを引き出した一品です。

キールのバリエーション

グラスに入った赤ワインと白ワイン

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