カルーア・ミルク|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( コーヒーリキュール・ミルク )

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目次
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レシピ

材 料

Recipe no.280

  • カルーア・・・・・・・・・・・45ml
  • ミルク・・・・・・・・・・・・Full
  • このカクテルで使う材料と道具はコチラ ⇒ 材 料道 具

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

  • コーヒーリキュールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ
作り方

グラスは、タンブラーグラスゴブレットハリケーングラスコリンズグラス などが使いやすくておすすめです。

  • Step 1 = グラスに氷、カルーア、ミルクを入れます。
  • Step 2 ビルド をして完成です。
  • アルコール度数 = 4% ~ 5% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 いたずら好き 」「 臆病 」
  • カクテル誕生日 = 「 3月13日 」「 3月14日 」「 9月8日 」

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誕生・特徴・感想

1970年代アメリカ・ボストンでカルーアと生クリームを合わせたカクテルが登場し人気を博します。そしてそのカクテルを簡略化されたものが世に出ます、それがカルーアをミルクで割った「 カルーア・ミルク 」です。瞬く間にアメリカ中で流行すると、カルーアはカルーア・ミルクとセットのような形で世界中で飲まれるようになります。

1980年代になると日本ではBARブームが起き、この時に女性を中心に飲まれるようになり、カルーア・ミルクは日本に定着していきました。

現在ではカルーア = カルーア・ミルクという図式になっているほどで、BAR以外でも、居酒屋やカフェなどでメニューの中にあり、お酒をあまり飲まない人でも知っている定番カクテルとなっています。

カルーアに関して面白いデータがあり、日本とオーストラリアでは、カルーアというリキュールを飲む場合、90%以上もの人がカルーア・ミルク注文するというデータがあります。
それほどまでにカルーアはカルーア・ミルクとして両国で定着しています。

コーヒーの香りと甘味のカルーアを、コクのあるミルクで割ったシンプルなレシピで、お家でも簡単に作れますし、アルコール度数も低く、飲みやすい一品なので、お家カクテルの代表的存在なカクテルと言えるのではないでしょうか?

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このカクテルに使う材料

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ベースのお酒・コーヒーリキュール

コーヒーリキュールとは、スピリッツにコーヒー豆を浸して香りや苦味などのコーヒーの成分を移し、糖分を加えた混成酒です。

ただ一言コーヒーリキュールと言ってもブランドによって様々な個性を持っており、カラメルやバニラなど甘味や香りを加えたり、抽出方法にこだわりを持ったり、コーヒーの豆の厳選であったり、コーヒーではなくエスプレッソを使い、甘味を抑えたものまで存在しています。

コーヒーリキュールの歴史

コーヒーリキュールの誕生は不明な点が多く、どの時代に生まれたのかはわかっておりません。 しかし、1930年代にカルーアは存在していたらしく、1933年のアメリカ禁酒法解禁以降アメリカに輸入されているそうです。

当時サンフランシスコの業者によって輸入されたボトルがカリフォルニア州・パサデナで発見されました。おそらくこのボトルが最古のボトルであると言われています。

1950年代に入るとアメリカでカクテルベースとして使われることが多くなり、カルーア以外にもティア・マリアなどの銘柄も登場するようになりました。 ボストンで「 カルーア・ミルク 」が誕生すると、全米で大人気のカクテルとなり、カルーアは一気に普及するようになります。

  • コーヒーリキュールの歴史は ⇒ コチラ

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コーヒーリキュールのブランド

〚 カルーア Kahlua 〛

原産国 = メキシコ

カルーアは1936年、メキシコで誕生しました。 おそらくコーヒーリキュールの中で最初のブランドです。ネーミングはアラビア語でコーヒーを表す俗語「 カワ Qahwah 」が由来と言われています。

主原料であるコーヒー豆は、当然メキシコ国内で、世界でも有数の高品質なコーヒー豆の産地として知られている「 ベラクルス州 」産で、標高 900m ~ 1,400m の山間部で伝統的なシェードグロウンコーヒー( 日陰栽培法 )で栽培されたスペシャルなものを使用しています。他にも厳選されたバニラやカラメルを使用し、カルーアの飲みやすい甘味を造り出しています。

ベースのお酒もベラクルス州で栽培されたサトウキビを使っています。 ベラクルス州は年間を通して温暖な気候で、メキシコ全体の40%を占めるサトウキビの産地として有名です。

Photo = 画像提供 SUNTORY

〚 ティア・マリア Tia Maria 〛

原産国 = イタリア

ティア・マリアの意味は「 マリアおばさん 」。 そのマリアおばさんとは1650年前後に実在したとされる人物で、当時スペインからジャマイカに移住していたある貴族の従者です。

植民地戦争の混乱から逃れるため島を出る際に、秘伝のリキュールレシピをその従者であるマリアが命がけで守ったことからそのリキュールの名前をティア・マリアと付けたそうです。

そして約300年後の1940年代にジャマイカに住んでいた学者である「 ケネス・リー・エヴァンス 」がそのレシピを発見します。
ただそのレシピは経年劣化によって解読不能とされ、秘伝のリキュールを作ることはできませんでしたが、その話に感銘を受けたエヴァンスは、別のコーヒーリキュールをつくり、ティア・マリアという名前のみを継承したそうです。

ジャマイカ産のホワイトラム、マダガスカル産のバニラ、そして香りと良質な甘みと酸味が特徴のアラビカ種コーヒー豆を100%使い、コールドブリューによってコーヒーの旨味をじっくりと最大限に引き出した一品です。コーヒーリキュールの中では甘さ控えめで、スッキリとした味わいがあるのがティア・マリアの最大の特徴です。

〚 ミスター・ブラック Mr.Black 〛

原産国 = オーストラリア

2013年オーストラリアで誕生しました。 発案者はオーストラリアを代表する蒸留所の蒸留技師「 フィリップ・ムーア 」氏とコーヒーが大好きなデザイナーの「 トム・ベイカー 」氏。

原料はアラビカ種( 6ヵ国の産地を使用 )のコーヒーを100%使用、コーヒー豆の香りは産地のみではなく季節によっても変化します。 その変化をなくして安定させるため季節により産地の比率を変え、別々に焙煎してブレンドしています。 抽出はもちろんコールドブリュー、通常のコーヒーリキュールの10倍の量の豆を使い、凝縮されたコーヒーを抽出しています。ベースのスピリッツはオーストラリア産小麦を原料として使い、ノンチル、無添加、香料、保存剤を一切使用していないというこだわりもミスター・ブラックの特徴です。

ミスター・ブラックは、こだわりを持った原料、製法により、淹れたてエスプレッソの様な深みのある香り、ダークチョコレート、ビター感ある味わいが最大の特徴です。

〚 ボルス Bols 〛

原産国 = オランダ

ボルスコーヒーの濃いブラウンカラーは、コーヒー豆じっくりと時間をかけてしっかりとした味わいを抽出した証です。 そしてチョコレートとバニラの味わいもほのかに香ります。

ベースのスピリッツにはラムを使い、コーヒーフレーバーが存分に楽しめるように仕上げています。
時間をかけてじっくりした抽出したコーヒー豆とカカオ豆の成分に、マスターディスティラーがバニラをブレンドしてつくり上げているリキュールです。

Photo = 画像提供 Asahi

  • コーヒーリキュールの主なブランドは ⇒ コチラ

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ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルを飲むタイミング用語 TPO

オールデイカクテル All day

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。

ディジェスティフ Digestif

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。

特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。

アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。

香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンク以外で使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

ハリケーングラス Hurricane grass

ハリケーングラスの「 ハリケーン 」とは台風のことを連想してしまいそうですが、「 ハリケーン・ランタン 」と呼ばれるランプまたはランタンの形に似ていることから付きました。

ハリケーン・ランタンはハリケーンのような強い風でも消えないことが名前の由来だそうです。

他のグラスに比べて大容量なため、主にトロピカルドリンクやミックスドリンクに使われることが多く、氷をたっぷりと入れるカクテルに向いています。

480ml ~ 600ml の内容量が入るものが一般的です。

コリンズグラス Collins glass

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの
「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、その名前が付いたのが最初と言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあり、別名の多いグラスです。 これだけ名前が多いということは、それだけ様々な場面で多くの人に使われているという事かもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

このカクテルに使う道具

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