黄金池|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( 梅酒のジンジャー割り )

レシピ

材料
  • 梅酒・・・・・・・・・・・・・・25ml
  • チェリー・ブランデー・・・・・・10ml
  • ブルー・キュラソー・・・・・・・10ml
  • ジンジャーエール・・・・・・・・Full

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスはオールドファッションドグラス(ロックグラス)を使用します。

  • Step 1 = オールドファッションドグラスに氷を入れます。
  • Step 2 = 梅酒・チェリーブランデー・ブルーキュラソー・ジンジャーエールの順番で材料を注ぎ、ビルド します。

アルコール度数 = 10%前後

由来・特徴・感想

由来

1998年に行われたパスティスクラブカクテルコンペティションで第3位を受賞した鈴木健司さんの創作レシピです。

京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町にあるお寺「 西芳寺 」の中にある黄金池をモチーフにしています。

黄金池は「 心 」の文字を象っており、「 心字池 」とも呼ばれています。他にも一面の苔が生えていることから「 苔寺 」という別名があります。

カクテルの黄金池はまさにその美しい苔たちをモチーフにしたカクテルです。

特徴・感 想

深緑が綺麗なカクテルで、やや甘口ですがジンジャーエールの風味と爽快感が、甘さをあまり感じさせないバランスの良い味になっています。

お店によって金粉をのせるところもあるようです。

材料のお酒

キュラソー

キュラソーとは、南米のベネズエラの北海にあり、現在はオランダ領となっている島です。

この島は1499年にスペイン人によって発見されます。 元々は先住民であるアラワク諸族が住んでいましたが、1527年からスペイン人に労働奴隷として連れていかれるようになり、現在ではほぼ絶滅しているそうです。

1634年にオランダ艦隊がキュラソー島に居たスペイン人を追い出し、砦を建設。 その後港と建設するとトウモロコシや落花生、塩などの生産で栄えるようになりました。 貿易の拠点に相応しい位置に島が存在していたことから、様々な国が寄るようになりました。

17世紀後半に、キュラソー島内で採れるオレンジをオランダ人が本国へ持ち帰り、アルコールに浸してオレンジリキュールが作られました。 そして現在ではオレンジリキュールのみではなく、ホワイト・オレンジ、ブルー、グリーン、レッドと様々な着色を行ったキュラソーシリーズが定着をしています。

※ キュラソーの歴史・種類などは ⇒ コチラ

ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け
  • Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
  • Step 2 = バースプーンを上記写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
  • Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
  • Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
  • Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

※ バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

今回使用するグラス

オールドファッションドグラス

カクテルやウィスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。

口が広く背が低いのが特徴で、タンブラーグラスを低くした様な形をしている。

オールドファッションドグラスの名前は、カクテルオールドファッションドから由来していると言われています。

180ml~450mlまで幅広くある。

別名 「 ロックグラス 」

※ グラス 紹介ページは ⇒ コチラ