クローバークラブのカクテルレシピ・作り方・特徴・由来｜ドライジン + ライム + グレナデンシロップ + 卵白

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禁酒法時代のアメリカで誕生した、エレガントなクローバークラブ。淡いピンク色の華やかな見た目と、卵白が生み出す滑らかな口当たりが魅力です。幸運を呼ぶカクテル言葉を持つこの一杯を、特別な日のディナーにぜひお楽しみください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.411

ドライジン・・・・・・・・・・45ml
グレナデンシロップ・・・・・・15ml
ライムジュース・・・・・・・・15ml
卵白・・・・・・・・・・・・・1個

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにドライジン、グレナデンシロップ、ライムジュース、卵白を入れバースプーンでよく混ぜます。
混ぜ終えたら氷を入れましょう。

Step

シェークする

しっかりとシェークします（卵白が入っているので、強めに振るか回数を増やしましょう）
シェークした材料をグラスヘ注ぎ完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 18% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前 / クラブ
カクテル言葉 = 「幸運を呼ぶ」
カクテル誕生日 = 「 12月23日」

クローバークラブの詳細・動画

由来・歴史

クローバークラブは、1920年代のアメリカ禁酒法時代に誕生した、エレガントなジンベースカクテルです。名前の由来は、ペンシルベニア州フィラデルフィアのベルビュー・ストラットフォード・ホテル内にあった紳士クラブ「クローバークラブ」。弁護士、作家、政治家といったエリートたちが集うこのクラブでは、ディナーのオードブルやスープの代わりに、オリジナルレシピのカクテルが振る舞われていました。これが「クラブ・カクテル」と呼ばれるスタイルの始まりです。

ドライジンのキリッとした辛口の風味に、グレナデンシロップのザクロ由来の甘酸っぱさが加わり、ライムジュースの爽やかな酸味がバランスを整えます。卵白が全体を優しく包み込むことで、まろやかで滑らかな口当たりに仕上がるのです。

グラスに注がれた淡いピンク色の液体は、まるでクローバーの花びらのように優美で、表面を覆うきめ細やかな泡が華やかさを添えます。一口含めば、ジンの爽快感とフルーティな甘さが調和し、卵白のクリーミーな質感が喉を滑るように通り抜けていきます。禁酒法時代のエレガンスを今に伝える、幸運を呼ぶ一杯をぜひ味わってみてください。

特徴・味わい

クローバークラブの最大の魅力は、淡いピンク色の華やかな見た目と、卵白が生み出すベルベットのような滑らかさです。グラスに注がれた瞬間、グレナデンシロップが作り出すロマンティックな色合いと、表面を覆うきめ細やかな白い泡が目を引きます。ドライジンの凛としたキレのある風味をベースに、グレナデンシロップのザクロ由来の甘酸っぱさが優しく寄り添い、ライムジュースの爽やかな酸味が全体を引き締めるのです。

一口含むと、ジンの清涼感とフルーティな甘さが口の中で調和し、卵白のクリーミーな質感が舌を包み込みます。喉を通る瞬間は驚くほど滑らかで、余韻にはライムのフレッシュな香りとジンのボタニカルな風味がほのかに残ります。アルコール度数は18%前後ながら、卵白の効果でアルコール感が和らぎ、初心者でも親しみやすい味わいに仕上がっているのが特徴です。「幸運を呼ぶ」というカクテル言葉を持つこの一杯は、特別な日のディナーや大切な人との時間にぴったりの、エレガントで飲みやすいカクテルです。

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