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日本酒のまろやかさとピーチリキュールの甘味、そしてミントの爽快感が絶妙に調和したカクテル「 涼 」。和と洋の要素が融合し、上品で飲みやすい味わいが特徴です。ピーチリキュールのフルーティーさが日本酒の深みを引き立て、ミントの清涼感がアクセントとなり、すっきりとした後味を演出します。
アルコール度数は控えめながらも、飲みすぎには注意が必要。氷を加えて冷やすことで、より爽やかに楽しめる一杯です。和の風味を感じつつ、リラックスした時間を過ごしたい方におすすめです。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.693
- 日本酒・・・・・・・・・・・・45ml
- ピーチリキュール・・・・・・・15ml
- ホワイトミントリキュール・・・1tsp
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
技法 = ステア
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ピーチリキュールのおすすめ銘柄リスト
ミントリキュールのおすすめ銘柄リスト
作り方
グラスは カクテルグラス か シャンパングラスクープ型 を使います。

ミキシンググラスに氷を7割~8割ほど入れて、ステアで冷やし、余分に出た水分を捨てます。
日本酒、ピーチリキュール、ホワイトミントリキュールをミキシンググラスに入れます。
しっかりとステアを行い、ストレーナーを付けてグラスヘ注げば完成です。
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涼の特徴

カクテル「涼」は、日本酒をベースにピーチリキュールの甘味とホワイトミントリキュールの爽やかさを組み合わせた、上品で洗練された味わいのカクテルです。日本酒のまろやかさとフルーティーなピーチの風味が調和し、ミントの清涼感がアクセントを加えます。
このカクテルの最大の魅力は、和の風味と洋の要素が絶妙に融合している点です。口当たりが軽やかで飲みやすいため、日本酒が苦手な方にもおすすめ。ただし、アルコール度数は低くないため、飲みすぎには注意が必要です。氷を入れて冷やすことで、さらにスッキリとした味わいを楽しめます。
材料リスト
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関連のカクテルレシピ リスト






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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
カクテル材料紹介
ピーチリキュール Peach liqueur
Photo|画像提供 KIRIN
〚 誕生・由来 〛・・・1984年アメリカの酒造研究室長が木に実っている桃を眺めていたところ、「 桃のリキュール 」をつくりたいと考え、さっそく事業提携しているオランダのデカイパー社に連絡をして開発に取り掛かったのが始まりだそうです。
製品はその年に完成し、翌年の1985年にはアメリカで発売されました。 デカイパーのピーチツリーは、若者を中心に爆発的なヒット商品となり、瞬く間に広まったのです。
この時に飲まれていたのはピーチリキュールをトニックウォーター( 現在ではピーチツリー・クーラー として存在しています )で割ったカクテルでした。 しかしその後にピーチリキュールをオレンジジュースで割った「 ファジーネーブル 」が誕生すると、ファジーネーブルの方が人気が上がり、現在でも定番カクテルとして、アメリカやヨーロッパだけでなく、日本でも飲まれています。
〚 製造・原料 〛・・・原料の桃は、ホワイトピーチ( 東洋原産種 )イエローピーチ( ペルシャで変種として生まれた品種 )の良く熟したものが使われ、その中から品種の良いものを厳選し、摘みたてのうちにエキスを抽出します。それらを中性スピリッツに溶け込まして蒸留を行います。 そしてシロップ水を加え製品化するのが基本形です。
この製造で桃の甘味と酸味が溶けんだ爽やかでフルーティーな甘味が生まれ、誰でも飲みやすく様々な材料と合うリキュールが完成するのです。
〚 味わい・香り 〛・・・桃の風味が豊かであり、フレッシュで甘い桃の味わいが感じられます。桃の果肉やジューシーな果汁のような風味が特徴的です。一般的に甘口であり、砂糖やシロップで甘みが加えられています。しかし、良質なピーチリキュールは甘さが強すぎず、バランスの取れた味わいを持っています。
- ピーチリキュールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ
ミントリキュール Mint liqueur
〚 誕生・由来 〛・・・ミントは、古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代から薬草として利用されてきたハーブです。その強い香りと清涼感は、消化促進やリラックス効果をもたらすと考えられ、治療目的としても広く用いられていました。中世に入ると、ミントはさらに広く普及し、修道院を中心に医療目的だけでなく料理や香料としても活用され、ハーブリキュールとしての利用が始まりました。
ミントリキュールは、18世紀から19世紀にかけてのフランスで本格的に誕生し、広まりました。 それまで医療用や修道院の薬草酒として利用されていたミントの成分が、嗜好品としてリキュールに加工されるようになったのです。
〚 製造・原料 〛・・・ミントリキュールに使われている主なミントは「 ペパーミント 」と「 スペアミント 」の2種類です。

〇 ペパーミント
・シャープで清涼感のある味わいを生み出す。
・強いメンソールの香りが特徴で、多くのリキュールに使用される。
〇 スペアミント
・やや甘味のある柔らかい香りが特徴。
・甘めのミントリキュールに使われることが多い。
ミントの香りと成分をアルコールに移すために、主に乾燥または生のミントの葉をアルコールに浸し、成分をゆっくり抽出するマセレーション( 浸漬法 )とミントの葉を蒸留器で加熱し、エッセンシャルオイル( 精油 )を抽出する蒸留法( ディスティレーション )の2つの方法が用いられます。
〚 味わい・香り 〛・・・ミント特有の爽快な香りがあり、口に含んだ瞬間にスッと広がる清涼感が特徴です。特に暑い季節には、冷たいカクテルに加えることで、ひんやりとした飲み心地を楽しめます。
ミントリキュールは、カクテルだけでなくスイーツやコーヒー、ホットチョコレートなどにも相性抜群です。例えば、チョコレートと組み合わせることで、リッチな味わいのデザートドリンクを作ることができます。
ビルド & ステア
ショートカクテルを作る際、ロングカクテルのようにグラスの中に直接材料を入れる技法「 ビルド 」ができないため、ミキシンググラスで材料を混ぜ合わせて( ステア )、小さめのグラス( カクテルグラス )に注ぐ技法を用います。
ステアとは?

簡潔に言うとステアとは、「 バースプーンで混ぜる 」ことです。
ショートカクテルの場合、ミキシンググラス( 写真 )と呼ばれる大きくて厚みのあるグラスに、氷と材料を入れ、かき混ぜるスタイルです。
ステアにはもう一つ役割があり、「 冷やす 」という役目もあります。基本的には常温保存されている材料が多く、それらを冷やすために行います。
簡単にまとめますと、「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを動画にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナーカクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。
胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。

テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。
お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
おすすめのグラス
カクテルグラス Cocktail glass

逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
道具リスト

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