神 風|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ウォッカとホワイトキュラソー )

レシピ

材 料

技法 = シェーク

※ オススメのピュア・ウォッカは ⇒ コチラ

作り方

グラスは、オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使いましょう。

  • Step 1 = ライムカットをグラスの縁へ滑らすように一周させライムの汁を付け、ライムカットをグラスの中へ入れます。
  • Step 2 = シェーカーにウォッカ、ホワイト・キュラソー、ライムジュース、氷を入れます。
  • Step 3 = シェーク します。
  • Step 4 = シェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れて完成です。

アルコール度数 = 31% ~ 32% 前後

由来・特徴・感想

由 来

アメリカ空母に特攻を試みる日本戦闘機

このカクテルの由来は、1945年第二次世界大戦の日本部隊「 神風特別攻撃隊 」通称神風特攻隊です。 元々この部隊の名前は「 カミカゼ 」ではなく「 シンプウ 」でした。 アメリカ軍が「 シンプウ 」を読み間違え「 カミカゼ 」と呼んでしまったことからそのままカミカゼトッコウブタイという読み方になりました。 このカクテルも、考案したのは日本の横浜米軍基地のアメリカ人であり、日本人ではありません。

キレがあり、アルコール度数が強くパンチがあることと、この時代のアメリカ人の強烈な印象からこの名前が付いたと言われています。

特徴・感想

上記にも記した通り、カミカゼの特徴はキレ味の鋭さとライムの酸味とパンチの聞いた高めのアルコール度数です。 ガツンとくるカクテルを飲みたい方や、お酒好きの方には持てこいのカクテルです。

元々はウォッカ 45ml、ライムジュース 15ml、ホワイト・キュラソー 1tspだったレシピは時間が経つにつれ様々なレシピに変化していきました。現在では、入れる材料は変わらないものの、お店によってその分量は様々です。 今回ご紹介した分量を忠実に守るのではなく、酸味を足したいのであれば、ウォッカを減らし、ライムジュースを増やしたり、甘みを足したいのであれば、ウォッカを減らし、ホワイト・キュラソーを足すといったように、ご自分の好みの味に調整するのが良いと思います。

ベースのお酒 ウォッカ

世界4大スピリッツの一つ、ロシア生まれのウォッカです。 ウォッカの特徴は、連続式蒸留器と白樺やヤシを焼いた活性炭で濾過をすることで、無味無臭に近くクリアな味わいな所です。 他のスピリッツと違い原料が定まっていないことが特徴としてあります。

ウォッカの歴史

歴史上ではモスクワ公国( 1283年~1547年 )の記録にウォッカの事が記載されています。 ウィスキーやブランデーよりも前に生まれ、ヨーロッパで最初に誕生した蒸留酒はウォッカということになります。 12世紀当時のウォッカは、現在のものとは違い蜂蜜を原料としたお酒で、この地酒がウォッカの元祖という説が有力です。

14世紀後半にブドウを原料とした蒸留酒が世に出ると、15世紀にも入りロシアに蒸留の技術が入ってきました。 蒸留の技術は錬金術師が偶然編み出したものとされており、その技術によって生まれたお酒は、ラテン語で「 アクア・ヴィテ 」( 命の水 )と呼ばれるようになりました。そのアクア・ヴィテがロシア語に変換すると、「ジィーズナヤ・ヴァダー 」ジィーズナヤ=命、ヴァダー=水です。 そのヴァダーがウォッカの語源と言われています。

ウォッカが世界に広まったきっかけは、1917年頃ロシア革命でフランスに亡命したスミノフ2代目の「 ウラジミール・スミルノフ 」がパリで小規模な工場を建て、そこで製造を開始したのがきっかけです。 その後もこの製法は南ヨーロッパからアメリカまで伝わります。 そして第二次世界大戦後にはさらに世界中に広まり、各地で生産されるようになりました。

ウォッカの原料

穀物を蒸して麦芽を加え、糖化、発酵させ、蒸留してアルコール度数を95度以上のグレーン・スピリッツを作ります。 それを水でアルコール度数40度~60度まで薄めた後、白樺やヤシを焼いた活性炭で濾過します。

この手法は1810年頃にペテルブルクの薬剤師「 アンドレイ・アルバーノフ 」三過法を考案し、取り入れられました。 更に19世紀に入り、連続式蒸留器が導入され、現在の製法に近づきました。 こうして無味・無臭の状態に近づいていきました。

ウォッカが他のスピリッツと違う点は、各生産地で原料が違う所です。

  • ロシア = 小麦
  • フィンランド = 大麦
  • ポーランド = ライ麦
  • アメリカ = とうもろこし

また銘柄によってはじゃがいもや果実を使われています。

ウォッカの種類

シロック Siroc

基本的にウォッカの特徴は、連続式蒸留器と白樺やヤシを焼いた活性炭で濾過をすることで、無味無臭に近くクリアな味わいな所です。 他のスピリッツと違い原料が定まっていないことが特徴としてあります。これらを「 ピュア・ウォッカ 」と呼び、さらにそのピュア・ウォッカをベースにして、ハーブや果実、香辛料などを浸したり、人工甘味料を添加して製造されます。 無味無臭に近いウォッカから一気に香り豊かなスピリッツになり、ソーダ割りなどのシンプルなカクテルにも使えるようになります。 風味の種類も豊富にあります。

  • ※ ピュア・ウォッカおすすめは ⇒ コチラ
  • ※ フレーバード・ウォッカおすすめは ⇒ コチラ
  • ※ ウォッカの歴史・製法・原料は ⇒ コチラ

材料のお酒

キュラソー

キュラソーとは、南米のベネズエラの北海にあり、現在はオランダ領となっている島です。

この島は1499年にスペイン人によって発見されます。 元々は先住民であるアラワク諸族が住んでいましたが、1527年からスペイン人に労働奴隷として連れていかれるようになり、現在ではほぼ絶滅しているそうです。

1634年にオランダ艦隊がキュラソー島に居たスペイン人を追い出し、砦を建設。 その後港と建設するとトウモロコシや落花生、塩などの生産で栄えるようになりました。 貿易の拠点に相応しい位置に島が存在していたことから、様々な国が寄るようになりました。

17世紀後半に、キュラソー島内で採れるオレンジをオランダ人が本国へ持ち帰り、アルコールに浸してオレンジリキュールが作られました。 そして現在ではオレンジリキュールのみではなく、ホワイト・オレンジ、ブルー、グリーン、レッドと様々な着色を行ったキュラソーシリーズが定着をしています。

※ キュラソーの歴史・種類などは ⇒ コチラ

シェーカーの使い方

シェーカーの利用目的は・・・

  • 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
  • 材料を素早く冷却する
  • アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )

といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。

スリーピースシェーカー

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

  1. 上記写真のボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
  2. ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはダメです )
  3. トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度で大丈夫です )

〚 Step 2 = 持ち方 〛

スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。

右利き用( 左利きの方は逆 )

  • 左手 ・親指   = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
  •    ・人差し指 = ボディ
  •    ・中指   = ボディ底を押さえるように
  •    ・薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
  • 右手 ・親指   = トップを押さえるように
  •    ・人差し指 = ボディ
  •    ・中指   = ボディ
  •    ・薬指   = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )

特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。

〚 Step 3 = 振り方 〛

まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。

  1. 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
  2. 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
  3. この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )

混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。

シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。

〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛

  1. シェークが終わったらまずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
  2. ストレーナーとボディを片手で同時に押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
  3. ストレーナーの先は網状になってますので( 上記写真参考 )、そこからグラスヘ注ぎます。

ツーピース・シェーカー( ボストン・シェーカー )

〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

まずはツーピースシェーカー( ボストン・シェーカー )の部位名称です。

小さい方が金属であれば「 ショート・ティン 」、ガラス製であれば「 パイント・グラス 」です。

ショート・ティン( パイント・グラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )

ショート・ティン( パイント・グラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショート・ティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショート・ティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショート・ティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 上記写真の様に立てると曲がったようになります )

ショート・ティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。

圧縮されて簡単には外れなくなります。

〚 Step 2 = 持ち方 〛

ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。

上記写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。

右手をショート・ティンの方を押さえて、左手の手のひらを上になるように、包み込むように持ちます。

〚 Step 3 = 振り方 〛

スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。

シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。 

振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。

〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛

  • まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショート・ティンが上に来るように持ちます )
  • 左手の中指と人差し指で、ショート・ティンを右へ押すように持ちます。
  • 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショート・ティンが外れない場合は2回叩きましょう )

上記写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。

フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )

※ シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ

今回使用するグラス

オールドファッションドグラス

カクテルやウィスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。

口が広く背が低いのが特徴で、タンブラーグラスを低くした様な形をしている。

オールドファッションドグラスの名前は、カクテルオールドファッションドから由来していると言われています。

180ml~450mlまで幅広くある。

別名 「 ロックグラス 」

※ グラス 紹介ページは ⇒ コチラ