レシピ
材 料
Recipe no.284
- コニャック・・・・・・・・・・45ml
- グリーンミントリキュール・・・15ml
技法 = ステア
作り方
グラスは、カクテルグラス か シャンパングラスのクープ型 を使います。
- Step 1 = ミキシンググラスに氷を7割~8割ほど入れて、ステアで冷やします。
- Step 2 = ミキシンググラス内の余分に出た水分を捨てます。
- Step 3 = コニャック、グリーンミントリキュールをミキシンググラスに入れます。
- Step 4 = ステア をして、ストレーナーを取り付け、グラスヘ注ぎ完成です。
- アルコール度数 = 33% ~ 34% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食後



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Herb & Bitter




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特徴・感想

カクテル「 スティンガー 」から派生して生まれたバリエーションカクテルの一つで、スティンガーのホワイトミントリキュールをグリーンミントリキュールひ変更したレシピです。
グリーンミントリキュール特有の突き抜けるような爽快感が特徴的で、ミントリキュールの爽やかさがブランデーのクセを和らげ、スティンガー同様飲みやすく、飲みごたえもあるカクテルです。
このカクテルで使う材料
スティンガーの由来・バリエーションカクテル

スティンガーの由来

「 スティンガー 」とは、昆虫や植物系の「 針 」の意味があります。 ミントリキュールの指すような風味からこの名前が付いたと言われています。 20世紀初期、アメリカ・ニューヨークにあるレストラン「 コロニーレストラン 」で考案され、その店の看板メニューになったそうです。
その後スティンガーは1947年以降、数多くの映画で使われて世界中に知れ渡ります。 ウォッカ・マティーニで有名な007でも使われ、その知名度を上げました。( Photo = イメージ )
スティンガーのバリエーションカクテル

- スティンガー・・・・・・・・スティンガーの本家本元。ブランデーベース。
- ホワイト・スパイダー・・・・スティンガーのブランデーをウォッカに変更したレシピ。別名ウォッカ・スティンガー。
- イタリアン・スティンガー・・ミントリキュールをアマレットに変更したレシピ。
- デビル・・・・・・・・・・・エメラルドに、レッドチリパウダーを振りかけたカクテル。
- スティンガー・オンザロック・・スティンガーをロックスタイルにしたカクテル。
ステアとは?

直接グラスに入れて混ぜることのできないカクテルグラスを使ったショートカクテル( マティーニ・マンハッタン etc… )を作るときに用いられます。

ミキシンググラス( 左の写真 )と言われる大きく厚みのあるグラスに、氷と材料を入れてかき混ぜます。 ステアにはもう一つ材料を「 冷やす 」という役目ががあります。 バーなどに行ってみるとお分かりかと思いますが、基本お酒は常温で棚に並んでいます。 なので材料を冷やすためにステア手法を用いるのです。
簡単にまとめますと、グラスに直接材料を入れて混ぜるのがビルド、ミキシンググラスに材料を入れて冷やすと混ぜるの両方するのがステアです。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿ってそこまで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうので注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
カクテルグラス Cocktail glass

逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手の温度で温めてしまわないように付いています、飲むときは脚を持つようにしましょう。 他にもカクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
まさにカクテルを飲むために生まれたグラスと言えます。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は通常のグラスに比べると少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。
標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは主に口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」がある。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。 当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。

始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにもつかわれたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ