ホワイトレディーのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ジン + ホワイトキュラソー + レモンジュース

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真珠のような乳白色に輝く「ホワイトレディー」は、1920年代から愛される優雅なジンベースのカクテルです。ドライジンの爽快な香り、ホワイトキュラソーの甘み、レモンの酸味が織りなす絶妙なバランスが魅力。すっきりとした飲み口ながら奥深い味わいで、特別な夜にふさわしい一杯です。エレガントな美しさをぜひ体験してください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.341

ドライジン・・・・・・・・・・30ml
ホワイトキュラソー・・・・・・15ml
レモンジュース・・・・・・・・15ml

※ 国際バーテンダー協会のレシピは、
ジン40ml・ホワイトキュラソー30ml・レモンジュース20ml

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにドライジン、ホワイトキュラソー、レモンジュース、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にグラスへ注げば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 25% ～ 26% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「純心」
カクテル誕生日 = 「 7月28日」

ホワイトレディーの詳細・動画

誕生・由来

ホワイトレディーは、1920年代に誕生したとされる優雅なカクテルですが、その考案者については現在も二つの説が存在しています。

一つは、パリの伝説的バー「ハリーズ・ニューヨーク・バー」のバーテンダー、ハリー・マッケルホーンが1925年に考案したという説。

もう一つは、ロンドンの名門「サヴォイ・ホテル」のバーテンダー、ハリー・クラドックが生み出したという説です。どちらもカクテル史に名を刻む名バーテンダーであり、その功績からどちらが真の考案者であっても不思議ではありません。

名前の由来にも諸説あり、白く美しいモッコウバラの英名「ホワイト・レディー・バンクス」から名付けられたという説や、白いウェディングドレスを初めて着用したヴィクトリア女王にちなんだという説があります。いずれも「白く美しい貴婦人」というイメージを持ち、乳白色に輝くカクテルの見た目と見事に重なります。ヘミングウェイの小説にも登場するこの名作は、今も世界中で愛され続けているのです。

特徴・味わい

ホワイトレディーは、ドライジンのシャープなボタニカルの香りを主役に、ホワイトキュラソーの優雅なオレンジの甘みとレモンジュースの爽やかな酸味が調和した、バランスの美しいカクテルです。ドライジンはジュニパーベリーを中心としたハーブの清涼感を持ち、ホワイトキュラソーはオレンジの果皮から抽出された芳醇な香りと控えめな甘さが特徴。そこへフレッシュなレモンジュースが加わることで、全体を引き締めます。

シェーカーで冷やされたカクテルは、まるで真珠のような美しい乳白色に輝きます。一口含めば、ジンの爽快な香りとオレンジの華やかな甘い香りが鼻を抜け、レモンの酸味が舌をキュッと刺激します。喉を通る瞬間は滑らかでありながらキレがあり、余韻には柑橘の爽やかさとジンのドライな風味が心地よく残ります。アルコール度数は高めながら、すっきりとした飲み口が魅力です。エレガントな見た目と洗練された味わいで、特別な夜を彩る一杯をぜひ楽しんでください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・生牡蠣やカルパッチョ、白身魚のマリネなど、さっぱりとした魚介料理との相性が抜群です。レモンの酸味が料理の旨味を引き立てます。
作り方のポイント・・・シェークは力強く、しっかりと冷やすことが重要です。氷とともに勢いよく振ることで、美しい乳白色とクリーミーな口当たりが生まれます。
飲み方の注意・・・アルコール度数が高いため、ゆっくりと味わいながら飲むのがおすすめです。すっきりとした飲み口に油断せず、ペース配分を意識しましょう。
アレンジの楽しみ方・・・ジンをブランデーに変えれば「サイドカー」に、ウォッカに変えれば「バラライカ」になります。ベースを変えるだけで異なる表情を楽しめます。