レシピ
材 料
Recipe no.289
- 日本酒・・・・・・・・・・・・30ml
- 梅酒・・・・・・・・・・・・・10ml
- ディタ・・・・・・・・・・・・10ml
- ライムジュース・・・・・・・・10ml
技法 = ステア
作り方
グラスは、カクテルグラス か シャンパングラスのクープ型 を使います。
- Step 1 = ミキシンググラスに氷を7割~8割ほど入れて、ステアで冷やします。
- Step 2 = ミキシンググラス内の余分に出た水分を捨てます。
- Step 3 = 日本酒、梅酒、ディタ、ライムジュースをミキシンググラスに入れます。
- Step 4 = ステア をして、ストレーナーを取り付け、グラスヘ注ぎます。
アルコール度数 = 12% ~ 13% 前後
特徴・感想

辛口でまろやかな口当たりが特徴の日本酒をベースに、日本を代表するリキュール梅酒、爽やかな甘味が特徴のライチのリキュール( ディタ )、柑橘系の酸味のライムジュースを合わせたレシピで、ライチの香りが強く感じられ、酸味と甘みを同時に感じる爽やかで飲みやすいカクテルです。 材料の中で一番強く感じられるのはやはりライチリキュールの甘味ですが、そこに梅酒の甘味、日本酒の風味を感じられ、日本らしい味わいになっています。
このカクテルで使う材料
ステアとは?

直接グラスに入れて混ぜることのできないカクテルグラスを使ったショートカクテル( マティーニ・マンハッタン etc… )を作るときに用いられます。

ミキシンググラス( 左の写真 )と言われる大きく厚みのあるグラスに、氷と材料を入れてかき混ぜます。 ステアにはもう一つ材料を「 冷やす 」という役目ががあります。 バーなどに行ってみるとお分かりかと思いますが、基本お酒は常温で棚に並んでいます。 なので材料を冷やすためにステア手法を用いるのです。
簡単にまとめますと、グラスに直接材料を入れて混ぜるのがビルド、ミキシンググラスに材料を入れて冷やすと混ぜるの両方するのがステアです。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿ってそこまで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうので注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
カクテルグラス Cocktail glass

シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは主に口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」がある。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。 当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにもつかわれたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。

- グラス紹介ページは ⇒ コチラ