レシピ
材 料
Recipe no.451
- ブランデー・・・・・・・・・・60ml
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・2tsp
- ソーダ・・・・・・・・・・・・30ml
- ミントの葉・・・・・・・・・・5枚
- クラッシュ・ド・アイス
技法 = ビルド
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ クラッシュ・ ド・アイス = アイスクラッシャーで細かく砕いた氷のこと
作り方
グラスは ジュレップカップ がよく冷えておすすめです。 他には オールドファッションドグラス( ロックグラス )や タンブラーグラス、ゴブレット などが使われることが多いようです。
- Step 1 = グラスの中に ミントの葉、砂糖、ソーダ( ミネラルウォーターでも可 )を入れます。
- Step 2 = ペストルなどで砂糖を溶かしながらミントを軽く潰します。
- Step 3 = ブランデーとクラッシュ・ド・アイスを入れてます。
- Step 4 = 軽く ビルド をして、お好みでストローを入れたりミントを飾って完成です。
※ クラッシュ・ド・アイスは溶けやすいので、なるべく素早く作りましょう。
- アルコール度数 = 22% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前



世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
ブランデー・ジュレップ・Brandy julep
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
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特徴・感想

今回紹介した「 ブランデー・ジュレップ 」とは、ウィスキーベースにある「 ミント・ジュレップ 」のブランデー版です。
ウィスキーをブランデーにすることにより、香りがフルーティーに変わり、飲みやすくなっています。ブランデーはあまり冷やして飲むことが少ないため、キンキンに冷えたブランデーを味わうことができますし、ブランデーとミントの相性も良く、ミントの香りがさらに爽やかな演出をしてくれています。ウィスキーよりもブランデーの方が好きという方にお勧めなジュレップスタイルのカクテルです。
このカクテルで使う材料





ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
カクテルスタイル
ジュレップ Julep

1815年イギリスのフレデリック・マリアット船長がアメリカ南部の農園でミントの香りがする赤ワインを飲んだ事が最古の記録とされています。 このようにアメリカ南部では古くからあるスタイルで、最初はワインをベースとして飲まれていたようです。
スピリッツに潰したミントも若葉と砂糖を混ぜ、砕いた氷を詰めたグラスへ注いだスタイルで、もともと「 ジュレップ 」とは「 苦い薬を飲むための水 」という意味があり、バーボンウィスキーの強さを和らげるために使う水にミントを加えたことが始まりと言われています。
カクテルのスタイルよりも、「 ミント・ジュレップ 」というカクテルが先に誕生し、その後「 ジュレップ 」が他のカクテルでも使われ、スタイルになりました。
- カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
ジュレップカップ Julep cup

素材は真鍮にシルバーメッキ仕上げなので、冷たいものを入れると結露が発生し、視覚、触覚、味覚で冷たさを感じることができ、涼しい雰囲気を演出できます。主にウィスキーベースの「 ミント・ジュレップ 」に使われることが多いです。
オールドファッションドグラス Old fashioned glass
カクテルやウィスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。 タンブラーグラスを低くした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。
正式名はオールド・ファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールド・ファッションド 」から由来していると言われています。他にもこのグラスの形は古来からあるものなので、「 オールド・ファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。 別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。 特徴としてはワイングラスのように足が長くないことです。 容量も多く入るため、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテルや、ビール、ドリンク以外でもパフェなどのデザートの器としても使われます。 使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションやお店などで使われています。
ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われています。 名前はフランス語で、「 Gobelet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯などにも使われているのもこのゴブレットで、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。
容量は300ml前後が一般標準サイズ。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルで使う道具





