ブランデージュレップ|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデー + ミント

ブランデーベースロングカクテルのブランデージュレップ
目次
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レシピと作り方

ブランデージュレップの材料

Recipe no.451

  • ブランデー・・・・・・・・・・60ml
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・2tsp
  • ソーダ・・・・・・・・・・・・30ml
  • ミントの葉・・・・・・・・・・5枚
  • クラッシュアイス
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと

ブランデージュレップの作り方

グラスは ジュレップカップ がよく冷えておすすめです。 他には オールドファッションドグラス( ロックグラス )や タンブラーグラスゴブレット などが使われることが多いようです。

STEP
準備する

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。

STEP
材料を合わせる

グラスの中に ミントの葉、砂糖、ソーダ( ミネラルウォーターでも可 )を入れます。
ペストルなどで砂糖を溶かしながらミントを軽く潰します。

STEP
ステアする

ブランデーを入れてしっかりとステアし、その後クラッシュアイスを入れてます。

STEP
仕上げ

お好みでストローを入れたりミントを飾って完成です。

Point = クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 22% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 ロマンティック 」
  • カクテル誕生日 = 「 9月27日 」

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ブランデージュレップの特徴・感想

ミントの葉

ジュレップ(Julep)の歴史は古く、18世紀にまで遡ります。当時、ジュレップは薬草やハーブを使った医薬品として利用されていましたが、徐々にアルコールが加わり、爽やかなカクテルとして進化していきました。特にアメリカ南部で人気を博し、ブランデーやウィスキーをベースにしたジュレップが一般的になりました。

今回紹介した「 ブランデージュレップ 」とは、ウィスキーベースにある「 ミントジュレップ 」のブランデー版です。

ウイスキーをブランデーにすることにより、香りがフルーティーに変わり、飲みやすくなっています。ブランデーはあまり冷やして飲むことが少ないため、キンキンに冷えたブランデーを味わうことができますし、ブランデーとミントの相性も良く、ミントの香りがさらに爽やかな演出をしてくれています。ウイスキーよりもブランデーの方が好きという方にお勧めなジュレップスタイルのカクテルです。

ブランデージュレップは、ミントの爽やかさとブランデーの深い味わいが魅力のカクテルです。その歴史や由来を知ることで、より一層興味深く感じられるでしょう。自宅で簡単に作ることができるので、ぜひ一度試してみて、その魅力を堪能してみてください!

ブランデージュレップの材料

  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具

世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50

カクテル世界ランキング総合のタイトル画像

イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。

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ー ブランデージュレップのランキング歴 ー

  • 2018年48th / 2回目選出・03 down ⇓
  • 2016年45th / 初選出
  • 西暦をクリックで年代別ページへジャンプします。

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

カクテルスタイル

ジュレップ Julep ー

カクテルのミントジュレップ

1815年イギリスのフレデリック・マリアット船長がアメリカ南部の農園でミントの香りがする赤ワインを飲んだ事が最古の記録です。

アメリカ南部では古くからあるスタイルで、最初はワインをベースとして飲まれていました。

ミントと若葉と砂糖を混ぜ、砕いた氷を詰めたグラスに スピリッツを注いだスタイルです。

「 ジュレップ 」とは「 苦い薬を飲むための水 」という意味があり、バーボンウイスキーの強さを和らげるために入れる水にミントを加えたことが始まりと言われています。

カクテルのスタイルよりも、「 ミントジュレップ 」というカクテルが先に誕生し、その後「 ジュレップ 」が他のカクテルでも使われ、カクテルスタイルになりました。

  • カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

プレディナー Pre dinner cocktail

プレディナーカクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。

胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。

プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。

プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。

食前酒が並んでいる

テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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ブランデージュレップにおすすめのグラス

ジュレップカップ Julep cup

カクテル・ジュレップカップ

「 ジュレップ 」とは、カクテルのスタイル名で、スピリッツに潰したミントの葉と砂糖を混ぜ、砕いた氷を詰めたグラスへ注いだカクテルスタイルです。

もともとは「 苦い薬を飲むための水 」という意味があり、バーボンウイスキーの強さを和らげるために使う水にミントの葉を加えたことが始まりと言われています。

ミュールカップ同様冷たいドリンクを飲むときにその特徴を最大に発揮するカップです。

素材は真鍮にシルバーメッキ仕上げなので、冷たいものを入れると結露が発生し、視覚、触覚、味覚で冷たさを感じることができ、涼しい雰囲気を演出できます。 主にウイスキーベースの「 ミントジュレップ 」に使われることが多いです。

オールドファッションド グラス Old fashioned glass

カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。

タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。

正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。

オールドファッションどグラス・ロックグラス

古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

タンブラーグラス Tumbler glass

タンブラーグラス

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

カクテルグラスゴブレット

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

ブランデージュレップで使う道具

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