エル・ディアブロのカクテルレシピ・作り方・特徴・誕生｜悪魔という名の口当たりが優しいカクテル

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スペイン語で「悪魔」を意味する「エル・ディアブロ」。深い紫色の妖艶な見た目とは裏腹に、カシスの甘酸っぱさとジンジャーのスパイシーさが爽やかに調和した親しみやすい味わいです。テキーラ初心者でも楽しめる、意外性に満ちた一杯をぜひお試しください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.371

テキーラ・・・・・・・・・・・30ml
カシスリキュール・・・・・・・15ml
レモンジュース・・・・・・・・10ml
ジンジャービア・・・・・・・・Full
（ジンジャーエールでも O.K ）
レモンスライス

※ Full = グラスの8割～9割まで満たす適量のこと

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにテキーラ、カシスリキュール、レモンジュース、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れます。

シェーカーの使い方 ➡

Step

炭酸をステアする

泡立たないように静かにジンジャービア（ジンジャーエール）を満たし、ゆっくりと軽くステアをします。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1～2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。

ステアのやり方 ➡

Step

仕上げ

準備しておいたレモンスライスを、バースプーンで押し込むようにグラスの中に入れて完成です。

技法 = シェーク
グラス = コリンズグラス / タンブラー
アルコール度数 = 7% ～ 8% 前後
最適なTPO = 日中
カクテル言葉 = 「気を付けて」
カクテル誕生日 = 「 1月21日」

エル・ディアブロの詳細・動画

由来・歴史

「エル・ディアブロ」は1946年、アメリカ・カリフォルニア州のレストラン「トレーダーヴィックス」で誕生しました。スペイン語で「悪魔」を意味するこの名前は、カシスとジンジャービアが作り出す赤黒い色合いに由来します。当初は「メキシカン・エル・ディアブロ」と呼ばれ、テキーラベースであることを強調していました。

使用するのはテキーラ、カシスリキュール、レモンジュース、ジンジャービア。テキーラの青々としたハーバルな香り、カシスの甘く濃厚なベリーの風味、レモンのフレッシュな酸味、そしてジンジャービアのピリッとしたスパイス感が特徴です。

グラスに注がれた深い紫色の液体は、まるで夜空を思わせる神秘的な美しさ。一口含むと、カシスの甘酸っぱさが舌を包み込み、次いでテキーラの力強さとジンジャーの爽快な刺激が追いかけてきます。悪魔という名前とは裏腹に、甘さと酸味とスパイシーさが絶妙に調和した飲みやすさが魅力。見た目の妖艶さと意外な爽やかさのギャップを、ぜひ体験してみてください。

特徴・味わい

ベースのテキーラは青々としたアガベの香りと力強い味わいが特徴。カシスリキュールは甘く濃厚なベリーの風味と深い紫色が魅力です。レモンジュースがフレッシュな酸味を、ジンジャービアがピリッとしたスパイス感と爽快な炭酸を加えます。

グラスに注がれた深紫色の液体からは、カシスの甘い香りとジンジャーの刺激的なアロマが漂います。一口含むと、まずカシスの甘酸っぱさが優しく舌を包み込み、次の瞬間、テキーラの力強さとジンジャーのスパイシーな刺激が追いかけてくる感覚。レモンの酸味が全体をキリッと引き締め、炭酸の爽快感が喉を通り抜けていきます。

悪魔という名前に反して、甘さ・酸味・スパイスが絶妙に調和した親しみやすい味わい。見た目の妖艶さと意外な飲みやすさのギャップを、ぜひ体験してみてください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・メキシカン料理のタコスやナチョス、スパイシーなチキンウィングとの相性が抜群。カシスの甘みがスパイスを優しく包み込みます。
作り方のポイント・・・ジンジャービアは泡立たないようゆっくり注ぎ、軽くステアするだけで十分。炭酸を活かすことで、爽快な飲み口が生まれます。
飲み方の注意・・・アルコール度数は7〜8%と低めで飲みやすいですが、炭酸とカシスの甘みでペースが上がりがち。ゆっくり味わいながら楽しみましょう。