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レシピと作り方
材 料

Recipe no.287
- カンパリ・・・・・・・・・・・20ml
- ビール・・・・・・・・・・・・Full
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
技法 = ステア
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作り方
グラスは、ピルスナーグラス、ゴブレット、タンブラーグラス がおすすめです。

ビールとグラスはあらかじめよく冷やしておきましょう。
グラスにカンパリと、ビールの泡を入れるスペースを残してビールをゆっくりと入れます。
激しくステアすると溢れてしまうので、ゆっくりと1 ~ 2周ほどステアしましょう。
( マドラーで混ぜてもO.K )
最後に泡を入て完成です。
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カンパリビアの詳細
歴史・特徴

〚 由来・歴史 〛・・・カンパリビアの誕生は、カンパリが普及する中で様々な飲み方が模索されたことに起因します。カンパリは1860年にイタリアのミラノで生まれたリキュールで、ほろ苦く複雑なフレーバーが特徴です。カンパリは主にソーダやスプモーニのようなカクテルで使われていましたが、20世紀後半からビールとの組み合わせが試されるようになり、カンパリビアというシンプルながら新鮮なカクテルスタイルが誕生しました。
ビールが世界中で愛されるドリンクであることから、カンパリビアも特に夏の暑い時期やビールパーティーなどで人気が高まりました。ビールの清涼感とカンパリのビターな風味が絶妙なバランスを生むため、ビールの新しい楽しみ方として注目を集めています。
- スプモーニのページは ⇒ コチラ
〚 特 徴 〛・・・カンパリビアの特徴は、ビールとカンパリという異なる苦味のコンビネーションです。ビールの麦のほのかな甘味とカンパリのハーブやスパイスによる複雑な苦味が相まって、シンプルでありながら非常に奥深い味わいが生まれます。
また、ビールの泡立ちとカンパリの赤い色が見た目に美しく、視覚的にも楽しめるカクテルです。カンパリの量を調整することで、苦味の強さやフレーバーを自分好みにカスタマイズできるのも魅力の一つです。
味わい・魅力

〚 味わい 〛・・・カンパリビアの味わいは、ビールの軽やかな炭酸感とカンパリの独特なビターな風味が口の中で広がるものです。ビールの苦味とカンパリのハーブや柑橘系のような風味が合わさり、爽やかさの中にしっかりとしたコクを感じられます。
ビールの種類によっても味わいが変わり、ラガーを使うと爽快感が強く、ペールエールを使うとよりコクのある仕上がりになります。また、オレンジスライスを加えることでほのかな柑橘の香りが加わり、さらに爽やかさが増します。
〚 魅 力 〛・・・カンパリビアの魅力は、その意外性とバランスの良さにあります。ビールとリキュールという異なる種類のアルコールを組み合わせることで、新しい味わいを楽しむことができます。カンパリの苦味がビールの風味を引き立て、まるで新しいタイプのビールを飲んでいるかのような感覚を味わえます。
また、作り方が非常に簡単で、自宅でも気軽に作れるのも大きな魅力です。暑い夏の日やパーティーの際、ちょっと変わったビールカクテルを楽しみたいときにぴったりです。ビール好きな人にもリキュール好きな人にも好まれる、「 ビターで爽やか 」というコンセプトが際立つカクテルです。
カンパリビアはビールの楽しみ方を広げる一杯として、多くの人に新たな体験を提供してくれるでしょう。ビールの軽やかさとカンパリのビターさを両方楽しめるこのカクテル、ぜひ試してみてください。
材料リスト
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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
カクテル材料紹介
ー カンパリ Campari ー
〚 誕生・由来 〛・・・「 ガスパーレ・カンパリ 」は1860年にミラノでカフェ経営を始め、自家製リキュールを開発し、お酒の販売も同時に行うようになります。 そのリキュールが後の「 カンパリ 」で、当時は「 ビッテル・アルーソ・ドランディア( オランダ風苦味酒 )」と名付け販売していました。
その後1882年に次男である「 ダヴィデ 」が後を継ぎ、1904年に自社工場を設立させ、長かった名前を家名である「 カンパリ 」に改名し、フランス、スイス、アメリカなどの国外に輸出するという販売に力を注ぎます。その後はイタリア国内向けに製造した小瓶にカンパリソーダを入れカクテルそのものを販売すると、これが飛ぶように売れ現在の地位を確立させました。
〚 製造・原料 〛・・・誕生から150年たった現在でも変わらない製法で作られています。ただ製法や分量など、数少ない製造責任者のみ知られていて、詳細は公開されていません。 正式に判明しているのは、「 水 」、「 アルコール 」のみです。
しかし専門家の分析や官能検査によって、オレンジ果皮、キャラウェイ、コリアンダー、カルダモン、シナモン、ナツメグなどの約30種類以上のハーブやスパイス類を使用し、それらを100℃で煮だした後、中性スピリッツを加えアルコール度数69度で15日間タンクで熟成させています。
〚 味わい・香り 〛・・・カンパリは、ほどよい苦味と甘味のバランスが特徴であり、苦味が強すぎず甘すぎず、程よい口当たりを持っています。柑橘系フルーツの風味が強く、特にオレンジの皮の風味が感じられます。
カンパリの香りは、オレンジの皮の香りが強く、リキュールを注いだ時に香り立ちます。複雑なハーブの香りも感じられ、スパイシーで独特な香りを漂わせます。
- カンパリの歴史・主なカクテルは ⇒ コチラ
ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナーカクテルとは食事前に飲むお酒のことです。
胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
おすすめのグラス
ピルスナーグラス Pilsner glass

ピルスナーとは1842年にチェコのピルゼンで生まれたビアスタイルです。 世界で最も多く飲まれているビールで、日本国内の流通しているビールの9割がこのピルスナーに分類されるものです。
キレのある喉越しとホップの苦味が特徴です。世界でも7割がピルスナータイプと言えます。
ピルスナータイプの特徴は爽やかな味わいと喉越しの良い口当たりです。その特徴を最大限に生かすグラスとして生まれたのがこのピルスナーグラスです。
背の高いグラスにする事で、ビールを飲む際にピリッとした炭酸が真っすぐ口の中へ入ってくる構造で、口の狭さは炭酸が抜けるのを抑えるためです。
背が高く真っすぐなことで、グラスの底から浮き上がってくる気泡が美味しそうな見た目を演出していて、ビールを目でも楽しむこともできます。 310ml ~ 375ml の内容量が入るサイズが一般的。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
タンブラーグラス Tumbler glass

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
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