ゼウス のカクテルレシピ・作り方・特徴|ウォッカ + カンパリ

ウォッカベースロングカクテルのゼウス

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ギリシャ神話の最高神の名を冠した「ゼウス」。クリアなウォッカと、イタリア生まれのカンパリが織りなす鮮やかな赤色と、ハーブの華やかな香り、心地よい苦味が特徴です。シンプルながら力強く洗練された味わいで、食前酒として最適。レモンピールの爽やかさが加わる、大人のための一杯をぜひ体験してください。

目次
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レシピと作り方

材 料

ウォッカのおすすめ銘柄リスト
カンパリの紹介ページ

作り方

ゼウスのこと

ギリシャ神話全知全能の神ゼウスの像

Photo|ゼウスの像

今回紹介した「 ゼウス 」とは、ギリシャ神話の神々の中で一番知られていると言っても過言ではない存在で、オリンポス12神の最高神であり、天空神、雷電神を司る全知全能の神の名前です。神々の家族、全人類の支配神であり守護神でもある神々と人間たちの父とも呼ばれる存在でもあります。

ただゼウスは正義感が強く全知全能ではあるのですが、かなりの女好きで、何人もの愛人を抱え、たくさんの子が生まれているという人間のような一面も持ち合わせています。


ゼウスの誕生

ゼウスの父であるクロノスは、自分の子供に支配権を奪われる不安から生まれた子供を次々に飲み込んでいました。 ゼウスが生まれた時に母親のレアーは産着で包んだ石をクロノスに飲み込ませ、ゼウスを隠して育てました。

成人したゼウスは、薬によって今まで飲み込まれた兄弟たちを吐き出させ( この時飲み込まれた順と逆に吐き出されたため、兄弟の順番が逆転したそう )、その兄弟たちと共に全宇宙の支配権をめぐる戦争を勃発させます。この戦いでキュクロープス( 一つ目の巨人の鍛冶職人 )の作ったケラウノスという武器を用いて、クロノスを含むティターン神族を一網打尽にし、封印をしました。そしてゼウスが天界を、ポセイドンが海界、ハーデスが冥界の主となります。


巨人族との闘いギガントマキア ) 〛

ギリシャ神話・巨人族ポリュボーテスの絵

その後ティターン神族を封印したことに怒ったガイアが、巨人族であるギガースをオリンポスの神々に戦争を仕向けます。

やっかいなのが、ギガースは神々には殺すことができないという能力をもっており、そこでゼウスは半分神で半分人間のヘラクレスを仲間に入れ、これに対抗しました。最終的にはヘラクレスの力と、殺さなくても封印するという戦法を用い、オリンポス側の圧勝で幕を閉じました。

Photo|ポセイドンと戦うギガースの一人ポリュボーテス
( 右側 )


怪物テュポーンとの一騎打ち

Photo|紀元前540~530年頃の黒絵式壺絵のテュポーン

巨人族との戦いで負けてしまったガイアの気が済むはずが無く、冥界の奥に住む奈落の神であるタルタロスと交わり、ギリシャ神話最強の怪物テュポーンを生み出します。 テュポーンは星々に頭がぶつかるくらいの巨体で、上半身は人間で下半身は巨大なヘビがとぐろを巻く姿をしていました。

テュポーンはその姿と力で天界と宇宙中を暴れまわります。驚いた神々はエジプトへ逃げますが、ゼウスだけが残り一騎打ちをします。

結果ゼウスは武器を取られ、手足の腱を切られて負けてしまい、手足の腱は隠され、ゼウス自体は洞窟へ番人付きで幽閉しました。

ゼウスが囚われていることを知ったヘルメスとパーンはゼウスの手足の腱を取り返し、ゼウスを救い治療を行いました。 そして力を取り戻したゼウスは再びテュポーンと一騎打ちをします。 今度はゼウスがテュポーンを追い詰めはしますが、とどめをさせず逃してしまいます。敗走したテュポーンは、運命の女神であるモイラの元を訪れ、どんな願いもかなう「 勝利の果実 」を脅して手に入れます。 しかしその果実は望みが決して叶わないという「 無上の果実 」だったのです。 その果実により力を失ったテュポーンは、ゼウスに負け、シチリア島のエトナ火山の下に封印されました。


世界の調和・平定

ギリシャ神話の神ガイア

Photo|ガイア

宇宙の初期はガイアが様々な権威を持っていました。

その森羅万象はオリンポスの神々に対して反抗的であり、世界の全物質がオリンポスからの支配を嫌がり暴れ出します。

大陸や山々はねじれ裂けそして震えバラバラになり、海も暴れて大陸を海中へと沈めます。

世界は全物質の反抗により混沌と化しました。 しかしゼウスがその森羅万象を抑え込み、混沌とした世界を支配します。 そして沈んだ大陸が戻り、世界を平定したのです。

ゼウスの特徴・動画

特徴・味わい

ビター系リキュールのカンパリのボトル

ゼウスは、ギリシャ神話のオリンポス十二神の最高神であり、天空神・雷電神を司る全知全能の神の名を冠したカクテルです。神々と人間の支配神として君臨したゼウスのように、力強くも洗練された味わいが特徴。シンプルな材料構成ながら、カンパリの独特の風味が楽しめるさっぱりとした一杯として知られています。

ウォッカは、クリアで雑味のない味わいが特徴のスピリッツ。他のお酒に比べて透明感があり、パンチのある飲みごたえを持ちながらも主張しすぎない個性が魅力です。カンパリは、イタリア生まれのハーブ&ビター系リキュールで、鮮やかな赤色と数十種類のハーブが織りなす独特の苦味と華やかな香りが特徴。レモンピールを絞ることで、柑橘の爽やかな香りがプラスされます。

口に含むと、まずウォッカのクリアな飲みごたえが舌を刺激し、次にカンパリのハーブの香りと心地よい苦味が広がります。レモンピールの爽やかな香りが全体を引き締め、喉を通る瞬間にはさっぱりとした余韻が残ります。美しい赤色が目を楽しませ、クセになる苦味と華やかさを兼ね備えた、食前酒として最適な大人のカクテルです。


Point|バーテンダーからのおすすめ

  • 相性の良い食べ物・おつまみ・・・オリーブやドライトマト、生ハムなど塩気のある前菜と好相性。イタリアンのアンティパストやチーズの盛り合わせとも相性抜群で、カンパリの苦味が料理を引き立てます。食前酒として最適です。
  • 作り方のポイント・・・グラスは事前に氷でしっかり冷やしておくことが重要。ステアは氷を持ち上げるように丁寧に行い、よく冷やすのがコツ。レモンピールは軽く絞って香りを出してからグラスに入れると、爽やかさが増します。
  • 飲み方の注意・・・アルコール度数が27%前後と高めなので、ゆっくり味わいながら楽しみましょう。ウォッカの味はほとんど感じませんが、実際は度数が高いため注意。カンパリの苦味が苦手な方は、最初は少量から試すのがおすすめです。
  • アレンジ提案・・・オレンジピールに替えると、よりフルーティーな香りが楽しめます。トニックウォーターで割ると、軽やかなロングカクテルに変化。カンパリの量を調整することで、苦味のバランスを好みに合わせられます。氷の代わりに大きめのアイスボールを使うと、見た目も美しく溶けにくいのでおすすめです。

レシピ動画

材料リスト

スミノフウォッカは世界で一番消費量が多いウォッカです。カクテルでも特に多く使われている銘柄で、材料としての安定感や認知度がズバ抜けて高く、カクテルに使うには間違いのないウォッカです。

クセになる苦味が、最大の特徴であるハーブ & ビター系のリキュールです。 炭酸類、果実類問わず合い、アクセントにも良く使われている個性ある一品です。

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