テコニックのカクテルレシピ・作り方・特徴｜テキーラ + トニックウォーター

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テキーラとトニックウォーターが織りなすシンプルで爽快なテコニックは、メキシコオリンピックをきっかけに世界へと広まった透明感あふれる一杯です。炭酸のはじける刺激とライムの酸味、テキーラのスパイシーな香りが調和し、暑い日のリフレッシュにぴったり。初心者の方にもおすすめしたい、夏の風を感じるカクテルです。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.132

テキーラ・・・・・・・・・・・45ml
トニックウォーター・・・・・・Full
ライムカット

※ Full = グラスの8割～9割まで満たす適量のこと

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

準備をする

ライムカットをグラスの中へ少し絞って、そのままグラスに入れます。

Step

材料を合わせる

グラスヘ氷、テキーラ、トニックウォーターを入れます。

Step

炭酸をステアする

泡立たないように静かにトニックウォーターを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1～2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。

ステアのやり方 ➡

技法 = ステア
グラス = コリンズグラス / タンブラー
アルコール度数 = 9% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「強く固い意志」
カクテル誕生日 = 「不明」

テコニックの詳細・動画

由来

テコニックは「テキーラ」と「トニックウォーター」を組み合わせた造語から名付けられた、シンプルで爽快なロングカクテルです。ジン&トニックのテキーラ版として誕生し、1968年のメキシコオリンピックを機に世界的な注目を集めました。この大会をきっかけにテキーラの魅力が広まり、テコニックもまた国際的なカクテルシーンへと羽ばたいていきます。

テキーラはアガヴェという植物から造られるスピリッツで、独特のスパイシーさとほのかな甘みを持ち、トニックウォーターは微炭酸と苦味が心地よい清涼飲料。これにライムを絞れば、爽やかな酸味がアクセントとなります。グラスに注がれた姿は透明で涼しげ、まるで夏の光を閉じ込めたよう。

バー初心者の方にも、テキーラの奥深さを知りたい方にも、ぜひ味わっていただきたいカクテルです。

特徴・味わい

テコニックの最大の魅力は、そのシンプルさにあります。テキーラが持つアガヴェ由来のスパイシーで力強い風味を、トニックウォーターの微炭酸とほのかな苦味が包み込むように調和させ、ライムのフレッシュな酸味が全体を引き締めている点が特徴です。グラスに氷を満たして注がれた姿は透明で涼やか、まるで夏の朝の清々しさを閉じ込めたよう。

一口飲むと、まず炭酸のはじける刺激が舌を心地よく刺激し、次いでテキーラ特有のスパイシーな香りと深みのある甘さが広がります。ライムの爽やかな酸味がアクセントとなり、飲むたびに新鮮な風が吹き抜けるような爽快感を感じられるでしょう。喉を通る瞬間はすっきりと軽やか、余韻にはトニックのほろ苦さとテキーラの奥深さがほんのり残ります。食事との相性も良く、カジュアルなシーンから本格的なバーまで幅広く楽しめる一杯です。初めてテキーラに挑戦する方にも、ぜひ試していただきたいカクテルです。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良いおつまみ・・・タコスやセビーチェなどメキシコ料理はもちろん、レモンを効かせたシーフードマリネや、塩気のあるナッツ類との相性が抜群です。
ライムの絞り方・・・ライムはグラスに入れる前に軽く絞って香りを立たせ、そのままグラスに落とすことで、飲み進めるごとに酸味と香りが変化していく楽しみが生まれます。
テキーラの選び方・・・ブランコ(シルバー)テキーラを使うとよりすっきりと爽やかに、レポサドを使うと樽熟成の香ばしさが加わり、深みのある味わいになります。