レシピ
材 料
Recipe no.484
- 日本酒・・・・・・・・・・・・60ml
- ライム・・・・・・・・・・・・1/2個
- グラニュー糖・・・・・・・・・4tsp
- クラッシュ・ド・アイス
技法 = ビルド
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ クラッシュ・ ド・アイス = アイスクラッシャーで細かく砕いた氷のこと
作り方
グラスは オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使います。
- Step 1 = ライムを縦に切り、その半分を使います。 先端を落とし、大体6切~8切に皮付きのまま切ります。
- Step 2 = 切ったライムを砂糖と一緒にグラスに入れ、ペストルなどで潰します。
- Step 3 = 日本酒を入れて ビルド します。
- Step 4 = クラッシュ・ド・アイスを入れストローを挿して完成です。
※ クラッシュ・ド・アイスは溶けやすいので、なるべく素早く作りましょう。
- アルコール度数 = 15% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前

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特徴・感想

細かく切ったライムと砂糖を潰して、ブラジルの地酒をベースに使った「 カイピリーニャ 」というカクテルがあります。 このカクテルは日本ではあまり飲まれてはいませんが、世界クラシックカクテル・セールスランキングに毎年選出されるほどの世界では定番のカクテルです。 今回紹介した「 サケリーニャ 」はそのカイピリーニャから派生したバリエーション・カクテルで、ブラジルでもサケリーニャは人気があるそうです。
日本酒の優しい口当たりにライムの酸味と砂糖の甘味を加えたレシピで、その甘味を感じる酸味が爽やかさを生み出し、クラッシュ・ド・アイスの冷たさが相まって、暑い日などにはおすすめできるカクテルです。
このカクテルで使う材料



カイピリーニャの由来・バリエーション
カイピリーニャの由来

ブラジルの言語であるポルトガル語で田舎者・または田舎に住んでいる人のことを「 カイピーラ Caipira 」と言います。 農村部で開かれるお祭りでライム入りのカクテルを女性が造り出していたことから、女性名詞をくっ付けて「 カイピリーニャ 」となったのが由来だそうです。そのまま訳すると「 田舎のお嬢さん 」ということになります。
古くからブラジルでは風邪などの病気になるとライム、蜂蜜、にんにくなどを合わせた飲み物を飲んでいたそうで、カイピリーニャはその飲み物から生まれたカクテルだという説があります。誕生した時期は、1918年から起こったパンデミック「 スペイン風邪 」がキッカケだと言われています。
Photo = カイピリーニャ・イメージ
カイピリーニャのバリエーション

- カイピリーニャ・・・・本家本元のレシピ。 ブラジルの国民酒。
- カイピロスカ・・・・・カシャッサをウォッカに変えたレシピ。
- カイピリッシマ・・・・カシャッサをホワイト・ラムに変えたレシピ。
- 島カイピリーニャ・・・カシャッサを黒糖焼酎に変えたレシピ。( ライムをレモンに変えてもO.K )
ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
オールドファッションドグラス Old fashioned glass

カクテルやウィスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。 タンブラーグラスを低くした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。
正式名はオールド・ファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールド・ファッションド 」から由来していると言われています。他にもこのグラスの形は古来からあるものなので、「 オールド・ファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルで使う道具





