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レシピと作り方
材 料

Recipe no.422
- ホワイトカカオリキュール・・・20ml
- グリーンミントリキュール・・・20ml
- 生クリーム・・・・・・・・・・20ml
技法 = シェーク
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作り方
グラスは カクテルグラス か シャンパングラスのクープ型 を使いましょう。

シェーカーにホワイトカカオリキュール、グリーンミントリキュール、生クリーム、氷を入れます。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。
( 生クリームは混ざりにくいので、強めか振る回数を増やしましょう )
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- アルコール度数 = 14% 前後
- 最適なTPO = 食後
- カクテル言葉 = 「 喜び 」
- カクテル誕生日 = 「 6月10日 」
グラスホッパーの詳細
由来・特徴

〚 由来と歴史 〛・・・「 グラスホッパー Grasshopper 」とは「 バッタ 」または「 キリギリス 」のことで、この名前は使われている材料のグリーンミントリキュールの緑色から由来されています。
このカクテルは、1920年代にアメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズで誕生したと言われています。フレンチ・クオーターにある有名なバー「 タキシード・クラブ Tujague’s 」で、オーナーのフィリップ・グアリーニが考案したものが始まりです。
その後、このカクテルはアメリカ全土で広まり、特に1950年代〜60年代には甘いデザートカクテルとしての地位を確立しました。
〚 特 徴 〛・・・チョコレートの香りと甘味が特徴のホワイトカカオリキュールと、突き抜けるような風味のグリーンペパーミントリキュール、さらに滑らかさとコクの生クリームを同量混ぜ合わせたレシピで、全体的にはまろやかなミントチョコレートという風味で、食後酒として飲まれることが多いようです。
- 鮮やかな緑色
グリーンクレーム・ド・ミントの鮮やかな色合いが視覚的にも楽しませてくれます。 - デザート感覚のリッチな味わい
チョコレートとミント、生クリームが織りなす濃厚な甘さと滑らかな口当たりが特徴です。 - アルコール感が控えめ
リキュール主体でアルコール度数が低いため、カクテル初心者や甘いもの好きの方にもおすすめです。 - 特別感のある一杯
リッチな見た目と味わいで、特別な夜や締めくくりのデザートとして楽しめます。
味わい・魅力

〚 味わい 〛・・・グラスホッパーは、チョコレートの甘さとミントの爽やかな風味が絶妙にマッチしたカクテルです。生クリームが全体を滑らかにまとめ、飲むたびにデザートのようなリッチな味わいが広がります。ミントの清涼感が甘さを軽やかにし、後味はスッキリとしています。
〚 魅 力 〛・・・生クリームとホワイトカカオリキュールが混ざり合い、淡く美しい色になっています。元々はプースカフェスタイルで提供されていたらしく、途中で作り方が変更したカクテルとしても認知度があります。
- 見た目と味わいのギャップ
鮮やかな緑色が華やかさを演出し、その見た目からは想像できない濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。 - デザートカクテルとしての魅力
甘くて濃厚な仕上がりは、食後のデザートとして最適。特別なディナーの締めくくりにもぴったりです。 - 初心者でも飲みやすい
アルコール感が控えめで甘さが強いので、カクテル初心者や甘いお酒を好む人にも人気です。 - アレンジの楽しみ
チョコレートリキュールをダークタイプに変えたり、仕上げにチョコレートソースをトッピングするなど、さまざまなアレンジが可能です。 - 特別感を演出
緑色のカクテルはユニークで、パーティーやイベントの一杯としても喜ばれるでしょう。
〚 まとめ 〛・・・グラスホッパーは、甘くクリーミーな味わいと見た目の華やかさで、飲む人を特別な気分にさせてくれる一杯です。パーティーや特別な日のデザートカクテルとしてはもちろん、リラックスしたい夜に自分へのご褒美としても最適です。
その一口で、ミントの爽やかさとチョコレートの濃厚な甘さに包まれるグラスホッパーで、ぜひ贅沢なひとときをお楽しみください!
材料リスト

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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
カクテル材料紹介
ー ミントリキュール Mint liqueur ー
〚 誕生・由来 〛・・・ミントは、古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代から薬草として利用されてきたハーブです。その強い香りと清涼感は、消化促進やリラックス効果をもたらすと考えられ、治療目的としても広く用いられていました。中世に入ると、ミントはさらに広く普及し、修道院を中心に医療目的だけでなく料理や香料としても活用され、ハーブリキュールとしての利用が始まりました。
ミントリキュールは、18世紀から19世紀にかけてのフランスで本格的に誕生し、広まりました。 それまで医療用や修道院の薬草酒として利用されていたミントの成分が、嗜好品としてリキュールに加工されるようになったのです。
〚 製造・原料 〛・・・ミントリキュールに使われている主なミントは「 ペパーミント 」と「 スペアミント 」の2種類です。

〇 ペパーミント
・シャープで清涼感のある味わいを生み出す。
・強いメンソールの香りが特徴で、多くのリキュールに使用される。
〇 スペアミント
・やや甘味のある柔らかい香りが特徴。
・甘めのミントリキュールに使われることが多い。
ミントの香りと成分をアルコールに移すために、主に乾燥または生のミントの葉をアルコールに浸し、成分をゆっくり抽出するマセレーション( 浸漬法 )とミントの葉を蒸留器で加熱し、エッセンシャルオイル( 精油 )を抽出する蒸留法( ディスティレーション )の2つの方法が用いられます。
〚 味わい・香り 〛・・・ミント特有の爽快な香りがあり、口に含んだ瞬間にスッと広がる清涼感が特徴です。特に暑い季節には、冷たいカクテルに加えることで、ひんやりとした飲み心地を楽しめます。
ミントリキュールは、カクテルだけでなくスイーツやコーヒー、ホットチョコレートなどにも相性抜群です。例えば、チョコレートと組み合わせることで、リッチな味わいのデザートドリンクを作ることができます。
シェーカーの使い方
シェーカーの利用目的は・・・
- 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
- 材料を素早く冷却する
- アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )
といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。
スリーピースシェーカー
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

- ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
- ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
- トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )
〚 Step 2 = 持ち方 〛


スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。
右利き用( 左利きの方は逆 )
- 左手 ・親指 = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
- 左手 ・人差し指 = ボディ
- 左手 ・中指 = ボディ底を押さえるように
- 左手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
- 右手 ・親指 = トップを押さえるように
- 右手 ・人差し指 = ボディ
- 右手 ・中指 = ボディ
- 右手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。
〚 Step 3 = 振り方 〛

まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。
- 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
- 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
- この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )
混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。
シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。
〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛

- シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
- ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
- ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。
ツーピース( ボストンシェーカー )
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛

まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。
小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )
ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )
ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。

〚 Step 2 = 持ち方 〛

ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。
写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。
〚 Step 3 = 振り方 〛
スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。
振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。

〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛

- まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
- 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
- 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )

写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。
フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )
- シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ
カクテルスタイル
ー プースカフェ Poos-cafe ー

「 プース 」とはフランス語で「 押す 」。 スタイルの意味としては「 コーヒーを押しのける 」という意味になります。
つまり食後に飲まれることの多いコーヒーを押しのけて飲む、ディジェスティフドリンクということになります。
スピリッツ、リキュール、ブランデー、生クリームなど( 必ずしもお酒である必要なし )を重いものから混ざらないように重ねるスタイルです。 スタイルがそのままカクテル名になっています。
その美しい見た目から「 レインボーコーディアル 」とも言われています。
- カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
ー ディジェスティフ Digestif ー

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
おすすめのグラス
カクテルグラス Cocktail glass

逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
道具リスト

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