レシピ
材 料
Recipe no.454
- シャンパン・・・・・・・・・・適量
- コニャック・・・・・・・・・・10ml
- アンゴスチュラビターズ・・・・2dash
- 角砂糖・・・・・・・・・・・・1個
技法 = ビルド
※ 1dash = ビターボトル一振り、ビターボトル以外は1滴の目安
作り方
グラスは シャンパングラスのクープ型 を使いましょう。
- Step 1 = グラスの中に角砂糖を置き、アンゴスチュラビターズを角砂糖に染み込ませます。
- Step 2 = コニャックを角砂糖の周りに入れます。
- Step 3 = 泡立たないように静かにシャンパンを入れます。
- Step 4 = ゆっくりと少しだけ ビルド をして完成です。
- アルコール度数 = 13% ~ 14% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前



世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
シャンパン・カクテル・Champagne cocktail
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
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特徴・感想

その名前の通りシャンパンをベースとしたワインカクテルです。 考案者はバーテンダー「 ジェリー・トーマス 」氏と考案者はわかっているものの、生まれたキッカケはわかりません。 誕生した時期も1855年にパナマで存在していたそうですが詳細が分からない状態です。
現在世界中で飲まれているこのカクテルの定着した理由は、世界中に影響を与えた1942年の恋愛ドラマ映画「 カサブランカ 」がキッカケで、「 君の瞳に乾杯 」と言うセリフの大元はこの映画です。 そしてその名セリフの時に飲んでいたカクテルがまさに今回紹介した「 シャンパン・カクテル 」なのです。
シャンパンの爽やかさに角砂糖の甘味を加え、コニャックとアンゴスチュラビターズをアクセントにしたレシピで、シャンパンの香りとビターの苦味が奥深い風味をつくり、徐々に溶けていく角砂糖が飲むたびに甘味を増やしていくカクテルです。
このカクテルで使う材料



ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
シャンパングラス Champagne glass

シャンパングラスは主に口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」がある。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。 当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルで使う道具


