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カリビアンアイスバーグは、その名のとおり「氷山」がテーマのカクテルですが、この氷山は上下逆さまです。クラッシュアイスを詰めたグラスの底に、ブルーキュラソーが深い海のように沈んでいます。
ゴールドラム、キウイとライチのリキュール、パイナップルジュースをシェークすれば、ラムのまろやかなキャラメルの温かさに乗って、明るいトロピカルフルーツの香りがはじけます。1996年のハバナクラブ・カクテル・コンペティションで鈴木真澄氏が金賞を受賞した一杯で、南国の夏をぜひ今夜味わってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.151
- ゴールドラム・・・・・・・・・30ml
- キウイリキュール・・・・・・・30ml
- ライチリキュール・・・・・・・10ml
- パイナップルジュース・・・・・45ml
- ブルーキュラソー・・・・・・・10ml
- クラッシュアイス
※ クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと
ラム酒のおすすめ銘柄リスト
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作り方

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいので後でグラスに入れましょう。
シェーカーにゴールドラム、キウイリキュール、ライチリキュール、パイナップルジュース、氷を入れます。
しっかりとシェークします。
材料が多い場合はゆっくりでも構わないので、振る回数を多めにしましょう。
クラッシュアイスをグラスヘ詰め、シェークした材料をグラスヘ注ぎます。
ブルーキュラソーを底へ沈め、ストローを入れて完成です。
Point = クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。
- 技法 = シェーク
- グラス = ハリケーン / ゴブレット
- スタイル = トロピカル
- アルコール度数 = 15% ~ 16% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食後
- カクテル言葉 = 「 ただあなたを信じて 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
カリビアンアイスバーグの詳細・おすすめ
由 来

カリビアンアイスバーグは、日本のバーテンダー、鈴木真澄氏が、キューバの名門ラムブランドの名を冠した1996年の「ハバナクラブ・カクテル・コンペティション」のために考案したカクテルです。この大会で金賞を受賞し、その評価をきっかけに、多くのバーやカクテル愛好家に親しまれるようになりました。
「カリビアン」はカリブ海周辺の地域を指し、ラムの故郷でもあります。ラムの大会にふさわしい名前といえます。「アイスバーグ」は氷山のことで、合わせると「カリブ海の氷山」という意味になります。
その情景は、グラスの中にそのまま描かれています。ブルーキュラソーが底に沈み、その上をクラッシュアイスが満たすことで、南国の海に浮かぶ氷山のような幻想的な風景が生まれます。目でも舌でも楽しめる、アートのような一杯です。
特徴・味わい

カリビアンアイスバーグは、トロピカルな甘さと見た目のインパクトを両立した、五感で楽しめるカクテルです。キウイとライチのリキュールが華やかな果実の香りを、パイナップルがジューシーな甘酸っぱさを添え、ゴールドラムがまろやかなコクで全体を支えます。
ブルーキュラソーが底に沈むのは、ほかの材料よりも糖分が多く重いためです。この深い青の層が、氷山のような見た目を生み出しています。
私なら、必ずクラッシュアイスをグラスにぎっしり詰めます。最後のひと口まで冷たさを保ち、層の美しさもきれいに残せるからです。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

作り方のポイント
- ブルーキュラソーを勢いよく注ぐ(よくある失敗)・・・ブルーキュラソーを素早く注いだり、全体を混ぜたりしてしまう方が多くいます。すると、青がキウイやパイナップルの黄緑色と混ざって、グラス全体が緑色になってしまいます。バースプーンやストローに沿わせてゆっくり注ぐと、きれいに底へ沈みます。
- 乾いた作りたてのクラッシュアイスを使う・・・溶けかけたクラッシュアイスは余分な水分を加え、フルーツの風味をぼやけさせてしまいます。氷は出す直前に砕き、溶けた水を切っておけば、鮮やかで冷たく、風味豊かな一杯に仕上がります。
- キューバスタイルのゴールドラムを選ぶ・・・軽く熟成させたなめらかなゴールドラムが、ほのかなバニラとキャラメルの香りでフルーツリキュールを支えます。私なら、ハバナクラブ・アネホ・エスペシャルのようなキューバスタイルのラムを選びます。このカクテルが生まれた大会にちなんだ、ふさわしい選択だからです。
アレンジ
- スノースタイルとオレンジ・ローズマリーの飾り・・・グラスの縁に砂糖をつけ、オレンジスライスとローズマリーを飾ります。砂糖の縁がひと口ごとをやわらかくし、ローズマリーのハーブの香りが、トロピカルなフルーツに爽やかで上品なコントラストを添えます。
- フローズン・カリビアンアイスバーグ・・・ラム、リキュール、パイナップルジュースをクラッシュアイスと一緒にミキサーにかけてなめらかにし、グラスに注いでからブルーキュラソーを沈めます。シャーベットのような食感で、より爽快な、暑い夏にぴったりの一杯になります。
相性の良い食べ物・おつまみ
- ココナッツシュリンプ・・・ココナッツの衣をまとったサクサクのエビが、カクテルのトロピカルな個性と響き合い、パイナップルの酸味が揚げ物の衣を軽くして、ひと口ごとに軽やかに楽しめます。
- ジャークチキン・・・カリブのジャークスパイスが温かさとスモーキーな辛さを添え、キウイやライチの甘さが口の中を落ち着かせてくれる、島らしい甘辛の定番の組み合わせです。
- トロピカルフルーツの盛り合わせ・・・マンゴー、パパイヤ、フレッシュなキウイがフルーツリキュールと重なり、そのみずみずしさでカクテルがいっそう明るく感じられます。海辺のフルーツデザートのような組み合わせです。
材料リスト
オーク樽で2~3年熟成したブレンド。ダークラムに匹敵するリッチで厚みのある味わいと、スムースな後味が魅力のゴールドラムです
ボルスが手掛ける果実感と爽やかさを味わえるキウイのお酒。 フレッシュなキウイの豊かなフレーバーに柑橘系とメロンのニュアンスを備えた、きわめて軽やかで飲みやすいリキュール。
フランス生まれのライチリキュール。ライチの上品な香りとテイストが特徴的で、滑らかな口当たりと爽やかな香りが果実系ジュース以外にもソーダやトニックウォーターとの相性も抜群です。
レストランやホテルなどのプロ・ユースの販売数で第1位の実績を誇っています。ビターオレンジからつくった甘酸っぱさとほろ苦さのバランスが絶妙が特徴です。
バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。
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