レシピ
材 料
Recipe no.041
- ブランデー・・・・・・・・・・・45ml
- レモンジュース・・・・・・・・・10ml
- オレンジジュース・・・・・・・・80ml
- グレナデンシロップ・・・・・・・2tps
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
作り方
グラスは、ワイングラス、コブレット、ハリケーングラス が最適です。
- Step 1 = グラスに氷、ブランデー、レモンジュースを入れます。
- Step 2 = オレンジジュースを満たし、ビルド をします。
- Step 3 = 最後にグレナデンシロップを、バースプーンの背中を使って底へ沈めます。
- アルコール度数 = 12% ~ 13% 前後
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由来・特徴・感想

カリフォルニアはアメリカ西海岸の街の事、サンセットは夕日の事です。 テキーラ・サンライズと同じくオレンジジュースが夕日に染まった空、グラスの底に沈めたグレナデンシロップを沈みゆく夕日をモチーフにしたカクテルです。
ブランデーの香りに、柑橘系酸味のレモンジュースを加え、フルーティーな甘みのオレンジジュースで割り、ザクロシロップの甘みを加えたレシピで、ブランデーのクセをレモンジュースとオレンジジュースが和らげているため、とても飲みやすくなっています。 フルーティーな甘みの中に、少しの酸味とブランデーの風味が感じられるカクテルです。テキーラの独特な味がなじめない方はこっちのカクテルをお勧めします。
このカクテルで使う材料

カクテルの材料
グレナデンシロップ

グレナデンシロップとは、ざくろの果汁に砂糖を加えてつくったノンアルコールのシロップ。 現在ではざくろのみではなく、木イチゴ、カシス、エルダーフラワーなど様々なベリーを使って作られています。
カクテルでは、色を付けるために使われたり、風味を加えるため、甘みを足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。
グレナデンシロップのグレナデンとは、フランス語で「 グルナディンヌ grenadine 」が少し変わってグレナデンとなりました。 意味は直訳すると「 ざくろから生まれた物 」になり、グレナデンのみではシロップの意味はありません。日本やフランスなどではグレナデンシロップとざくろのシロップは同じものという考えがありますが、アメリカやイギリスなどの英語圏では数種類のベリーをまぜたシロップという認識が一般的です。
ちなみにオーデスローエ・グレナデンというリキュールが存在していますが、これはざくろのリキュールであって、製法もグレナデンシロップとは違いますし、アルコールが入っていますので別物という認識が必要です。
- グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ
ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
材料の沈め方・浮かし方

カクテルの中に 2色になったものが多数あります。(中には何層にもなったカクテルもあり、有名なもので上記写真のプース・カフェがあります)
これらの層になっているカクテルは、材料比重の重い物から入れて作っています。 そのままグラスに材料を入れてしまうとできませんが、混ざらないようにゆっくり入れるとできます。 その際に使うのがバースプーンです。
- Step 1 = まず沈める材料をメジャーカップや、小さなグラスなどに必要な分量を入れておきます。( 瓶からそのまま入れる場合もありますが、瓶が重く、多く出てしまう可能性があるので初心者の方は特におすすめできません )
- Step 2 =バースプーンの先を下に向けます。(スプーンの背中が上になるようにする)
- Step 3 = 次に下に向けたバースプーンの先端をグラスの内側の上の方のに当てます。
- Step 4 = 用意した沈める材料をバースプーンの背中にゆっくりと流します。

これで比重の重い材料は底へ、軽いものは上へ浮かび、層があるカクテルができます。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスと並び、みんなが知っているグラス。
ほかのグラスに比べて種類が多いのが特徴。 歴史も古く古代ローマ時代にはすでに存在していたとされる記録が残っている。
素材も銀製、ガラス製、クリスタル製とあり、形も飲むワインによって違うものが存在する。
容量が150mlくらいのものが白ワイン。200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的だが、ワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがある。
コブレット Coblet
コブレットとはグラスに土台と足が付いた杯の事です。
シャンパングラス、カクテル・グラス、ワイングラスと違い足が短い上に内容量も多く入るので、日常で使う事も出来ます。
氷をたっぷり使うカクテル、またはビールなどのカクテルを飲む際に使用する。
300mlが一般標準サイズ。

ハリケーングラス Hurricane grass

ハリケーングラスの「 ハリケーン 」とは台風のことではなく、「 ハリケーンランプ 」と呼ばれるランプまたはランタンの形に似ていることから付きました。 他のグラスに比べて大容量なため、主にトロピカルドリンクやミックスドリンクに使われることが多いです。
480ml ~ 600ml の内容量が入るものが一般的です。
- グラス 紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルで使う道具
