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レシピ
材 料
Recipe no.118
- ブランデー・・・・・・・・・・45ml
- グレナデンシロップ・・・・・・10ml
- ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
技法 = ビルド
※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと
作り方
グラスは、ワイングラス、コリンズグラス、シャンパングラスのフルート型 がおすすめです。
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特徴・感想
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/ブランデー・コニャック・ヘネシー.jpg)
スプリッツァーの白ワインをブランデーに変更したものが今回ご紹介するブランデー・スプリッツァーです。 スプリッツァーの派生カクテルとして生まれました。 レシピにはグレナデンシロップと記載しましたが、他のフルーツフレーバーに変えてみて、自分の好みを探すのも面白いかと思います。
味は、ブランデーの香りをソーダで割るスタイルで、いわゆるブランデーソーダ割りです。 違いはグレナデンシロップが入っていることで、ザクロシロップの甘味が加わったカクテルです。
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関連 カクテルレシピ リスト・一覧
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/ブランデー・レシピ一覧・アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/ソーダ・レシピ一覧・アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/04/スプリッツァー・レシピリスト・アイキャッチ.jpg)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/03/準備中.jpg)
※ 画像をクリックすると、レシピ リスト・一覧ページへジャンプします。
〚 他のカクテル レシピリスト 〛
このカクテルに使う材料
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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スプリッツァーの由来・バリエーション
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/スプリッツァー・アイキャッチ.jpg)
スプリッツァーの由来
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/01/ザルツブルク.jpg)
Photo = オーストリア・ザルツブルグの街
スプリッツァーとは、白ワインベースの代表的存在なカクテルで、世界でも様々な国で飲まれています。 いつ生まれたのかは不明ですが、誕生した国はオーストリアのザルツブルクで、ドイツの国境付近にあり、音楽の歴史では必ずその名前が出るモーツァルトの生まれ故郷として有名な街です。
現在ザルツブルクはオーストリアという国の中にありますが、モーツァルトが活躍していた18世紀は、ドイツ国民の神聖ローマ帝国に属していました。 そのためこのスプリッツァーとはドイツ語で「 はじける 」( シュプリセン spritzen )から名前が付いたと言われています。
現在でもザルツブルク音楽祭( 別名・モーツァルト記念音楽祭 )では、スプリッツァーが提供され飲まれているそうです。
スプリッツァーのバリエーション
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/スプリッツァー・種類.jpg)
- スプリッツァー・・・・・・・・・白ワインとソーダを1:1で割ったカクテル。 スプリッツァーの本家本元的存在のカクテル。
- スプリッツァー・ルージュ・・・・スプリッツァーの白ワインを赤ワインに変えたカクテル。
- アペロール・スプリッツ・・・・・アペロールとオレンジジュースを加えたレシピ。
- エメラルド・スプリッツァー・・・マスカットリキュールを加えたスプリッツァー。
- ビア・スプリッツァー・・・スプリッツァーのソーダをビールに変えたレシピ。 お好みでレモンなどを加える。
- スプリッツァーのバリエーションレシピ 一覧・リストは ⇒ コチラ
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今回紹介したカクテルの材料
グレナデンシロップ
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/グレナデンシロップ・アイキャッチ.jpg)
グレナデンシロップとは、ザクロの果汁に砂糖を加えてつくったノンアルコールのシロップ。 現在ではザクロのみではなく、木イチゴ、カシス、エルダーフラワーなど様々なベリーなどを使って製造されています。
カクテルでの使用は、色を付けるために使われたり、風味を加えるためや、甘味を足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。
グレナデンシロップのグレナデンとは、フランス語で「 グルナディンヌ grenadine 」が少し変わってグレナデンとなりました。 意味は直訳すると「 ザクロから生まれたもの 」になり、グレナデンのみではシロップの意味はありません。
日本やフランスなどではグレナデンシロップとザクロのシロップは同じものという考えがありますが、アメリカやイギリスなどの英語圏では数種類のベリーをまぜたシロップという認識が一般的です。
ちなみにオルスデローエ・グレナデンというリキュールが存在していますが、これはザクロのリキュールであって、製法もグレナデンシロップとは違いますし、アルコールが入っていますので別物という認識が必要です。
- グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ
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ビルドとは?
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/バースプーンの使い方・アイキャッチ.jpg)
材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/バースプーン-2.jpg)
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルを飲むタイミング用語 TPO
オールデイカクテル All day
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC.jpg)
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナー・カクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果もあるそうです。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。 現在では西洋料理に飲まれることが文化として定着しています。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/09/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E9%A3%9F%E5%89%8D%E9%85%92.jpg)
お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦みがり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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このカクテルのおすすめ グラス
ワイングラス Wine glass
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2023/06/グラス・ワイングラス-3.jpg)
基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。
コリンズグラス Collins
背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの
「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、その名前が付いたのが最初と言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。
他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあり、別名の多いグラスです。 これだけ名前が多いということは、それだけ様々な場面で多くの人に使われているという事かもしれません。
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2022/12/グラス・コリンズグラス.jpg)
背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。
シャンパングラス Champagne glass
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/uploads/2021/11/グラス・シャンパン・セット.jpg)
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。 先に誕生したのはクープ型です。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルに使う道具
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://hakaru-kk.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)