ブランデー・スプリッツァー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデーのソーダ割り )

レシピ

材 料

Recipe no.118

  • ブランデー・・・・・・・・・・45ml
  • グレナデンシロップ・・・・・・10ml
  • ソーダ・・・・・・・・・・・・Full

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスは、ワイングラスコリンズグラスシャンパングラスのフルート型 がおすすめです。

アルコール度数 = 7% ~ 8% 前後

特徴・感想

スプリッツァーの白ワインをブランデーに変更したものが今回ご紹介するブランデー・スプリッツァーです。 スプリッツァーの派生カクテルとして生まれました。 レシピにはグレナデンシロップと記載しましたが、他のフルーツフレーバーに変えてみて、自分の好みを探すのも面白いかと思います。

味は、ブランデーの香りをソーダで割るスタイルで、いわゆるブランデーソーダ割りです。 違いはグレナデンシロップが入っていることで、ザクロシロップの甘みが加わったカクテルです。

スプリッツァーの由来・バリエーション

スプリッツァーの由来

オーストリア・ザルツブルグの街

スプリッツァーとは、白ワインベースの代表的存在なカクテルで、世界でも有名です。 何時生まれたのかは不明ですが、誕生した国はオーストリアのザルツブルクで、ドイツの国境付近にあり、音楽の歴史では必ずその名前が出るモーツァルトの生まれ故郷として有名な街です。

現在ザルツブルクはオーストリアという国の中にありますが、モーツァルトが活躍していた18世紀は、ドイツ国民の神聖ローマ帝国に属していました。 そのためこのスプリッツァーとはドイツ語で「 はじける 」( シュプリセン spritzen )から名前が付いたと言われています。

現在でもザルツブルク音楽祭( モーツァルト記念音楽祭 )では、スプリッツァーが提供されているそうです。

スプリッツァーのバリエーション
  • スプリッツァー・・・・・・・・・白ワインとソーダを1:1で割ったカクテル。 スプリッツァーの本家本元的存在のカクテル。
  • スプリッツァー・ルージュ・・・・スプリッツァーの白ワインを赤ワインに変えたカクテル。
  • エメラルド・スプリッツァー・・・マスカットリキュールを加えたスプリッツァー。
  • ビア・スプリッツァー・・・スプリッツァーのソーダをビールに変えたレシピ。 お好みでレモンなどを加える。

カクテルの材料

グレナデンシロップ

グレナデンシロップとは、ざくろの果汁に砂糖を加えてつくったノンアルコールのシロップ。 現在ではざくろのみではなく、木苺、カシス、エルダーフラワーなど様々なベリーを使って作られています。

カクテルでは、色を付けるために使われたり、風味を加えるため、甘みを足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。

  • グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ

ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

今回使用するグラス

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスと並び、みんなが知っているグラス。

ほかのグラスに比べて種類が多いのが特徴。 歴史も古く古代ローマ時代にはすでに存在していたとされる記録が残っている。

素材も銀製、ガラス製、クリスタル製とあり、形も飲むワインによって違うものが存在する。

容量が150mlくらいのものが白ワイン。200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的だが、ワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがある。

コリンズグラス Collins

背の高い円柱形の細いグラス。 別名トールグラス・チムニーグラスとも呼ばれます。

カクテル「 ジョン・コリンズ 」が名前の由来で、細長いのは、炭酸を抜けにくくするためにこの形になっている。

容量 270ml ~ 360mlくらいが一般的。

シャンパングラス Champagne glass

シャンパングラスは主に口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」がある。

クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。 当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにもつかわれたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。