コルコバードのカクテルレシピ・作り方・特徴｜テキーラ + ドランブイ + ブルーキュラソー + ソーダ

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ブラジル・リオデジャネイロの青い空と海を思わせる、鮮やかなブルーが美しい「コルコバード」。テキーラのスパイシーさとドランブイのハーブ香、ブルーキュラソーの甘味が複雑に調和した一杯です。まるで南国のリゾートにいるような爽やかさ。見た目も味も楽しめる、特別なカクテルをご紹介します。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.644

テキーラ・・・・・・・・・・・30ml
ドランブイ・・・・・・・・・・30ml
ブルーキュラソー・・・・・・・30ml
ソーダ・・・・・・・・・・・・Full

※ Full = グラスの8割～9割まで満たす適量のこと

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーに、テキーラ、ドランブイ、ブルーキュラソー、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れます。

シェーカーの使い方 ➡

Step

炭酸をステアする

泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1～2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。

ステアのやり方 ➡

技法 = シェーク & ステア
グラス = コリンズグラス
アルコール度数 = 15% ～ 16% 前後
最適なTPO = 日中
カクテル言葉 = 「前向きに人の後ろ盾となる守護神」
カクテル誕生日 = 「 7月10日」

コルコバードの特徴・動画

由来・誕生

Photo｜丘の上からみたリオデジャネイロ｜画像 Wikipedia

「コルコバード（Corcovado）」とは、ポルトガル語で「隆起のある」や「湾曲」という意味を持つ言葉です。ブラジル・リオデジャネイロにある標高710メートルの丘の名前で、頂上に立つ巨大なキリスト像で世界的に知られています。

このキリスト像は1922年のブラジル独立100周年を記念して建てられました。人口の80%がクリスチャンであるブラジルの信仰を象徴するもので、約10年の歳月をかけて完成。台座の下から高さ約40メートル、両手を広げた幅約30メートル、重さ635トンという圧倒的なスケールを誇り、現在ではリオデジャネイロのシンボルとして多くの観光客が訪れる場所となっています。

このカクテルの正確な起源は特定されていませんが、コルコバードの丘から見える美しい海岸線と透き通るような青い空をイメージして、バーテンダーによって創作されたと考えられています。鮮やかなブルーの色合いが、南国の空と海を思わせる視覚的な美しさを演出しているのです。

特徴・味わい

リオデジャネイロの青い空と海を思わせる、鮮やかなブルーが印象的なカクテルです。ベースとなるテキーラは、アガヴェという植物から作られるメキシコの蒸留酒。独特のスパイシーな風味と爽やかな香りが特徴です。そこにドランブイというスコッチウイスキーベースのリキュールを合わせます。ヘザーハニーと呼ばれる蜂蜜とハーブが織りなす甘く芳醇な香りが魅力的。さらにブルーキュラソーのオレンジの甘味と鮮やかな青色、そしてソーダの爽快感が加わります。

グラスに注がれた液体は、まるで南国の海を切り取ったような美しい青色。一口飲めば、テキーラのスパイシーさとドランブイのハーブの香りが複雑に絡み合い、ブルーキュラソーの甘味がそれらを優しく包み込みます。炭酸の軽やかな刺激が喉を通り抜け、爽やかな余韻を残すのです。「前向きに人の後ろ盾となる守護神」というカクテル言葉にふさわしい、力強さと優しさを併せ持つ一杯。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・タコスやナチョスといったメキシカン料理との相性が抜群です。テキーラのスパイシーさがスパイスの効いた料理と調和し、ブルーキュラソーの甘味が辛味をマイルドに包み込んでくれます。
作り方のポイント・・・テキーラ、ドランブイ、ブルーキュラソーをシェーカーでしっかりと混ぜ合わせることで、各材料の風味が一体化します。ソーダは最後にゆっくりと注ぎ、1～2回転だけステアして炭酸を保ちましょう。
飲み方の注意・・・見た目の美しさと飲みやすさから、つい飲むペースが速くなりがち。アルコール度数は15～16%としっかりあるので、ゆっくりと味わいながら楽しむのがおすすめです。複雑な風味の変化を感じてください。
おすすめのシーン・・・日中のリラックスタイムや、友人との集まりにぴったり。鮮やかなブルーの色合いが華やかさを演出するため、パーティーやお祝いの席にもおすすめ。南国気分を味わいたい時にも最適な一杯です。