カーディナル のカクテルレシピ・作り方や特徴・由来|赤ワインとカシスのカクテル

ワインベースロングカクテルのカーディナル

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深紅のワインにカシスをとろりと重ねた「カーディナル」は、ボジョレー地方発祥のエレガントな一杯です。ベリーの甘酸っぱさとワインの渋みがふわりと広がり、仕事終わりや週末のご褒美にぴったり。バー初心者でも楽しめる贅沢な味わいをぜひ試してみてください。

目次
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レシピと作り方

材 料

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作り方

Point = 濃度が大きく違う材料なので 希釈熱 が発生し、美味しくありません。材料はよく冷やしておくか、ミキシンググラス ステア しましょう。

  • 技法 = ステア
  • グラス = ワイングラス
  • アルコール度数 = 15% ~ 16% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 優しい嘘 」
  • カクテル誕生日 = 「 8月28日 」

カーディナルの詳細・動画

カーディナルとカクテルの由来

枢機卿

「 カーディナル 」とは「 枢機卿 すうききょう 」の事で、すうきけいとも読むこともあります。

枢機卿とは、簡単に言うと「 教皇の選挙人 」です。カトリック教会で教皇に次ぐ最高の行政職で、名前はラテン語の「 かなめ( Cardo )」に由来しています。ローマの主要教会の聖職者代表を意味し、教皇選挙への俗人の介入を防ぐため、11世紀に枢機卿団のみが教皇選挙有権者と定められました。

フランス・ボジョレーで生まれたとされる、キールの“赤版”です。カシスの深紅をカトリックの枢機卿の法衣に見立てて名づけられ、別名はキール・カーディナル。一説ではボジョレーを用いるのが本式とも言われます。

特徴と味わい

グラスに注ぐ赤ワイン

深紅の一杯は、ボジョレーの果実味とクレーム・ド・カシスの甘やかさが寄り添う“キールの赤版”です。グラスに注ぐと、ルビー色がゆらり、とろり。立ちのぼる香りは黒すぐり、熟したベリー、ほんのり葡萄の皮のニュアンス。

口に含むと最初にカシスがふわり、そのすぐ後ろをワインの酸と穏やかな渋みがすっと通り、舌ざわりはシルキー。氷を合わせれば「カラン」と涼音が重なり、後味にベリーの甘酸っぱさと上品なほろ苦さが長く尾を引きます。

教会の法衣を思わせる色彩と、気分を切り替える軽やかな高揚感。仕事帰りの“最初の深呼吸”に、とてもよく似合います。


Point|バーテンダーからのおすすめ

・合わせるつまみは、塩味のきいたナッツや軽いチーズが好相性
・冷えたグラスを使用すると香りと輪郭が締まります
・甘さ控えめにしたい日はカシスを控えめに、果実感を強めたい日はやや多めに
・氷は入れるなら少なめで、ステアは軽く“1〜2周”が目安

レシピ動画

材料リスト

フランス・ボジョレー全域から選ばれたぶどうのみ選定。果実や花の香りが豊で、軽やかさ、フルーティさが特徴。ボジョレーならではの魅力がふんだんに詰まった1本です。

ブルゴーニュ産のカシス中でも厳選された良質なものを選び、保存料・添加物を一切加えず、カシス本来のフルーティーな香りと味わいを引き出した一品です。

キールのバリエーション

ワインベースロングカクテルのキール

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