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ルネサンス絵画のような美しい赤紫色が目を奪う「ティツィアーノ」。グレープの芳醇な甘さとスパークリングワインの爽やかな泡が織りなす、華やかで優雅な一杯です。アルコール度数も控えめで飲みやすく、食前酒として最適。芸術と美食が融合した、イタリア生まれの魅惑的なカクテルをぜひ体験してください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.529
- グレープジュース・・・・・・・60ml
- グレナデンシロップ・・・・・・1tsp
- スパークリングワイン・・・・・Full
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
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作り方

スパークリングワインとグレープジュースはあらかじめよく冷やしておきましょう。
グラスにグレープジュース、グレナデンシロップを入れ軽くステアします。
泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1~2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。
- 技法 = ステア
- グラス = シャンパン・フルート
- アルコール度数 = 7% ~ 8% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 人に喜びや楽しみを与える心優しき人 」
- カクテル誕生日 = 「 1月31日 」
ティツィアーノの詳細・参考動画
由来と歴史

Photo|ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 1567年頃|画像引用 Wikipedia
ティツィアーノは、イタリア・フィレンツェの名店「ハリーズ・バー」で誕生した、ワインベースの代表的カクテル「ベリーニ」のバリエーションです。ベリーニシリーズは画家の名前をカクテル名に冠しており、このティツィアーノも、ルネサンス期のヴェネツィア派を代表する巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオに由来します。彼の絵画が持つ鮮やかな赤色の色彩感覚と、このカクテルの美しい色合いが重なることから名付けられました。16世紀に活躍した画家の芸術性を、現代のグラスの中に表現した一杯です。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオの生まれた年は定かではなく、メトロポリタン美術館などでは1488年頃生まれとされていて、この時代では珍しく長命であったという事は定かではあるものの、享年は86歳~88歳辺りと言われています。肖像画、風景画、古代神話、宗教関連などその当時描かれていた分野は全て描くことができる才能を持ち、作風は年代が変わるにつれて変化しているものの、生涯その独特な色彩感覚は変わることがありませんでした。

Photo|聖母被昇天 1518年|画像引用 Wikipedia
奔放な筆使いと繊細なタッチはそれまでなかったものを積極的に使い、その後の西洋絵画に大きな影響を与えました。1516年~1518年の2年間を費やし描かれた「 聖母被昇天 」を完成させ、その完成した年にサンタマリア・グロリオーザ・ディ・フラーリ聖堂に設置されると、評価が瞬く間に上がり、ティツィアーノの名声を確固たるものにしました。
その後ジョヴァンニ・ベッリーニが亡くなった後に、後継人として公式画家に就任が決まったり、国外からも注文が入るようになりました。ティツィアーノの名前は、イタリアのルネサンス期の画家、ティツィアーノ・ヴェチェッリオに由来します。彼の絵画が持つ鮮やかな色彩と、このカクテルの美しい赤色が似ていることから名付けられました。
特徴・味わい

ティツィアーノの最大の魅力は、その目を奪う美しい色合いにあります。グレープジュースとグレナデンシロップが織りなす深い赤紫色は、まるでルネサンス絵画を思わせる芸術的な仕上がり。グラスに注いだ瞬間、スパークリングワインの細やかな気泡が宝石のように立ち上り、視覚的な華やかさを演出します。
味わいは、グレープの芳醇な甘さとスパークリングワインの爽快な酸味が絶妙に調和しています。口に含むと、まずぶどうの濃厚でフルーティーな香りがふわりと広がり、次にグレナデンシロップのほんのりとした甘味が舌を包み込みます。スパークリングワインの軽やかな泡が舌を刺激し、喉を通る瞬間には爽快な酸味が心地よく残ります。甘さと酸味のバランスが取れているため、甘すぎず飲みやすく、アルコール度数も控えめで初心者の方にもおすすめ。食前酒として料理への期待を高めてくれる、優雅で親しみやすい一杯です。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・生ハムやカプレーゼ、チーズの盛り合わせなどイタリア料理の前菜と好相性。フルーツタルトやベリー系のデザートとも相性抜群で、食前から食後まで幅広く楽しめます。
- 作り方のポイント・・・スパークリングワインとグレープジュースは事前によく冷やしておくことが重要。スパークリングワインを注ぐ際は泡を潰さないよう静かに注ぎ、ステアは1〜2回転だけで十分。氷は入れずに作るのが基本です。
- 飲み方の注意・・・炭酸が抜けないうちに飲み切るのがベスト。甘めの味わいなので、ゆっくり味わいながら楽しみましょう。空腹時に飲むとアルコールが回りやすいため、軽いおつまみと一緒に楽しむのがおすすめ。
- アレンジ提案・・・グレープジュースを白ぶどうのジュースに替えると、より爽やかな味わいに変化します。フレッシュなぶどうの実を浮かべると、見た目がさらに華やかに。ミントの葉を添えると、清涼感が増して夏にぴったりの一杯になります。
参考動画
- 参考動画| Muse Amuse Channel Home
材料リスト
シトラスや白い花の蜜の香りが感じられ、フレッシュな果実感、キリッとした酸味、ほんのりと感じる甘味を柔らかな泡立ちで楽しめる一品です。
ワイン醸造用の高級品種とコンコード種を贅沢にブレンドした、濃厚で深みのある味わい。ポリフェノールたっぷりで健康的、ノンアルコールでも本格的なぶどうの芳醇さが楽しめる逸品です。
最高のフルーツを厳選して使用し、果肉の風味を生かした昔ながらのホームメイド作法で造っています。保存料を一切使わずにナチュラルさにこだわり、その高品質さが最大の特徴です。
ベリーニのバリエーション
- ベリーニ・・・・・・ピーチジュースとスパークリングワインの飲みやすいカクテル
- プッチーニ・・・・・ピーチジュースをマンダリンジュースに変えたレシピ
- ロッシーニ・・・・・ピーチジュースを苺のピューレに変えたレシピ
- ティントレット・・・ピーチジュースを除き、フレッシュザクロジュースを使うレシピ
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