グランマルニエオレンジ|カクテルレシピ・作り方・特徴|オレンジキュラソー + オレンジジュース

リキュールベースロングカクテルのグランマルニエオレンジ
目次
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レシピと作り方

グランマルニエオレンジの材料

Recipe no.473

  • グランマルニエ・・・・・・・・45ml
  • オレンジジュース・・・・・・・Full
  • オレンジスライス
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと

  • オレンジキュラソーの詳細ページは ⇒ コチラ

グランマルニエオレンジの作り方

グラスは タンブラーグラスゴブレットコリンズグラスワイングラス などがおすすめです。

STEP
材料を合わせる

グラスに氷、グランマルニエ、オレンジジュースを入れます。

STEP
ステアする

しっかりとステアをすれば完成です。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 9% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 動きとリズムで自分を表現する精霊 」
  • カクテル誕生日 = 「 8月5日 」

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グランマルニエオレンジの特徴

生搾りのオレンジジュース

由来と歴史 〛・・・グランマルニエオレンジは、グランマルニエが誕生して以来、世界中のバーテンダーによって様々なアレンジが試されてきた中で、最もシンプルかつ普遍的な飲み方の一つとして定着しました。グランマルニエの華やかな香りと、オレンジジュースの爽やかさが、これほどまでに美しく調和するとは、まさに奇跡のような組み合わせと言えるでしょう。


特徴と味わい 〛・・・今回紹介した「 グランマルニエオレンジ 」のグランマルニエとは、オレンジの果皮をスピリッツに漬け込んだ甘味とフルーティーな香りのあるフランス産のオレンジキュラソーのことです。 オレンジキュラソーの中でも特に使われているブランドで、こだわったオレンジと製法で世界中で使われている一品です。

  • 芳醇なオレンジの香り:グランマルニエのオレンジの香りが、カクテル全体に華やかさを添えます。
  • 上品な甘味:グランマルニエのコニャックベースが、カクテルに深みと上品な甘味を与えます。
  • 爽やかな酸味:オレンジジュースの酸味が、甘さを引き立て、爽やかな後味に。
  • 美しい見た目:オレンジ色の美しい見た目が、気分を高揚させてくれます。

魅 力 〛・・・通常オレンジキュラソーはベースとして使われることは少なく、殆どがベースのお供として香り付けや甘味を加えるために使われます。しかしオレンジの果皮を漬け込んでつくられたリキュールをオレンジジュースで割るというとてもシンプルで、相性が悪いはずがないカクテルなので、ベースとしてもおすすめできる一品となっています。

  • シンプルながらも奥深い味わい:シンプルな材料で作られているにも関わらず、グランマルニエの複雑な味わいが、カクテルに奥行きを与えます。
  • 特別な日のカクテルに最適:華やかな見た目と上品な味わいは、特別な日のカクテルにぴったりです。
  • 幅広い層に人気:フルーティーで飲みやすいので、女性はもちろん、男性にも人気があります。

まとめ 〛・・・つくるのも簡単で、お家カクテルのリストに加えれるのではないかと思います。ぜひ市販のオレンジジュースではなくフレッシュのオレンジジュースで飲むことをおすすめします。

グランマルニエオレンジは、グランマルニエの芳醇な香りと、オレンジジュースの爽やかな酸味が絶妙に調和した、上品で華やかなカクテルです。特別な日のカクテルとして、また、自分へのご褒美としてもおすすめです。ぜひ、一度味わってみてください。

グランマルニエオレンジの材料

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ベースのお酒・オレンジキュラソー

樽貯蔵庫を背景にしたリキュール・オレンジキュラソーのグランマルニエ

オレンジキュラソーとは、ブランデーや他のスピリッツをベースにオレンジの果皮を漬け込んで風味づけをし、人工着色料を使ってオレンジ色にした果実系リキュールの一つです。

名前にオレンジと入っているように、見た目は橙色をしており、使い方は基本的にホワイトキュラソーと同じです。中身はホワイトキュラソー同様オレンジの風味と華やかな香りがあり、リキュールなので甘味もあります。

キュラソーの歴史

ベネズエラ・オランダ領キュラソー島

Photo|ベネズエラ北 オランダ領 キュラソー島

キュラソーとは、南米のベネズエラの北海にあり、現在はオランダ領となっている島です。

この島は1499年にスペイン人によって発見されます。 元々は先住民であるアラワク諸族が住んでいましたが、1527年からスペイン人に労働奴隷として連れていかれるようになり、現在ではほぼ絶滅しているそうです。

その後の1634年に、オランダ艦隊がキュラソー島に居たスペイン人を追い出し、砦を建設しました。

その後港と建設するとトウモロコシや落花生、塩などの生産で栄えるようになり、 貿易の拠点に相応しい位置に島が存在していたことから、様々な国が寄るようになりました。

17世紀後半に、キュラソー島内で採れるオレンジをオランダ人が本国へ持ち帰り、アルコールに浸してオレンジリキュールが作られました。 そして現在ではオレンジリキュールのみではなく、ホワイト・オレンジ、ブルー、グリーン、レッドと様々な着色を行ったキュラソーシリーズが定着をしています。

原料・製造

オレンジと花

オレンジキュラソーもブルーキュラソー同様人口着色での色付けを行っており、オレンジの果実などが入っているわけではありません。 あくまでの果皮をアルコールに漬け込んだものです。

ジンウォッカなどのようにベースとして使われることは少ないですが、その爽やかさから多くのスピリッツや様々なリキュールなどと相性が良く、カクテルとして使われることがほとんどです。 カクテルレシピを並べてみれば、キュラソーを使っているカクテルはかなり多くあります。他にもカクテルのみに留まらず、その爽やかな香り、程よい甘味を持っているため、お菓子作りにも使われることが多いです。

オレンジキュラソーの主なブランド

ー ブランド比較表 ー

項目 / ブランドグランマルニエボルス
原産国フランスオランダ
主要原材料ビターオレンジの皮、コニャックビターオレンジの皮、スイートオレンジの皮、中性スピリッツ
製 法オレンジの皮をコニャックに浸漬・蒸留、砂糖を加えて熟成オレンジの皮を中性スピリッツに浸漬・蒸留、シロップとブレンド
アルコール度数40 %24 %
風 味リッチで複雑、コニャックの深みとオレンジの芳香が融合フレッシュでフルーティー、ビターとスイートオレンジのバランス
用 途高級カクテル、料理、デザートの風味付けカクテル、デザート、料理の風味付け
価 格¥ 2,400 台¥ 1,600 台

グランマルニエ Gran marnier ー

リキュール・オレンジキュラソーのグランマルニエ

1827年フランス中北部のヌフル・ル・シャトーという地域で蒸留所が設立されました。設立者である「 ジャン・バティスト・ラポストール 」は蒸留所設立から優れたオードヴィー( ブランデー )を製造し、評判を上げました。

1880年に ジャン・バティスト・ラポストールの婿養子であるルイ・アレクサンドル・マルニエル・ラポストールは、この当時貴重であったオレンジとコニャックの組み合わせを試みます。 コニャックの香りや気品とオレンジビターを合わせたグランマルニエが誕生しました。

気候や、土地にこだわった自社菜園のオレンジ蒸留酒に、最高のコニャック、マスターブレンダーによる厳選された原酒と、技術、感性を融合したオレンジキュラソーは、他のオレンジキュラソーとは一つ抜き出た存在と言えます。

グランマルニエの「 グラン Grand 」は「 栄光 」を意味し、その歴史と品質を表しています。


ボルス Bols ー

ボルスを発展させたルーカス・ボルスは、世界中から持ち込まれるハーブや薬草、果実を使い試行錯誤し、数多くのリキュールを生み出します。

はじめてリキュールを製造した当時から「 自然の風味を損なわずに、完璧な味わいを引き出す 」という心情を現在も守り続けています。

はじめてリキュールを製造した当時から「 自然の風味を損なわずに、完璧な味わいを引き出す 」という心情を現在も守り続けています。

リキュール・ボルスのオレンジキュラソー

Photo|画像提供 Asahi

  • オレンジキュラソーの詳細ページは ⇒ コチラ

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail ー

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

グランマルニエオレンジのこのカクテルのおすすめ グラス

タンブラーグラス Tumbler glass

タンブラーグラス

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

カクテルグラスゴブレット

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

コリンズグラス Collins glass

コリンズグラス・ゾンビグラス

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、ゾンビーグラスと言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあります。

他のグラスに比べて別名が多くあり、それだけ様々な場面で多くの国々の人達に使われているという事なのかもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。

歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。

ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。

ワイングラス

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。

基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。

グランマルニエオレンジのこのカクテルに使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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