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レシピと作り方
サングリアの材料
Recipe no.453
- 赤ワイン・・・・・・・・・・・適量
- グレナデンシロップ・・・・・・2tsp
- オレンジ、リンゴ、イチゴのカット
- ミントの葉
- このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
技法 = ステア
※ フルーツはワインに合うお好みのものを入れましょう。
サングリアの作り方
グラスは ワイングラス、ゴブレット、タンブラーグラス が使いやすくおすすめです。
ワインとフルーツは冷やしておきましょう。
お好みのフルーツをカットします。
( 切り方は輪切りやくし形などでかまいません。 直接グラスに入れる場合は小さめにカットしましょう )
グラスにカットしたフルーツを入れ、バースプーンで軽く果実を押して汁を出します。
( 強く押すと苦味も出るため軽くするのがポイントです )
- このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
- アルコール度数 = 12% 前後
- 最適なTPO = 日中
- カクテル言葉 = 「 不明 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
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カクテルの詳細
歴史・特徴

〚 由来と歴史 〛・・・今回紹介した「 サングリア 」とは、ワインにカットフルーツなどを漬け込んだスペインやポルトガルで日常で飲まれている定番カクテルです。発祥はこの二か国のどちらかとされていて、それを明確にするものなどは残っていないためわかりません。
サングリアの起源は、スペインやポルトガルの農村地域にまでさかのぼります。古くから地中海沿岸で親しまれていた果実酒をベースに、19世紀頃に現在の形が確立されました。その名は「 血 」を意味するスペイン語「 サングレ 」に由来し、赤ワインの鮮やかな色を表しています。
元々安価なワインや雑味が多いワイン、飲み頃を過ぎてしまったワインを飲めるように工夫していたことが始まりで、大きい器などにワインを入れ、そこに様々なフルーツを入れて雑味を隠したり、フルーティーで飲みやすくしていました。手軽に作れるうえ、豊富なフルーツを使うことで季節感を楽しめる飲み物として、世界中で人気を博しています。
〚 特 徴 〛・・・サングリアの特徴は、何といってもその自由度の高さ。好みのワインとフルーツを組み合わせることで、無限のバリエーションが楽しめます。赤ワインを使えば濃厚でフルーティーな仕上がりに、白ワインを使えば爽やかで軽やかな味わいに変化します。どの家庭でも作れる親しみやすさも魅力です。
味わい・魅力

〚 味わい 〛・・・一口飲むと、まずフルーツの甘味と酸味が広がり、その後にワインの豊かなコクが追いかけてきます。フルーツの自然な甘味とワインの酸味が絶妙に絡み合い、後味は軽やかでさっぱりとしています。冷やすことでより爽快感が増し、特に暑い季節にぴったりの一杯です。
本来スペインやポルトガルなどではピッチャーにワインをボトル一本分ほどと、各種のフルーツをカットしたものを入れ、一晩寝かすのですが、日本では法律上できないため、お好みのカットしたフルーツをワイングラスなどに入れ、ワインを注ぎ飲むスタイルとなります。作り置きができないため、マドラーなどで軽く潰すのも一つの手法かと思います。
〚 魅 力 〛・・・サングリアの魅力は、誰もが簡単に作れて、見た目が華やかであること。パーティーやピクニック、特別なディナーの際にテーブルを彩る存在感があります。また、フルーツの種類やワインの選び方次第で、自分好みのオリジナルレシピを楽しむことができます。
地中海の陽気な雰囲気をそのままグラスに閉じ込めたサングリア。気軽な集まりや特別な日を彩る一杯として、ぜひその魅力に触れてみてください。
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それぞれのワインに合う果実

サングリアの基本ワインは赤ワインですが、他の白ワインやロゼワイン、スパークリングワインも使われることがあります。 そしてそれぞれのワインに合う果実も当然あります。
飲むとフルーティーな香りとワインの香りが混ざり合い、飲みやすくなっています。 サングリアとは赤ワインを使った時の場合で、白ワインを使うときは「 サングリア・ビアンコ 」、スパークリングワインんの時は「 サングリア・スプマンテ 」と呼びます。
- 赤ワイン・・・・・・・・リンゴ・バナナ・オレンジ・イチゴ・ブルーベリー・チェリー・イチジク・キウイ
- 白ワイン・・・・・・・・リンゴ・オレンジ・グレープフルーツ・パイナップル・桃・レモン・ライム・洋ナシ
- ロゼワイン・・・・・・・オレンジ・パイナップル・桃・洋ナシ・キウイ
- スパークリングワイン・・リンゴ・洋ナシ・キウイ・桃
日本でのサングリア

現在ではカクテルの一つとして世界中で飲まれているサングリアですが、ただ日本の一般家庭でつくる事はできないようです。 それは酒税法の中に「 アルコール度数20%以下のお酒を使用したお酒の作り置きを禁止 」しているからです。 ワインはアルコール度数約15%前後のため、日本酒類製造免許を持っていないであろう一般家庭では作ることができません。 しかし日本には昔から家庭でつくられているお酒があります、そう「 梅酒 」です。
では「 この法律は梅酒はどうなるの? 」と思う方は多くいると思います。 この作り置き禁止の法律には細かくルールがあり、アルコール度数の規制だけではなく、原材料にも決まりがあります。ワインの原料であるブドウは禁止項目の中にあり、梅酒に使われる甲類焼酎は禁止項目の中に入っていないのです。
それと梅酒に使われる甲類焼酎のアルコール度数は約35%前後なのでここもクリアしています。 なのでサングリアは違法、梅酒は合法ということになります。 ただ「 作り置き 」しなければ違法にはならないため、その場でつくってその場で飲むのであれば問題ありません。
サングリアの材料




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世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
イギリスの酒類専門誌「 ドリンク・インターナショナル 」が、「 トップセールス( 販売数 ) 」「 トップトレンド( 流行 ) 」をテーマに、厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査をし、ランキング化して毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
- 画像をクリックでランキング総合ページへジャンプします。
ー サングリアのランキング歴 ー
- 2018年・49th / 初選出
- 西暦をクリックで年代別ページへジャンプします。
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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
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今回紹介したカクテルの材料
ー グレナデンシロップ Grenadine syrup ー

誕生・由来・・・グレナデンシロップの誕生は幾つか説があり、その中でも有力なものは、17世紀フランスの農家で誕生したと言われています。
誕生してしばらくは、農家で薬作りや飲み物の材料として利用されていました。19世紀になり、カクテルが普及され始めると、様々な材料と合うことから、グレナデンシロップは注目を浴びるようになり、定番シロップとして使われるようになりました。
製造・原料・・・ザクロの果実からジュースを絞って加熱し、ジュースを濃縮させるため一部の水分を蒸発させます。濃縮されたジュースに砂糖を加え、完全に溶解させます。砂糖の量は、甘さや濃度を調整するために調節されます。砂糖が完全に溶解したら、液体を冷却して完成です。
現在ではザクロのみではなく、木イチゴ、カシス、エルダーフラワーなど様々なベリーなどを使って製造されています。
味わい・香り・・・シロップであるため甘味が最大の特徴ですが、ザクロやベリーを使っているので、フルーティーな香りが感じられ、微かな酸味と果実類の甘味が味わえます。
カクテルでの使用は、色を付けるために使われたり、風味を加えるためや、甘味を足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。
- グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ
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ビルド & ステア

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
ー オールデイカクテル All day cocktail ー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
サングリアにおすすめのグラス
ワイングラス Wine glass

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。
基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
タンブラーグラス Tumbler glass

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
サングリアで使う道具



- このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料